4日目①「いざ運転、スカーフの意味」

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ゆっくり起き、ドレスだのヒールだのをしまいます。

ああ、昨日の結婚式は本当に良かったなぁ。

新郎新婦は朝まで踊った後、新婚旅行に出たらしいです。行先はギリシャ。

すごいタフです。

さて、私に残されたのは丸二日。行きたい場所は、ワディラムとアカバとぺトラと死海。

一番遠いのはアカバで、今日は一気にそこまで南下するつもりでした。アカバの手前にワディラムがあるので、そこへ寄ってからアカバへ行って泊まろうと、アカバのホテルをとってありました。

お昼はのんきにホテルで。1階のレストランへ行ったから、多分食べたのはイタリアン。まだお昼には早い時間だったので誰もいなかったけど、調理してくれました。

一人で食べていると、二つ向こうぐらいの席に、年配の男性が座りました。酔ってる。まだ昼なのに。イスラム教じゃないのかな。

日本人かと聞かれ、そうだよと答えると、「結婚しているのか?」。

今日一発目からきましたね。まだ食事も来てないというのに。

まあいいや。酔っぱらってるし、適当に相手しておこう。この人、色々質問してきます。

何話したか全然忘れちゃいましたけど。

チェックアウトはもうしてあったので、食事済ませたらこの酔った人とはお別れして、出発です。

さあ、長距離ドライブの始まりです。

私のいたホテルからワディラムまではこの距離です。

スーツケースをトランクに入れ、ナビをセット。「ワディラム」としか入れられないので、とりあえずそれでGO。

首都を少し離れ、これから一本道かなと思ったところで、「アカバ」との標識が右側に。ナビは何も言いません。

何だこれは。

いいのかこれで。

ヨルダンの首都と空港あたりはまだまだ工事中で、道もそれに合わせてくねくね変わります。でも、ナビは全然違うところを指します。

これが国道15号なら私はそれで着くはずなんだけどな。

とりあえず昨日のジェラッシュでガソリン半分ぐらいになったし、クーラーガンガンにかけてるから、スタンドを探そう。

まだ首都を離れてすぐなので、スタンドはすぐ見つかりました。

私 「カード使える?」

店員さん 「使えるよ」

私 「じゃあ満タンで」

ここはセルフではありませんでしたね。そういえば、ヨルダンはセルフスタンドないのかな。

ガソリン入れ終わった後、カードを出したら使えないもよう。

店員さん 「カード使えないみたいだ」

私 「使えるって言ったじゃない。現金ないよ」

店員さん 「だってこのカード読み取らないんだよ」

私 「何とかして下さい。現金ないってば」

店員さん 「じゃあお店の中入って店長と話して」

車から降りてオフィスの中へ行き、店長さんとやらにカード払いじゃなきゃお金ないと言います。

すると、カードマシーンを裏から持ってきました。

 

 

 

 

カードで払えるじゃないか・・・・

 

 

 

 

 

店長さんに日本人かと聞かれました。

そうだと答えながら、またもや既婚か聞かれるのかと身構えるけど、店長さんには聞かれませんでしたね。

無事カード払いを終え、ワディラムに行くがこれでいいのかと聞くと大丈夫だと言うので、信じて直進します。

ひたすら直進。

 

 

 

段々車が少なくなる。

 

 

 

 

 

そして通り過ぎる車の運転手が、

 

 

すっごく

 

 

 

私を見ていく。

 

 

もう身を乗り出して私を見る。

 

 

 

 

すっごく

 

 

 

 

 

見る。

何なんだろう。外国人そんなに珍しい?それとも車から火かなんか出ている?

しかし火と言えば、すごい日差し。逃げようがないし。

手がめちゃくちゃ日焼けしそう。手袋ないし。何か買いたい。

すると、お土産屋らしきものを発見。急に右折して入ってみました。

そこで死海のパックとか買ったけど、それは後ほど写真アップします。

とりあえず私が買いたかったのは、スカーフ。手袋はないだろうから、スカーフでも手に巻いて日焼けを防ぎたかったのです。

お店に入ると、店員さんは開口一番「日本人か?」と聞いてきました。

待ってました!って感じで。日本人だから安くしてくれるとか、至れりつくせりだけれど、残念ながら今回は捨てる洋服持ってきてないし、荷物が増えると困るので、せいぜい数人にパック買うぐらいしかできませんでした。

そして、スカーフはどこかと聞きました。

本当にただのスカーフしかなかったけど、それを購入。

そして、会話の中で結婚してるかと又聞かれるけれど、もうなんでもいいっす・・・。

小さなレストランが併設されてたので、そこのトイレを借りてから出発。

買ったスカーフをハンドルの上にかけるようにして両手を覆いました。

これで少しは日焼けまぬがれるでしょう。首はまあしょうがないかな。

さて、そろそろ本当に車もいなくなってきたし、車内から写真でも。
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一眼で運転中に撮るのはなかなか難しいです。スピードかなり出てますし。
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車ほとんどいないの分かりますかね。
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ちょっと時間がなさそうなので、120キロで吹っ飛ばしているのですが、ヨルダンドライバーみんなに追い越されます。

そしてみんな、やっぱり私のことを

 

 

すっごい

 

 

 

見ていきます。

何なんだろうと思いながらふと自分の手を覆っているスカーフをみて、やっと気がつきました。

 

 

これか・・・・・・・・

 

 

 

 

見てるのはスカーフではなく、車でもなく、この私です。

外国人が、しかも女性が、一人で運転。

と、ここまではいいです。

問題はですね、顔にスカーフを巻いてないということだと思うのです。

隣のサウジアラビアでは女性は運転すらできませんが、開けたヨルダンでは、スカーフさえ巻いていれば別に運転してたって何とも思われないはずです。

だけど女性の一人運転は見ませんでした。気が付かなかっただけかもしれないけど。

女性が一人で運転で、しかもスカーフなしです。

おまけのおまけに、日本人。ヨルダン人の大好きな日本人です。そりゃあ見ますね。

かと言ってスカーフも巻けないし、顔に巻いたら手に巻くものがなくなるし。

まあもういいや。

どうぞ皆さん私を見て下さい。

2時間ほど走っても光景は変わらず、どんどん砂漠らしくなっていくだけです。

これが中東ドライブか・・・と感動しながらの運転です。楽しい。
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何せ300キロ以上ですから、のんきに車降りて写真撮ってる時間はありません。

ひたすら進みます。しかもこの時はまだ飲み物飲んじゃいけないと思ってるので、ひからびそうになりながらの運転です。

ワディラムは、陽が暮れてしまったら何もなりません。ゆっくり観光している時間はないけれど、さらっと観光ならまだ間に合うはず。

そして何とか日暮れ前には着きました。

メジャーな観光地なので標識もあり、途中迷うこともなく到着。

やれやれ。

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