その水浴びをしてしまったお部屋は、絶好の見晴らしでした。
インフォメーションで、アンスイート(トイレ・シャワー付き)をお願いしたら、一番安かった部屋がここだった(お風呂とトイレ共同ならもっと安いところがありました)。
5000円ぐらいだったけど、予想外にきれいで広くて、文句なしだった。
スタジオ(セルフケータリングとか、コンドミニアムとか色々言い方はありますが、通常英語の時は私はスタジオかアパートメントと言っています)だからキッチン付きだけど、毎日掃除に来たり、タオルを取り換えに来てくれるわけではありませんでした。
ホテルタイプがいい人には向かないけれど、誰にも邪魔されたくない人にはいいと思う。
次のページに出てくるけれど、私はこんなに正面から朝日を拝められる部屋に泊まったことはなかった。
朝日は若干右側だけど、ベランダの椅子に座って朝日を眺められました。そして、太陽を遮る建物はまだこの時点では何もなかった(今もないと思う)。
外に駐車もできて、シャワー以外には何の問題もありませんでした。そのシャワーもボイラー式のもう少しいいものになっているだろうし、無料WiFiがついているぐらいだから、改装もしていると思う。
でも、夜歩いたらすごく怖いと思う。治安は悪くないけれど、電灯がなくて怖かった。上が私が泊まった部屋。カーテン、開いてるでしょ?
オーナーさんは住んでいないし、窓は全部ガラスだし、当時はカーテンがすごく閉めづらかったかそもそも閉まらなかったどちらかでした。夜中、すごく怖かった記憶があるので。「いきなり窓ガラスを割られたらおしまいだな」と考えながら寝ました。当時は布製のカーテンはなかったはず。
徒歩ではどこへ行くのも不便なので、レンタルバイクかレンタカーを。「Roman Rock Studios」です。
さて、ここで、私が泊まった時よりもホテルが増えているので、いくつかご紹介。
まず、喜望峰へ行く1本道の大通りにあって、且つ、「眺めがいい」と書いてあるのなら、おそらく高台にあるホテルです。道沿いと上では結構違う。個人経営が多そうなのですが、そうなると、高いのにエレベーターがある確率が低いです。私が泊まったところも階段でした。体の不自由な方は吟味して選んで下さい。
まず、喜望峰側として、私が泊まったロマンロック付近のホテルを数軒。「The Tides」は、ベランダが共有のようになっているのだけれど、お城みたい。
「La Maison Dorries」は、ホテルではなくて、別荘。普通の家みたいになっているのだけど、ベランダにベッドとか置けるようで、夏なら最高かも。ホテル感はないけれど。
「Whale View Manor Guesthouse & Spa」も素晴らしいけど、海の見えない部屋もあるはずだから、予約時には要注意。でも、食事が美味しそう。
部屋が2面ガラス張りだったこともあって、部屋から普通に海を見るのなら、私が泊まったロマンロックが一番見晴らしが良さそうにも見えます。誰もいないというのが難点だけれど。
でも、喜望峰に近くなればなるほど、車がないと不便です。徒歩で食事に出たい人は、お店が多い中心部に宿泊するほうがいいです。なので、中心部のホテルもいくつかご紹介。
「Central Hotel Guest House 」は、多分私が行った時からある老舗ホテル。エレベーターがないかもしれないし、部屋もこじんまりしていると思うけど、一応あげておきます。
でも、中心部なら、上のホテルの向かい側にある、港に面した、「aha Simon's Town Quayside Hotel」がいいと思う。ここは、多分私が食べたレストランが入っているホテルではないかと思います。改装する前かもしれないけど。
アドバイスとして、喜望峰の近くになればなるほどコンドミニアムタイプな可能性が高いので、長期滞在向けだと思う。オーナーが済んでいないと、私みたいに国際電話を携帯からかけなくてはいけなくなるかもしれないし。そして、車がないのなら、喜望峰寄りのホテルには泊まってはいけません。自転車を借りるのならいいか。
それと、中心部は、メイン通りが一部商店街のようになっており、それとは別に、港のあたりが少し栄えています。駐車場がないところもあると思う。路駐できるから大丈夫だと思うけど。
どちらに泊まるかは、好みだと思います。静かがいいのなら、中心部から離れたところ。
それから、「高さ」ですが、喜望峰へ行く大通りを境に丘になっています。上から眺めたいのなら、もちろん丘の上のホテルです。ただ、 エレベーターがあるほどのホテルがどれか分かりません。考えてみれば、体の不自由な方にはあまりフレンドリーな街ではないのかもな。
大して遠くはないので、ケープタウンの大きなホテルに泊まって、日帰りで喜望峰へ行くというのもありだと思う。見晴らしはやはりケープタウンのホテルでは叶わないと思うけど。「感動の朝日」なら、サイモンズタウンに泊まるべきです。
さて、次の日はいよいよ喜望峰。そして、アフリカ最南端で高熱です。