スカイスキャナーでフライト検索の長所と短所

スカイスキャナーは私が長いこと使っている検索サイトです。

今では日本語にもなるようで、日本人にも使いやすくなっているので、おすすめのサイトです。

この検索サイトは、フライトだけでなくホテルとレンタカーも検索できるので、フライト検索したついでに、ホテルが大体いくらぐらいか、レンタカーを借りたらいくらぐらいかも見ることができます。※この記事はフライト検索についてのみのものです。

この検索エンジンのいいところは、まず、片道の航空券が検索しやすいところです。

普通に片道だけ航空券を買おうとしたら、かなり高くなったり、そもそも買えないこともあります。

けれどこのサイトは、オンラインの旅行代理店も参加しているし、その代理店を経由してなのか、普通に安く片道航空券が購入できることがあります。

行先が決まっていて、往復違う航空会社を利用したいときなどは最適。又は、留学など長期滞在で片道航空券しか必要がないときとか。

そして次に、提携航空会社ではない航空会社の組み合わせで購入できることがあることも便利です。

航空会社のHPで片道購入できたとして、その航空会社が就航していない都市に行く場合は、提携航空会社のフライトのみが表示されます。

↑例えば、KLMのHPで、KLMの就航していない都市へ行くフライトを購入する場合、提携会社のエアフランスのフライトを入れて検索されたり、アリタリアが入ったりします。

提携航空会社の制約を受けずに購入できるのは、当然往復航空券にも当てはまります。

三つ目にいいところは、検索するとき、行先を空欄にできるということ。

自分が出発するのが成田なら成田と入れ、行先は空白のまま検索すると、安い順に表示してくれます。最初はおそらく日本で、次が韓国とかかな。そんな風に出てくるので、行先より予算が優先の時は大変便利。私もしょっちゅう空白検索をします。

そして、「直行便」のボックスがありそこをクリックできるので、直行便のみ表示することもできます。

だから、「予算優先」かつ「直行便がいい」という時には楽です。

2016年7月 ↑どうしても経由便も含めて計算されてその結果が表示されることもあるようです。

それから、日付も決めなくていいです。「1年中」と入れておけば、その月々の最低料金を表示してくれます。「何月が安いのかな」の疑問を解決してくれるし、月で選択しておけば、「何日が安いのかな」も教えてくれます(月よりも当てになりませんが)。

さて、ここで欠点。

まず1つ目は、ものすごい数の航空会社を網羅しているけれど、「100%ではない」ということです。稀に漏れているものもあるらしいので。

そんな時どうするかというと、私はまず、行きたい先の空港を検索します。すると、空港がHPを持っていればそのページの(なければウィキペディアで)就航している航空会社のリストを見ます。スカイスキャナーで行先を入れた時にその全てが出てくれば(確認大変だけど)、スカイスキャナーでの検索でも表示されているはずです。

そして次に、「一番安いわけではないかもしれない」ということです。

検索結果は、違う並び方を選択しない限りは一番安い航空会社の組み合わせから出てきます。そしてその組み合わせで一番安い料金を提示している旅行代理店の料金が表示されます。

例えば、成田パリ往復で一番安いものがエアフランスのフライトだったとすると、それは検索で一番上に、そして、エアフランスのフライトを販売している一番安い旅行代理店がエクスペディアだったとすると、エクスペディアの料金が項目の右側に大きく表示されます。

左下に「詳細」とあるので、そこをクリックすると全ての旅行代理店等とその料金が表示されます。料金が出ているものもあれば、料金が出ていないものもあります。料金が出ていないものが実は一番安かったりするので、そんな時はちょっと値段を調べにクリックしてみてください。

そして欠点3つ目は、片道又は往復の航空券しか検索できず、複数都市やストップオーバーが買えないということ。これだけは私にとってちょっと痛いです。

アメリカに行ってカナダから帰る場合は、スカイスキャナーで検索するとすれば、片道(1便)ずつ検索しなければいけなくなってしまいます(日本→アメリカ、アメリカ→カナダ、カナダ→日本、の計3便)。片道で購入可能とはいえ、金額は割高になるのでちょっともったいないです。

複数都市滞在や、復路の出発が往路と異なる場所だとか、そういう買い方をするときは、旅行代理店に直接頼むか、航空会社のHPからが一番いいかもしれません。「複数都市」を選択して、一つ一つ行きたい場所を入れていくと出してくれます(「複数都市」の選択ができない小さな航空会社もありますけど)。

もちろんHPからなので、自社及び提携航空会社のフライトしか出てきません。そして、売りたくないのか何なのか、数百万ぐらいの合計額が出てくることがあります。そんなときは、片道ずつスカイスキャナーで買ったほうが安いです・・・。

それから欠点の最後は、ビジネス又はファーストクラスの購入の場合は、「日付を空欄」にできないことです。ビジネス以上がいい人は、決まった日付を入れなくちゃダメです。

 

 

それから、最近、国籍を変えると安くなる可能性があるということを言っている人がいました。日本人なら、国籍を日本、言語を日本語に選択してスカイスキャナーを使うと思いますが、この国籍を他国にすると安くなることがあるというものでした。

航空券を購入する際は、最終的に国籍を入れなければいけないはずです。高度なウェブサイトでは料金を選択した時の国籍と最終的に住所を入れた際の国籍の違いを見抜いて、エラーが出る可能性もなくはないのではないかと思いました。

そして何より、もしも現地でばれてしまった場合、罰金を支払うこともあると思います。国籍を変えて料金を安くするというのは、そもそも小さな詐欺です。でもまあ、ばれなければと思うのかもしれませんね。気を付けて頂きたいですが。

 

 

さて、当然ですが、現地で買った方が料金が安い場合もあります。長旅ができる人は、国内線等、現地入りしてから購入してもいいかもしれません。それで高かった時は損するかもしれませんが。

片道航空券しか所持していない場合、入国の際に質問攻めにあったりするかもしれないので、ちゃんと説明できるようにしておいて下さい。帰りのチケット見せろと言われたことはまだありませんけど、ビザ申請の際に往復航空券のチケットのプリントアウトを提出しなければいけないことは数度ありました。

それから、注意して頂きたいのが、スカイスキャナーで出してくる料金(格安航空会社)には預け荷物が含まれていないはずなので、フライト購入の際にスーツケースの有無を選択できないのであれば、チケット購入時と同じ料金で後日預け荷物の購入ができるかどうか確かめてから購入して下さい。格安航空券は、大体荷物が別料金なので。搭乗当日払うと割高です。

最後に、目的地までの乗り換えがある場合は、オンラインチェックインがそのままできないかもしれないので、特に提携会社のフライトを購入していない場合は、搭乗の際に聞いて下さい。提携でもできないこともあるみたいですが。

以上、長所短所を踏まえた上で、今でもこの検索エンジンを使ってます。

リンクはこちらです(日本語)
スカイスキャナー

2016年7月 今少し付け足しましたが、この記事は2014年9月に書いたものです。現在ではスカイスキャナーリニューアルされていますので、少しそれに合わせて書きかえました。今はフライト検索用のアプリもあるので、スマホでスカイスキャナー使って、行く予定もないのにチケットいくらか見たりしています。

非常に記事が読みづらいと思うので、スクリーンショットを使って書きなおしたいとは思っていますが、最後の最後の後回しになっています。スカイスキャナー使える人多いかなと思って、スクショ入れてまで説明しなくても大丈夫かな、と・・・。そのうち旅行記とか一段階したら、ゆっくりスクショ撮って挿入して書き直します。なので、分かりづらかったらしばらくごめんなさい。

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