2日目①「ゴロカのマッカーシー博物館」


昨晩早く寝たので、随分朝早くから目が覚めました。




夜寝る前だったか一度起きた時だったか、窓から外を眺めたら真っ暗だった。「黒」という感じの真っ暗。電灯なんてなかった。こんなに暗かったら出たくても出られないなと思った。何も見えないもの。

だからなのか、パプアの朝はとても早いなと思いました。ゴロカのマーケットなど、朝6時ぐらいにはもう始まっていた。




この日は朝早くからツアーを予約してあったのでマーケットでの買い物は後回しだけど、ツアーにもまだ随分早いほど早朝に目が覚めてしまい、時間が余ったので机の椅子に座ってボーッとしていた。

昨日欣喜して飲んだファンタライムの缶は少し中身が入ったまま机の上に置きっぱなしで、ボーッとその缶を見ていたら、缶の周りに点々が見えた。ものすごく小さな点々。




そばによって、じーっと見てみたら、無数の蟻だった。

蟻が、数十匹から数百匹。




日本で見る蟻とは比べ物にならないほど小さかったから、目が悪いと絶対に見えないと思う。

パプアにしては近代的なホテルに泊まったけれど、建付けが悪いのか、どこからか無数の蟻が入ってきてしまったみたいでした。だけど、それにしても、ファンタライムの缶のためだけにしては、すごい量だった。

蟻にも人気なファインタライム。






中に残っていたファンタをシンクに流し、空き缶をゴミ箱に捨てて、ゴミ箱ごと外に出しておきました。蟻が外に出ていくように。

そして、机のあたりの蟻は、拭くようにして処理。






さて、蟻退治をして、そろそろ出発。

この日のツアーは、「ゴロカ市内観光」でした。料金は当時で8千円。






何時出発か忘れたけれど、ホテルの下で待ち合わせだったと思います。車で移動だったけど、そのドライブを全然覚えていない。車の記憶が全くないなんて、信じられない。






乗った証拠はあるけれど。

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博物館は、そんなに遠くなかったはずです。市内観光で、半日ぐらいで全部回れるように予定が組まれているから、あまり遠出はしないはず。






地元の人は車中へも笑顔を送ってくれる。

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そして、マッカーシー博物館到着。当時の姿。

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HPはないけれど、パプア政府の博物館のサイトに載っていたので、貼っておきます。今は屋根が赤いらしい。






本物なのかどうか分からないけど、こんなものもありました。

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この博物館は、残念ながら、中は撮影禁止。今は写真ありきの旅なので撮影禁止と聞いただけでツアーを申し込まないけれど、当時はそれほど気にもしていませんでした。今は写真OKなのかな。




この博物館の中、結構生々しかったです。と言っても良く覚えていないけれど、生々しかったのだけは覚えています。日本人のガイドさんがいて説明してくれたけど、なんか、「うっ」と思うような話が多かったと思う。

パプアニューギニアって、人肉を食していたわけで、それ関連の話もあったので強烈だった。

1つ覚えているのは、ちゃんと正確に記憶していないかもしれないけれど、昔、一部の部族の間では、最初に生まれた子を生贄にして、死んだ後ハンモックの上に乗せておき、下に垂れてくる死骸の油を体に浴びてから戦いに行ったとかなんとか、そんな話がありました。

間違っていたらすいません・・・。




さて、次はコーヒー工場見学です。


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-パプアニューギニア一人旅

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