3日目②「再びリニーの塔へ」

今度は南側の海沿いへ行こう。






塔の裏から表に出ると、優しそうなおじいちゃんがお孫さんと戯れていた。

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女の子が嬉しそうに撮った写真を見せると、「将来はすごいカメラマンになるぞ~」と優しく褒めていた。

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微笑ましい一幕を後にして、南へ。






裏路地を入ってみたり。






港に着いたので、この辺りでお昼を食べようと思ってレストランを探してみたけれど、良さそうなお店は見つからなかった。確か、この辺はマグロがいっぱい捕れると何かで読んだような・・・。違ったかな。マグロ、いなかったな。






南側の海沿いは、港町という感じで、北側とは全然違った。陽も当たって暑くてしょうがないので、木陰を歩こう。






海沿いのレストランで海を見ながら優雅にランチをとりたいけれど、オーシャンビューのレストランが全然ないな。海から少し離れたところしかないや。






ただただずっと歩いていたら、港も終わりかけ、やっと海沿いにテーブルのあるお店を見つけたけれど、レストランというより、バーみたいだった。地図では見つかりません。






フリッターの写真があるし、イカを食べたのは確かに覚えているけれど、他に写真がないし、ランチはこれだけだったのかな。少ないな。

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ここから私は、スーパーを探しに行きました。何か買い物したかったのです。何だったか忘れたけれど。

ちょっと大きめのスーパーを探してやっと見つけて買い物しようと思った矢先、さっき入ったバーのトイレに化粧ポーチを忘れたのを思い出して急いで戻りました。






店長に「忘れ物したの!」と大きな声で言ってトイレへ直行すると、化粧ポーチはそのままそこに残っていました。良かった。






店を出るとき、「君はラッキーだよ」と言われた。本当だ。すっぴんで過ごすところだった。






スーパーに戻って色々見ていたら、フリスクを見つけた。ヨーロッパで初めてでした。しかも、デカフリスク(それが普通サイズみたいだった)。

日本で今売っているデカフリスクじゃなくて、単に入れ物が大きくて量が多いフリスクです。フリスクの粒が大きいんじゃないのよ。

イギリスではフリスク自体がないので、大喜びでいくつか買ってしまった。






そして、喉が渇いたので、南側の海沿いへ戻って、今度はカフェに入って冷たいものを1杯。






確かレモンシャーベットジュースみたいなやつだった。美味しかったけど少なかった。後3杯ぐらい欲しかった。






さて、甘いものを飲んだところで、今度はB&Bの裏側あたりへ行ってみよう。






これ、何だったかな。市役所だったかな。

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そのまま又北側の海沿いへ出てみました。

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別にさっきと何も変わらないけれど。

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眺めるには浅すぎるが。

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あっちへ行こうとはどうしても思えない。






さて、写真は少ないけれど、のんきに散歩をしていたので結構時間が経っていました。

夕食を先に済ませてから夕陽の写真を撮りにリニーの塔へ行きたいから、早めにこの辺を出ないと。






そう思って、一度B&Bへ戻りました。何をしに帰ったか忘れたけれど。






これ、B&Bへの入口。イタリアらしい迷宮内って感じ。正面の上の窓が私の泊まった部屋です。






部屋の窓からの眺め。花は造花よ。さ、行こう。

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再び北側の海沿いへ。ちょっと暗くなってきた。

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犬もお休み。

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ジョギングの人とか散歩の人とか、結構人が多くなって、夕暮れ時のシチリア島も素敵でした。昼間より夕方のほうがいいかも。






そして私が何となく入ったレストランはこちら。多分もうやっていないと思う。






これが美味しかったタコです。

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どう考えてもただ茹でただけであろうこのタコが、私のシチリアの一番の思い出。新鮮さの問題よ。






でも、シーフードスパゲッティを食べていたら、もう夕日の時間になってしまった。ここは、ちょっと料理がくるのが遅かった。

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夕陽に間に合わなくなっちゃうから、「ごめんなさいもういいです」と言って会計しました。3,000円ぐらいだた気がする。






持って帰るかと聞かれたけれど、時間がないからやめました。もったいなかった。






陽が落ち始めていたので、急いでリニーの塔へ向かいました。

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あれ せっかく急いできたのに、曇りすぎじゃない?

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夕陽の写真を撮りたかったけど、ダメみたい。今日は無理だ。

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何だ。悲しいな。何度も塔を見てもしょうがないのにな。

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でも、一応陽が沈むまで見続けていると、

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何やら私のように、でもコンパクトカメラで一生懸命夕陽を写しているアジア人の男の子がいました。

「どこから来たの?」と英語で聞いてみると、「英語話しません。日本人です」とイタリア語で返された。






こんな町はずれで何をやっているのかと聞いてみたら、イタリアに留学しているとのことだった。しばし久々の日本語を。帰り道にずっと話しながら戻りました。






さて、この出会った日本人の彼と別れた頃には、もうあたりは真っ暗だった。そして、すごく寒かった。さすがに夜になると冷える。






部屋に戻って、洗濯物を乾かすためにも暖房を強くかけました。




なので、部屋の中だけは「夏」だった。






明日はマルタだ。

フライトまで少し時間があるから、チェックアウトの後、もう少し散歩してみよう。


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-イタリアシチリア島一人旅小旅行

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