5日目②「ラサ地図を買って進め→川へ!」

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薬局でちょっと時間がかかったけれど、そのまま出発。

 

 

さて、次はどこへ行こうかな。水が見たいな。川があるところへ行こう。さっきは山だったし。

ラサにはあちらこちらに川が流れているけれど、おそらくこの時私が行ったのは、南だと思います。

今回も、タクシーを拾って、地図の川の場所を指刺して連れて行ってもらいました。

降ろされたところから少し歩き、あの先にあった橋へ。
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橋の入口には、警察官がいました。素通りして橋を進むと止められて、この橋の途中までしか行ってはいけないとジェスチャーされました。

途中で十分だよ。真ん中からの景色もとてもキレイだし。

 

 

そう思いながら写真を撮ろうとカメラを出すと、

「ダメ!カメラダメ!」

とのジェスチャー。

ああそう、と一度はカメラを下ろしたけど、写真を撮らないでどうするんだ・・・と思って、警察官のところへ戻りました。

「ウギャ\(゜ロ\)(/ロ゜)/~>゜)~~~%%$#)▽!!ァァァア」

と、半泣きで、「写真が撮りたいんだ」とジェスチャー。

すると、怖がれたのか、

「わ、わかったから行け」

と半笑いでシッシッとされたので、満足して橋の中央へ戻る。

 

 

晴れて、堂々と一枚。
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ちょっと左を向いて一枚。
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もう一度正面を向いて、ちょっとズームで一枚。
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美しい。

そして、下に誰かいるし、橋を降りて写真を撮って話しかけなくては・・・という使命感にかられて降りていくことに。

 

 

橋の上にいるよりも下にいたほうが楽しいかも。タルチョは雑草にまでくくりつけられていました。
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洗濯物みたいに。
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ちょっと人のいる方へ行ってみよう。
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もうちょっとだ。
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どうやら、ピクニックがてら洗濯をしているもよう。
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「ハロー」
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もちろん、言葉通じず。でも、まず子供が反応。
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この子のお尻、どうしたの?
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と思っていたので、帰国後に中国人の友達に聞いたら、中国ではわざとお尻を切ったズボンが売られているそう。

彼女に言わせると、

「その方が楽じゃん」。

まあそうかな。母からしてみれば、楽か。父も楽か。

知らなかった私はちょっとびっくりだったけど、世の中には色々な服があるものです。

 

 

さて、「何洗ってるんですか~」と近寄ってみる。
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どうやら、動物の皮?みたいでした。
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みんな気さくに写真を撮らせてくれます。私が話した人たちは、チベット人でした。中国人ではありませんでした。

どちらも混在するチベットでは、話してみるまでわかりません。でも、言葉が分からなくても、中国語ではないことはきっとみんな分かると思うよ。
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ここで、お父さんが話しかけてきました。言葉は分からないけど、私も構わず答えます。

私が、「日焼けして困ってる」とジェスチャーすると、「チベットは高いからね」とジェスチャーをし返してきます。

そして、これも想像だけど、こう言ってたはずです。

「チベットは高いところにあるから、その分神様に近いんだよ」

解釈が合ってるかどうかも分からなかったくせに、ちょっと感動した。

山の上にタルチョをかけるのも、そういうことなら納得。
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一生懸命話しをしたけれど、しばらくして、いよいよお別れ。感動しました。ありがとう。

 

 

水が結構透き通っていた。洗濯していたけれど。洗剤なしかな。
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誰かが向こうで遊んでいる。日本の田舎の風景のようでした。綺麗なものは、どこもみな同じ。アジアはアジア。
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橋から結構離れました。
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雲がすごい。山がすぐそこ。
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中州へ行きたかったけど、遠慮しておいた。
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雲、本当にすごくて、雨が降るのかなと心配になったぐらい。別にそれとは関係なくいつも雲がすぐそこだったけど・・・。
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このまま川を進んでも仕方がないので、道路へ上がろう。
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じゃあね、川のみんな。
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タクシーで帰ったのか、徒歩で帰ったのか。おそらく、タクシーだと思います。

そして、この日の夕飯は、ホステルの中のレストランで食べています。

今晩もヤクは遠慮したようで、これは、ギョーザかな。
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ここで、成都で一緒だったドイツ人の人と遭遇しました。朝食で一緒だったスイス人の彼女もいました。ついでにもう一人、スペイン人の初対面の女の子もいました。そこに加わって、4人で一緒にバーで飲むことに。

このスペインの女の子は、中国政府にパスポートを取られてチベットから出られずにしばらく過ごしていると言っていました。

公園だかどこかで座っている時、子供が横にいて、ふと振り向いた時にスペイン人の彼女の手か荷物が子供の顔に当たったらしいのです。その時母親は大丈夫だと言って終わったらしいのですが、その後急に態度を変えて損害賠償を請求してきて、警察に通報され、パスポートを取り上げられて逃げられないようにされたそうです。

これ以上の詳細は忘れたけれど、彼女はまだまだチベットから出られそうになく、「アメリカ政府ならすぐにだって損害賠償を払ってまず身柄を解放してくれるのに」と怒っていましたが、スペイン政府に対して怒ってたのかな。ちょっと意味が分かりませんでした。自分が悪いのに、誰に怒るのか良く分からない。

彼女は女優になるんだと言っていたけど、あちこちを放浪してもいたようです。何故か私たちの中心になり、会話も全て自分が順番を決め、右手を上げて相手を指し、「職業は?はい、あなたから」とか、指示を出して一人一人私たちに自己紹介させたりしていました。

スイス人の彼女は確か政府に務めていた人。ドイツ人の彼女は職業は忘れたけれど、当時40代半ばぐらいでした。こちら3人みんな社会人の大人です。だから彼女に好き放題させたとは言わないけれど、放っておきました。結構シーンとしていたけど、彼女は気が付きません。

そこへ、中国かチベットのメディアの女性がカメラマンと一緒に来て、チベットを観光している外国人の特集をしたいんだと言ってきました。スペイン人の彼女は女優になりたいだけあって綺麗だし、ポーズを取ってカメラに向かって写真を撮らせていました。

そして、ちょっとしたインタビューは日本人の私に。一生懸命英語で話してくれていたから、私も一生懸命答えました。そもそも私は国際人だし、同じアジア人でもあるし、アジア人をバカにするような気持ちは持っていません。

ところが、スペイン人の彼女は別でした。

「なんなのよ。さっきまで楽しく話していたっていうのに、その中国の子が入ってきてからめちゃくちゃじゃない。なんでその人と話してるのよ」

と、幼い文句が飛びました。インタビューが嫌なら写真を撮らせなければ良かったのに、写真は撮られたかったようです。インタビューが自分に来なかったから嫌なのではなく、言葉が通じないことをそもそもバカにして、ろくにしゃべりもしていませんでした。

お店のウェイトレスさんが何か持ってきても、「そこに置いてよ。何言ってるかわかる?」とか、明らかなる人種差別的態度でした。

一人旅者には、危険だと言われる国に行っても何事もなく帰ってくるタイプの人間もいるけれど、何かに巻き込まれちゃう人もたまにいますよね。そして、何かに巻き込まれちゃう人というのは、バチが当たってしまっただけのようなケースもあるんだろうなと彼女を見て思いました。

「ちょっと当たっただけなのよ。別にケガもしてないくせに母親が騒ぎだして。突然急変したの。さっきまでお金なんかいらないって言ってたくせに」

というようなことを言っていましたが、母親の女性は、最初はいいやと思ったけど、この傲慢な態度に腹が立って気が変わったんじゃないかなと思いました。

中国政府にパスポートを取られて自国からの助けがないようでは本当にいつ帰国できるか分からないから可哀想だけど、元気にやって行けそうだし、私はもう帰ることにしました。

そして、連日の、

「じゃ、疲れてるから」。

他の二人は「先にやられた」と言わんばかりに私を見ていました。3人とも気持ちは同じなはずだったし。

でも、早い者勝ちだし。私はとりあえず、一抜けました。

 

 

さて、翌日はチベットを出て成都へ戻る日。お土産もあるし、小さなスーツケースの整理をして早く寝よう。

 

 

フライトは朝早く、空港までのバスの出発は明け方だったので。

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