ケニア・タンザニアでエボラは大丈夫か。イスラム国は?

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私がアフリカ行きを考え出した時は、まだまだエボラが拡大していたときでした。

中心地域は西アフリカのシエラレオネ、リベリア、そして、ギニアとナイジェリアでも少し、という状況でした。

その上、旅行を計画していた9月のある日、「コンゴでもエボラで2人死亡か」というニュースを見ました。この瞬間一度ケニア・タンザニア旅行は頭から飛んでいきました。

何故なら、コンゴはケニアとタンザニアからは近いからです(タンザニアは一部隣同士です)。コンゴで感染なら、ケニアとタンザニアに被害が拡大するのは時間の問題かもしれないと思いました。

でも、その後英語のサイトで調べたら、コンゴの死亡者2人からでたウィルスは、エボラとは断定できないとのことでした。何かもっと恐ろしい新種のウィルスだったのかもしれないけど、確定されてない以上はあまり悩むべきではないと思い、気にしないことに。そして又迷いだしました。

だけどその数日後、「エボラ死亡者3000人超える」とのニュースが。当時はすごい勢いでしたね。死亡者は3千でも、感染者は6千人以上と言われていました。

エボラ致死率は20%~80%と何かで見たので、この感染者6千人以上の大多数が死亡する見込みで計算すると、ぞっとしました。感染を止められなければ、死者数は来年には100万人を超えるとまで書かれていました。

ものすごいスピードで感染しているな・・・ということは分かったけれど、私が行こうとしていたのは東アフリカです。エボラ発症問題国は西アフリカです。この間はアメリカの東と西以上の距離があるのです。

シエラレオネを出発したエボラ感染患者は、陸路で東アフリカへ行こうとしたら、おそらくその前に命尽き果ててしまうだろうと思いました。体内潜伏時間は最長で20日ぐらいだって言われてたので。高速でもあるならまだしも、アフリカの悪路を2,3日で陸路で横断は難しいですからね。

考えられるとするなれば、空からの患者でした。でも、まずケニアを見てみたならば、ケニア航空はこのエボラ感染主要国からのフライトを止めていました。感染拡大を防ぐために。

エボラに限らず、どこかで何かがあった場合、感染拡大の確率がどのくらいか考えてみてください。私はケニアに行くと言ったら、かなりの人に、エボラが発症しているのにおかしいんじゃないかみたいに言われました。誓って言えますが、その全員がケニアがどこだか分かっていないはずです。アフリカを一つの国だと思っている人って、まだまだたくさんいるんじゃないでしょうか。だからあまり惑わされないでください。自分でちゃんと納得がいくまで調べてみてください。

そして次に目に入ったのは、大韓航空がケニア行の便を止めたというニュースでした。「は?」と思いましたよ。韓国からケニア行の便を、シエラレオネあたりで拡大しているエボラのために止めてしまうとは、究極に保守的だなと思いました。チケット買ってた人みんなキャンセルでしたね。かわいそうに。

そして、フライトの日付変更のために電話したときに、アリタリアの人にも止められました。渡航制限かかってませんかって。この時期にアフリカ行くなんて、とか大分言われました。あの人も、場所分かってたのでしょうか。外務省のHP見ましたけど、記憶にあまりないので、「十分注意」ぐらいだったと思います。北部は別として。ソマリア国境や最北部は危ないことぐらいは分かってましたけど。

まあそんな私も言われなくてもこうやって悩んでたのですが。

次に考えられた感染経路は、違う航空会社を使った場合や、経由便にて入ってくる場合です。こりゃあもう止められないでしょうが、西アフリカ国民はパスポートで分かりますので、西アフリカパスポート保持者は大分差別されて空港で止められてたみたいですね。ケニアは結構人種差別的に止めてたみたいなことを何かで読み、ある意味少し安心しました。人権保護とはほど遠い考えですが・・・。

それから、動物がウィルスを運んでくることもあるんだろうなと思いました。鳥とかね。

だから、動物は食べてはいけないなと思いました。焼けててもエボラウィルス死なないでしょうから。リベリアでも政府から動物は食べるなとおふれが出ていたのに、リベリア国民は言うことを聞かず、動物の肉を食べていました。やがてエボラが拡大すると国民も納得いったようだったけれど。

だから私は動物のお肉を食べないようにしようと思って行きましたが、毎日食べてました。ケニア肉食ですから。しかもすごい美味しいです。ケニアでお肉を食べないなんて無理っす。ごはん美味しかった。

でもまあ行くのを悩んでいたときは、動物は食べないようにしようと思ってはいました。

それから10月に入り、今度はウガンダで、マールブルグ熱で一人死亡とのニュースが出ました。マールブルグ熱の症状はエボラと同じようなものらしいので、おそらくコンゴでの死亡もこれではなかったのかなと思いました。どちらにせよすごいウィルスで、危ないのは確かでした。

ウガンダといえばケニアの隣。ケニアの近所でそんなウィルスが出たのでまたちょっとひるみました。行く予定の場所の一つであるマサイマサラという、ほとんどの観光客がサファリに行くところは、ウガンダの国境寄りです。まあそんなに「すぐ」近くではないけど、心配になりました。

そしてその数日後、スペインでエボラ感染者が出ました。感染してからスペインに帰ったのではなく(そういうケースは既にアメリカでありました)、感染患者を病院で治療していた看護師が感染したのです。先進国では医療設備がちゃんとしているから感染拡大はほぼないと言われていたけれど、だからと言って感染の可能性がないわけではないではない・・・。妥当にヨーロッパ旅行していても、けがをしても病院に行くのも危ない可能性が・・・。

そう考えたら、もうこの際、

「どこへ行っても同じじゃん」。

決めてすぐ出発するのであればその時の状況でいいのですが、旅行から4カ月ぐらい前から行く場所を探し始め、東アフリカなら先に全部予約しておかなければならなかったので、1カ月2か月先にエボラが拡大していないかどうか、ばくちを打つようなものでした。だけど、散々悩んだ末、大丈夫かなとポジティブにいきました。

でもその一方で、イスラム国が毎日ニュースに登場するようになっていました。

あの人たちは、自爆テロはどこへやてくるか分からないし、飛行機はハイジャックするだけでなくいきなりズッドーンと撃ってきたりするし、「ああ離陸した」なんて思ってたら次の瞬間飛行機落ちて死んでしまったなんてことになりかねません。

メインは中東ですが、どこに出没してもおかしくない集団です。だから中東だけが危ないということではないと思っていましたが(シリアとかなら別ですが、私が迷っていたのはUAEでしたから)、ある日、米軍がイスラム国に空爆を落としたのです。その空爆には中東五か国が参加しており、その中にUAEも入っていました。

ふとよぎったのが、「報復に出られては困ります・・・」。

私はUAE国民ではありませんが、一人旅の女性で、しかも運転しようとしていました。どっかでばったり会って人質なんて嫌だよな・・・と思いました。格好の餌食ですからね。運転してたら目立つし(ヨルダンみたいにね)。

使うのはエミレーツだったとしても、東アフリカをメインにして、UAEにちょっと立ち寄ろうかなと思っていたのですが、寄らなくてもいいかなと思い始めました。乗り換えだけでいいかな、と。どうせ乗り換えでも一泊しなくちゃいけないんだし。

UAEだけがイスラム国に狙われてるとか、過激派のリーダーがドバイにいるとか、そんな情報は一つもありませんでした。ただただ、何となく嫌な予感がしてました。

最初はUAEに行こうと思っていたのでその方向で調べものしていましたが、その時から何となく気が進まなかったのです。そういう時は何かの予感なので従った方がいいというのが私の旅のルールの1つです。

というわけで、イタリアイン、ドバイ経由東アフリカ、ドバイ経由東京帰国の筋書きが出来上がりました。

普段ならこんなに悩みません。

サファリ系のアフリカ旅行はちょっと違うのです。何故なら、ツアーを申し込んだら、基本は事前に海外送金して支払わなければいけません。「エボラ怖いからやめた~」なんて言ってもお金戻ってきません。詳しくはもういくつか先の記事にて書きますね。

さて、東アフリカ行きで、ケニアインを想定したものの、今度はケニアかタンザニアか二か国かで悩みましたので、どうしてケニアにしたかを次の記事で。

 

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