5日目①「ラサ地図を買って進め→山へ!、日焼けヒリヒリ」

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他の旅行者と同じものしか見ていない自分が嫌で、同じ写真を撮っている自分が嫌で、どこかガイドブックにもないところへ行きたいと思いました。

けれど、ラサからは出られない。更なる高山病が嫌だったし、大体この日がラサ最終日で、時間もなかったし。

そこで、遂に地図を買いました。

普通、市中心部の地図は無料のものがホテルにあったり、インフォメーションデスクにあったりするのだけど、ラサでは見かけませんでした。

その代わり、有料の地図を町で何度か見かけました。地図を「買う」ということが信じられなかったので、地球の歩き方の小さな地図だけで終わらせようと思っていたけれど、ガイドブックの地図では範囲が狭すぎたし、メジャーな観光地しか載っていない。

そしてこの日の朝、ついに有料の地図を買うのです。と言っても、100円か200円ぐらいだったけど。

大きな地図で、それほど詳しくはなかったけど、高低と川は分かりました。でも、それだけで十分。

まず地図を見て、住宅街から離れた少し高い山の麓あたりまで行ってみることに。もちろんタクシーです。

タクシーを拾って、地図を見て指さしました。

「ここへ行って下さい」

了解して山の下の石ころガラガラの道へ行って降ろしてくれましたが、値段でもめました。

何言ってるか分からないので想像するに(また想像)、

「こんな人が来ないようなところまで連れて来たんだから、そんな少ない料金じゃなくてもっと払ってよ。結構な悪路を走ってきたんだから、通常料金じゃ足りないよ」

と言っていたと思う。そんなに距離は走ってないんですけどね。

でも、今回ばかりはご最もかなと思ったので、少し多めにチップとして払いました。それでも安かったけど。

そして降りれば、デーン。こんなとこです。
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家らしきものがないわけではないけど・・・。
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「おお、これがチベットだ!」と一人で感動してました。だって、観光客なんていないし、何だか楽しい。

やっと発見した現地の人は、静かにマニ車をただただ回しているだけでした。
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マニ車とは、チベット仏教の仏具で、こんな風に手で持てる小さいものから、人間の数百倍あるほど大きなものまでたくさんあります。回せば回すだけ功徳を積めるらしいです。だからか、歩きながらくるくるくるくる回しています。五体投地よりずっと多く見かけました。

タクシーで降りたところから、タクシーで来た道を歩いて元に戻ります。何もないけど、ポタラ宮が遠く見えました。
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この砂利道にも、壁画が。観光客なんか絶対来ないようなところにも壁画があるのは嬉しいです。
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どうして上の壁画に布がついてたのかはよく分かりません。タルチョではないみたいだし。でも綺麗についていました。

さて、やっとちょっとした住宅街というか、地図にも少しは道が乗っているような場所まで戻りました。
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私が泊まっていたホステルあたりは、ラサでも繁栄しているほうでした。少し離れて裏路地を歩けば、ちゃんと普通の民家がたくさんあります。

親子を見つけて、ふと足を止めます。ここはこの親子の家の入口らしかった。
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ズームしてみて、おそらくこの子にズボンをはかせていたのだろうことが分かりました。
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話しかけてみようと近寄ってみます。すごく可愛いかった。
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お母さんと話したかったので呼んでみましたが、もういませんでした。トイレだったかな。
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諦めて進むと、ゴミ処理場みたいなところに着くけど、ゴミだかリサイクルだか良く分からない。すごい悪臭でした。
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ここらあたりを境に、道が少し大きくなりました。

子供が目についてしょうがなかった。「こんな高地で大人の私より元気だな」と感心しちゃって・・・。
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ようやくポタラ宮が、(ズームしたら)近くに見えるようになりました。
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けど、まっすぐ行くほど単純ではないのだな。ちょっと脇道へ逸れて街を探検。

売ってました。買えないけど・・・。
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車絶対入れなさそうです。
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店を見つけたけど、別に買うものもなし。ポカリもまだあったし。
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どちらへ行こうか迷います。迷宮みたいで楽しかった。
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そして、遠回りはしてきたけど、ポタラ宮の裏まで着いてしまいます。
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ちょっと大きめのマニ車を持つ人がいました。
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そうかと思うと、おばあちゃん、道端で堂々とお金を数えてます。危ないよう・・・
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お腹がすいた。

でももうヤクは飽きてました。なんかちょっと、ちゃんとしたものが食べたかったです。ヤクもちゃんとしてるけど、そうではなくて、自分が何か分かる食べ物を食べたかったというか、ちょっと清潔安心なトイレがあるところへ行きたかったというか・・・。

そして迷ってると、ホテルの裏側らしきところに入ってしまって、そこからホテルのレストラン(だと思う)に出ました。「出ました」じゃなくて、「入りました」だな。私も何であんなところに入口があったのか分からないけど、向こうも何で正面玄関じゃないところからお客が入ってきたのかとびっくりしたと思います。

そしてまあ、ちょっとしたビュッフェのお食事でした。中華です。
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大して食べなかったけど、満足して出ていきます。

けれど、「ウギャアー」と思うのです。

この日差しの中、この高地のチベットで太陽に燦々と照らされて3時間ほど歩いていた結果、顔首左半分を日焼けしてしまいました。

太陽を左にして歩いていた時間が長かったため、左だけ日焼けです。顔は化粧していたから何とかなったけど、悲しいことに、長い髪を結んでいたのです。

耳から首は日焼け止めなど塗っておらず、触れもしないほど真っ赤赤になりました。そして、顔はファンデーションを塗ってあったとはいえ、頭皮と顔のギリギリのラインまで上手にファンデを塗れるわけでもなし、ちょうどキワのところも日焼けしました。つまり、顔の周りのラインが赤いのです。目立ちはしないけど、痛い・・・。

これはまずいなと思って、薬局へ。もちろん言葉分からないけど、この赤みを指させば私が何を買いたいか分からない薬剤師はいません。

そして、やはりすぐに分かってくれました。薬局の人3人とも出てきて中国語で色々話しかけてくれるけど、全然分からない。でも、中国人なら少し筆談可能です。

というわけで、筆談開始。でも今回は意味が分かりませんでした・・・。残念。

でも、軟膏はちゃんと買えました。それを塗ったけど、痛い痛い。

その日からのシャワーは刺すような痛みでした。

それでもめげずに、午後も出かけていきます。

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