この一人旅を振り返って(南アフリカ編)

2014年、西アフリカがエボラで大変なことになり、2019年にも又一部で流行しました。

イスラム過激派によるテロや爆撃襲撃でとても危ないし、アフリカが危ない大陸だというレッテルはなかなか消えないと思う。






でも、アフリカ大陸に足を踏み入れたことがない人で、南アフリカ一人旅を考えているけど迷っている人がいるのなら、是非行って欲しいです。

犯罪も多いだろうけど、最初のアフリカとしては、すごく楽な方なはず。英語が通じるところが多いだろうし、アフリカのイメージを覆すほど繁栄しているところもあるし。






私はケープタウン中心だったけど、サファリもできるし、南アフリカの中にある小国レソトを訪れるのも楽しいだろうし、もちろん隣国へのフライトもたくさんあるから、長旅で周遊でも飽きないと思う。

運転もお勧めです。右ハンドルだし、左側走行だし、道は整備されているし、ドライブウェイは美しいし、私からすると、難易度がかなり低いです。初海外運転だったけど、「ああ怖かった」とか、全然思わなかった。海外運転練習にはいいと思う。






ところで、実は、この旅行は、自分自身への誕生日プレゼントでした。大事な年と時だったので。帰国して写真を現像し、なぜこんな大事な旅行でこんな写真なのかとショックを受け、もう少し真剣に写真を撮ろうと思うようになりました。すぐに一眼を買うお金はなかったけど、その後一眼とコンパクトの中間ぐらいのカメラを買いました。






そんな私の旅行、覚書はこんな風に終わっています。

「(略)これは、私の大事なワインだ。アフリカでたった一つ私が苦労して買ったまともなものだ。ワインは飲めないから、と思っていたが、何も飲まなくたっていいのだ。いつか飲める日がきたら、その時に開ければいい。飲める日がこなくても、10年後の誕生日には開けるつもりだ。10年後には、さぞおいしいだろう。味がわかれば。」






問題のワインはこちら。

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結局ワインを飲めるようにはならないまま時が流れた上、今ではお酒に対してアレルギー症状が出ます。

アルコールなんて抜けちゃって変な味だろうけど、赤い色なんて消えちゃって青くなっているかもしれないけれど、コルクが腐って瓶を割らなきゃ開かないかもしれないけど、飲もうと思っていた。でも飲まなかった。

そもそも、ワインオープナーという物を買うところから始めなくてはいけなかったらしい。一生開けないつもりはないけど、中身がなくなった瓶だけをとっておくのも虚しいし。これを全部使って牛タンを煮たら、「感動牛タン」が煮えるだろうか。感動牛タンになったかどうか、またいつか追記します。






そして、お土産もう一品は、ヨハネスブルグで買った私が一目惚れした石。ケープタウンで買った灰皿みたいな入れ物のお土産にピッタリとはまっています。

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今も大事に残っている。いつか白魔術に目覚めたら必ず使う予定。

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初めての運転、風邪で高熱、成功した喜望峰に失敗したテーブルマウンテン、現地での日本人と地元人との出会い、たった1週間だったけど、盛りだくさんの旅行でした。

そして、「アフリカの地を踏んだ者は、必ずアフリカへ又戻る」と言う通り、私は又アフリカを訪れ、ケニアで運転することになるのです。


皆さんも是非、「アフリカの地」を踏んでみて下さい。






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-南アフリカレンタカー運転一人旅

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