予約時③「車種を決める(とか色々)」

2016年4月25日更新
このレンタカーの借り方のカテゴリは、最初の「国際免許をとろう」から始まっています。文字だけで説明していた記事を読みやすくするた め、随所スクリーンショットを入れる等の変更を加えながら文章も少し直しました。「例」として使う画面は、私がいつも使っているのスカイスキャナーの レンタカーのページで、言語と通貨は基本的に日本を選択、この記事での行先はロンドンとマダガスカルにしたものをスクリーンショットしています。

オンラインにて予約の際、借りたい場所と日付を入れると、その日付で利用可能な車がずらりと出てきます。

スカイスキャナーではこんな風に出ます。これはロンドンヒースローのような大都市空港の場合で、まだまだこのまま何ページも続きます。
キャプチャ1

 

 

だけど、借りる場所をマダガスカルのアンタナリボにしてみたらこれだけになっちゃいました。
キャプチャ

 

 

こんな風に、ずらりと出てきたりちょろちょろ程度しか出てこなかったりと色々ですが、皆様が行かれる場所は大抵「ずらり」の場所ではないのかな。

さて、通常は安い順から出てくるはずですが、そこからこんな風に展開すると更にその車種を扱うレンタカー会社がずらりと出てきて、そこもまた安い順に並んでいます。
キャプチャ2

 

 

検索サイトによっては、何を基準にしたのか分からない順序で出てくることもありますので、並び替えができるようでしたら好きな順番(金額とか)に並び変えてみてください。

この際の金額ですが、今スクリーンショット入れたものは日本円になってますけど、本当は現地通貨で出したほうがいいと思います。現地通貨じゃないと勝手にその通貨の為替を計算して出してくるはずなのですが、100%正しいわけではありませんので。為替はクレジットカード支払時に初めて決まるはずです。

現地通貨にしないと数円単位の違いまで出してくるので見づらいし、検索する日によって為替の差で値段が違ったりするので、「昨日より安い」とか誤解が生じることもありますから。もしも私が、同じ国で二度車を借りて、「5年前に行った時は1万円だったのに、今日借りようとして見たら1万3000円だった。あの国のレンタカー代は高くなった」などと、同じ100ドルなのに為替の意味が分からずに情報配信するようならトラベルドライバーブロガー失格です(適当に我が身を呼んでみたら呼び名が長かった・・・)。

それから、支払はクレジットカードだと思いますが、そこで二重請求などがあった場合には、「本当はいくらだったか」という証拠のために、レシート以外に予約メールをプリントアウトしたものを求められる場合もあるかもしれません。メールじゃなくても、料金が分かるものなら何でもいいんですけど。もしもそこで日本円のみ出ていて、クレジットカードの請求が現地通貨だと、はっきり料金が分からないと思うので、最初から現地通貨のほうがいいと思います。

なお、ケニアはシリングなのですが、アメリカドルも使われていて、レンタカー代はドル表示されてたのですが、支払は本社からユーロで来てました。こんな風に、現地通貨ではなく本社地通貨なこともあるのでややこしいこともあるけれど、日本で借りるのでないなら日本円表示はあまりお勧めしません。と言っても、日本円で表示されているだけで、予約時にはちゃんと現地通貨の表示してくれる場合もあるので、心配いらないことが多いかもしれませんけど。

さて、検索中、もしAT車なら忘れずに「AT車」をクリックして検索して下さい。スカイスキャナーだと「変速機」になってますね。これ日本語に翻訳する必要あったんだろうか・・・。トランスミッションでいいと思うんですけども・・・。
キャプチャ3

 

 

右の三角をクリックすると展開しますので、オートマの方はここでATにチェックを。
4

 

 

ヨーロッパの車はほとんどマニュアルです。アフリカもそうだと思います。中東のお金持ち国、例えばUAEとかはオートマがかなり安い値段で出てきますが、まだまだマニュアル車がほとんどな国が多く、もちろんマニュアルの方が値段が安いです。AT車のところをクリックすると、一気に車が検索表示から消えていくか、最悪はゼロとなることがあります。さっきのマダガスカルなんて、マニュアルしかありません。

補足ですが、上のマダガスカルのように、AT車を借りたくても予約会社で見つからない、レンタカー会社のHPを直接見ても見つからない場合、英語で現地の地名とレンタカーのキーワードで検索してみてください。現地の小さなレンタカー会社が出てくる場合がありますので。

例えば、アフリカのモーリシャスで車を借りようと思って予約会社で検索してみたけれど、AT車が出てこない、又はそもそもレンタカーがないと出てくる。ハーツとかの大手レンタカー会社のHPも見たけれど、モーリシャスには支店がなかった。そんな場合です。

「〇〇(国名又は都市名) Car rental(rent a car とか、何でもいいです) automatic(AT車の場合です。マニュアルなら特に何も入れなくていいです)」

と検索してみて下さい。全部英語でしょうけど、検索にヒットしたページがいくつも出てきます。でも大体は検索でトップになるように設定された大手予約会社の宣伝ですので、車があろうがなかろうが出てきちゃいます。

ですので、本物を探すの大変かもしれません。大体最初の2,3ページで何となく分かると思いますが、私は5ページぐらいまで見て見つからなければ諦めます。予約が全部英語でいいのなら、困った時はこうやって英語で探してみて下さい。中途半端に国名とレンタカーとだけ英語で入れると、今のグーグル等は勝手に日本語に訳して日本語のページ表示させてきますので、もうちょっと長く入れたほうがいいと思います。cheap(安い)とか、そんな単語も足してみてください。

 

 

さて、検索結果に戻りますが、一番上から安い順で表示した場合、おそらく車のサイズが小さいものから順に「なっているように見える」と思います。これは確かに合っています。最初だけ。

多分トップは、「ミニ」レベルです。いつも英語で借りるので日本語表記が分かりませんが、「小型」とかでしょうか。←今比べたら「小型」で合ってました。

その次がコンパクトとかエコノミーとか、それからSUVとかフルとかランクが上がっていきます。もちろん国や会社によってはミニがなくて、いきなりコンパクトとかエコノミーから始まるかもしれません。

どのランクにせよ、車種は確定ではなく、一定のサイズで決めているようです。この「サイズ」とやらは、どうやら排気量とは比例しないようです。私の感覚では1.8とか2.0だともうエコノミーではないのですが、あちらに言わせれば「エコノミーです」と言われることもあります。セダンで結構大きいのに「コンパクトです」と言って出てきたこともあります。このあたり、本当に借りてみないと分かりませんでした。

今見たらインターメディエイトは日本語で「普通」となってましたが、この「普通」はコンパクトにもエコノミーにもなり得ると思います。この辺が一番困りますね。

そして、車種を挙げて、「VW ポロ又は同等」とかいう説明書きをしてあることがほとんどですが、この「同等」も、どうやら排気量でもないみたいです。私にはレンタカー会社の基準がさっぱり分かりません。日本なら決まってるのかな。

さて、ミニ(小型)サイズですが、これは2ドア(3ドア)かもしれませんし、4ドア(5ドア)かもしれません。私は一人旅で借りる時はこの小型サイズの3ドアで十分です。EUだとおそらくプジョー107かフィアットパンダレベルだと思うのですが、あ、あとドイツのスマートかもしれないし、イタリアなら高い確率でフィアットだと思います。

そもそもプジョー107のエンジンが1.0で、スマートはもっと小さいです。でも、この2種はおそらくどちらも小型として分類されるのではないかと。値段はレンタカー会社によってちゃんと2種分けてるかもしれませんけど。ですので、一概に排気量で決めているとは限らないのです。

 

小型の値段はやはり安いですし、燃費もすごくいいです。小型車だと馬力がなく、ちょっとの坂でも坂道発進を強いられることもありますが、燃費がいいので五分五分なのです。そして、狭い道、例えばイタリアとかでは、むしろ小型じゃなくと入れないところがあります(あんまり私はそういう場所を運転しませんが)。それから、路駐が楽です。ガソリンの値段等も考慮すると、最終的にいつも107レベルなんですよね。悲しい。

ですが、一人旅じゃないなら、おそらく小型では無理です(人数が2,3人でバックパックのみなら大丈夫だと思います。ぎゅうぎゅうでしょうけど)。

一人旅でも、大きいスーツケース二つなら、私なら小型はやめます。トランクにスーツケースを入れますが、普通大きいの1つしか入りません(サイズにもよりますけど)。そうなると、残りの荷物は後部座席に置きますよね。それだと、当然危ないのです。外から丸見えですから。ですので、絶対に後部座席には置かないようにしています。

盗む時には窓ガラスを割ると思いますが、この窓ガラス(フロントガラスも)、割られても通常保険おりません。自腹か追加保険で何とかするのが普通です。タイヤもそうです。強制加入の保険ならおそらくほぼ確実に窓・フロントガラスとタイヤは含まれないと思いますが、追加加入でもダメなところがあるかもしれませんので、保険は事前の確認を。

もちろん車を止めている時間が短いなら気にせず小型にすると思いますけど、スーツケースを持ったまま移動中に観光となると、私は絶対にトランクに入れたいです。

 

 

さて、小型だけで長くなりましたが、次のサイズがおそらくコンパクトかエコノミーです。私はこの二つにいつも悩まされます。

私は、コンパクトとはトヨタのヴィッツみたいなもので、エコノミーと言われると1.2ぐらいのエンジンサイズで燃費がいいけど超ミニではないようなものを想像しますが、間違っています。いつも間違ってしまいます。車渡されて、「へえ・・・」という具合です。これ、本当に分かりません。コンパクトとエコノミーとどちらが高いかも会社や国によって違いました。

このサイズだけではないですが、もう分からなくなった時に当てにするのは、「ドアが何枚か」と、「スーツケースが何個入ることになっているか(これは出てこないこともあります。特に日本語検索の場合)」です。イライラするのが、「4~5ドア」とか適当な書き方で出てくるのですが、この二つは大きく異なります。5ドアだとハッチバックだということですから、荷物が入れやすい(と私は思います)のです。私はハッチバックのがいいです。だから借りるのは3ドアか5ドアです。

そして、スタンダードとかインターメディエートとか(標準とか中型とか ←多分どちらも日本語では「普通」かも)そんな車種も入ってきますので、もう小型の後は何だか分からない状態だと思います。

おまけに、A社のAという車種は100ドルだけど、B社では150ドルだという場合、当然A社の値段の方が安いので検索で上に出てくるわけで、イメージとしては後に出てくるB社の車のほうが高いからいい車な感じですよね?同じ車なのに。しかも、表現が、A社が「標準普通」を使い、B社が「コンパクト」という語句を使っていると、もはや何が何だか分かりません。

というわけで、小型以上SUV以下は、何とも言えません。一つ一つ検索で上がった会社の説明書きを見て比べ、「勘」で勝負して下さい・・・。もしも「同等」とついていなくて、車の名前だけしか書いてなかったら、私なら車種特定されていると期待します。予約までの手順で小さく下の方に「確定ではありません」とか書いてない限りはですが。

 

 

さて、小型から普通の後は、フルサイズやSUVが出てくると思います。高いですから最初は出てきません。そしてこの「フルサイズ」もどうなのかなと思います。こういったクラスは私は借りたことがありません。

ケニアでSUVを借りようとしましたが、その3日前に他のお客さんに壊されたようで、セダンでケニアを運転しました。ですので、借りようとして何度も読んだだけの知識ですのでご了承下さい。しかも私はSUV以上を運転したことがありません。運転するのに情けなくてごめんなさい。。。

フルサイズって大きさですよね?ちょっと私分からないのですが。でも、フルサイズならSUVや四駆というわけでもなし。そして、SUVなら前駆FFじゃないというわけでもないですよね。外見セダンでエンジン四駆もありますので、何だか分かりません。いつか四駆やSUVを借りなければいけない国に行った後に補足します。

でも私思ったのですが、四駆の場合は、「ランドクルーザー」とかはっきり書いてあることが多いんじゃないでしょうか。「同等」という文字が抜けてる場合が多かったように思ったので、これについては車種特定されているのではないかと。間違ってたらすいません。

それから、今はSUVとかの前にも「普通」とか「コンパクト」とかの表示があるみたいです。バンとかも色々表示されてました。全部は見ていませんが、上記に書いた通り、「借りてみるまでは分からないだろうな」と思っています。

因みに、何の種類で借りようが、「車なかったからグレードアップしたよ」と当日勝手に変えられてることもあります。この場合アップであり、ダウンされたという話はまだ聞いたことないですが、わざと小さい車借りた人にはグレードアップして大きめのセダン出されても困るんですよね。まあないものはどうしようもないのですが・・・。

 

 

さて、最後になっちゃってすいませんが、

「車にエアコンがついてるとは限りません」

日本車からしたら考えられないでしょうが、寒いEUでは、エアコンなくてもいいんだろうし、燃費悪くなるし、きっといらないのでしょうね。因みに暖房はエンジンからですから、どの車でもついてるはずです。ですから、夏旅行の際は、エアコン付を借りて下さい。夏でなくても日差しが強い国へ行く時はエアコン付のほうがいいですよ。

検索して車種が出てきたところに、必ずエアコン付かどうか書いてあるはずです。スカイスキャナーでは、現在最初のページで出してくれていますが、
キャプチャ6

 

 

予約決定する前に、ちゃんとレンタカー会社や予約会社のページでもエアコン付と出ているかどうか確認して下さい。普通はみんな書いてあるので、逆に書いてないと見落としてしまうでしょうから、気を付けて下さい。

因みにアイスランドで借りたスズキのスイフトにはエアコンついてませんでした。もちろんEU仕様だけです。私の日本のスイフトはちゃんとついてます。現地で突然借りることにしたので予約会社は通してないのですが、レンタカー屋さん来た時にエアコンない旨の説明は一切なく、運転してから自分で気がつきました。

それから、トランスミッションですが、ヨーロッパですと坂が多いところもあり、マニュアルだと坂道発進面倒なので、トランスミッションは最終的にお好みだと思いますが、場所によってはオートマのほうが楽だと思います。

 

最後に、走行距離「無」制限とは限らないということと、ガソリンが「満タン借り満タン返し」とは限らないので気を付けて下さい。どちらも予約前のページで必ず確認できるはずです。

そして、無制限でない場合、制限を超えると1キロ(1マイル)いくらの追加料金かも確認しておいて下さい。マイルかキロかも確認して下さい。1マイルと1キロじゃ距離違いますので。

満タン返しでない場合は損すると思っていたほうがいいです。「4分の3」とか、うまい具合にガソリン入れられませんから(:_;)

次の記事はカーナビについて書きます。

車種だけでこんなに長くなるとは思わなかったな・・・。

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