3日目①「喜望峰までのドライブ」


起床は、朝6時頃だったかな。






太陽の出番はまだで、月の時間だった。

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まだ暗いけど、美しくなり始めている。

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今は毎回朝日と日没の時間を調べて行っているけど、当時は調べていなかった。朝日撮りに慣れていなかったので、まだまだ時間がかかりそうだなと思って、先にシャワーにしてしまった。

水になる前に1分で洗い終えないといけないようだったけど、髪の毛を洗ったらその時間じゃ無理だから、髪の毛はキッチンで洗うことにして、先に体だけシャワーで洗いに行った。キッチンのお湯は太陽熱じゃないだろうと思ったんだ。髪を洗っている間ずっとお湯だったから、やっぱり違ったと思う。






髪を洗い終わったら、




太陽がいた。

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おはようございます。すぐ昇っちゃうね。

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何の苦労もなく部屋からこんな風に朝日が見えるなんて、すごいことだ。とても貴重な体験だ。この辺に住んでいる人たちは、毎日こうなのだ。いいな。






何てことには現地では気が付くこともなく、明るくなったのでせっせと支度をして、ちょっと鼻水だらだらでカゼ気味だなと思いながらも、今日も一日元気に始めることにした。






じゃ、行こうか。

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喜望峰へ。






喜望峰へ

喜望峰までは一本道なので迷いようがないけれど、猿避けには苦労するかもしれない。

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日光みたいだなと思いながら走っていたら、もっと出てきた。

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猿、今もいるかな。観光客も増えただろうし、大渋滞になりそうなので何かしら行政的対処があっても不思議じゃないけど。誰か行った方、猿情報のコメント待っています。






喜望峰は、「車でぎりぎりまで行って降りたら目の前が喜望峰」というわけではなく、まず自然保護区へ入り、お金を払います。もちろん車のままね。






自然保護区といっても、こんな風にしっかりと舗装されており、運転も楽ちん。そして、何もないので見晴らしがいい。

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入った後は、喜望峰ではなく、「喜望峰が見える」ビューポイントへ向かった。

大きいので、離れたところから見ないと何だか分かりません。喜望峰の上に立って写真を撮っても、「海沿いでの写真」にしか見えないことに要注意。東京タワーだと分かるのは、外から撮った場合だけです。タワーの中に入って廊下で写真を撮っても、その写真を見た人は多分どこの写真なのか分かりません。






ビューポイントごとにちゃんと駐車場があるので大丈夫。

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駐車場から1枚。あれは喜望峰じゃないよ。

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下を見るとこんな感じで、波が荒い。今は柵らしきものがあるかも。今もなかったら、本当に落ちそうだったから気をつけて。

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喜望峰が見える丘はこの写真の上の高台で、この看板を右に曲がると喜望峰への徒歩コースがあり、徒歩で往復1時間半とのこと。私は車で行ったけど、いいウォーキングコースなのだと思います。

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では、私は真っ直ぐあの高台へ。






少し高いので、ちゃんとケーブルカーもあります。ケーブルカーが大好きな私は往復で買いたいところだったけど、帰りは歩きで、行きだけケーブルカーにした。今はオンラインでもチケットを買えるかも。






片道数百円とかだし、あっと言う間に着く距離です。






そして着きました。






これが喜望峰。

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昨日南アフリカに到着して、今日もう目的を達成してしまった。

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こんなに遠かったのに。






私、この姿を、自分の目で見たかった。

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なのに、喜望峰ほどの場所の写真を3枚しか撮っていない。

救いようのないバカぶり。






あれだけ時間をかけて行って、たったサンマイ






今では一つの旅行で2,000枚以上撮ることもあるのに、たった3枚。






ビューポイントから下を見て一枚撮っているけど、言われないとどこだか何だか分からない。

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3枚のバカぶりなど気が付くこともなく、このビューポイントでしばらくボーッと荒波を眺めていた。

「こんな地球の端っこまで来たんだな」と一人で感動していた。風が強くて寒かったけど。



朝早かったから誰もおらず、ここを独り占めだった。人が多いと写真どころではないかと思われるため、できるだけ早朝に行ったほうがいいと思います。






さて、喜望峰はこの旅のゴール。もうゴールに着いちゃったわけだけど、色々思うところはあったけど椅子はなかったのでのんきに座っていられる場所もないし、海風は強いし・・・と、3枚の写真で満足して降りていくことにした。






だけど、目的達成で一気に緊張感がなくなったのか、様子がおかしくなっていた。ご機嫌ではあったけど、具合が悪いらしかった。






少しフラフラしながら、歩いて下へ。

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フラフラ楽しい下り坂。

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次は、喜望峰の見える場所ではなく、喜望峰そのものへ。どのぐらいの距離を走ってどこに停めたかは全然覚えていないけれど、迷わず着いた事だけは確か。






でも、到着してみたら、やはりただの崖と海岸にしか見えない場所だった。

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ここが喜望峰。そこにあるのはワカメではなく何かの紐。

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英語で「喜望峰」と書いた看板があるんだけど、ここが喜望峰だと証明できるものはそれだけかな。なのでみんなそこで写真を撮るのよ。






髪が長かったので、三つ編み。海風がすごいため、髪は留めておきましょう。右手は、風が強いから前髪を押さえているところ。前髪もびゅんびゅん飛んでいたし。

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ここでは記念写真を撮るだけで、やはり喜望峰メイン写真は先ほどのビューポイントから撮らないといけないと思います。あっちでちゃんとした写真を撮りましょう。こっちは立っているだけでも大変です。






その他へ行こう

海岸沿いには他にもビューポイントがいくつかあり、車も停められるようになっています。






なので、どこだか分からないけれど、何か所か寄ってみた。これは最初の場所。別に何もないんだけど、荒波を見るためのビューポイントかな。

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路駐もしてみた。もっとちゃんと撮るべきだったと思う。車を。

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どこから見ても波がすごかった。

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漬け物石に良さそうなものを発見した。

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砂が白いのは、私が明るさを変えてしまったからです。良く分からずにいじってしまった。

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そんな感じで、喜望峰は終わり。

長時間いるなら、やっぱり最初のビューポイントかな。今はレストランもあるしお土産屋さんもあるみたいだから、ゆっくり観光できると思う。レストランとか、是非行きたいね。見晴らしが良さそうだし。






だけどこの時は、レストランではなく見晴らしのいい道を戻って行くことにしました。何もなく道だけの道を。

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ランチタイム

喜望峰にカフェもなかったこの時は、コンビニもないし、サイモンズタウンあたりまで戻らないとレストランもなかった。






お昼のために町へ戻るのに来た道を運転しながら、どうしてもなんかやっぱり具合が悪いなと思っていた。

でも、喜望峰は大満足だった。楽しかった。

だけど具合が悪い。でもお腹がすいた。






サイモンズタウンへ戻ると、中心部に車を停めて、どこかの2階にあったレストランへ入ってみた。

混んでいた。休日だったからかな。本当に満席だった。






ランチでサーモン。海沿いだし、海鮮がおいしい。

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いくらだったかも忘れたけど、結構豪華だよね。これとパンとかかな。写真がこれしかないから分からないけど、パンもあったはずだし、コーラかなんかも頼んだはず。






食べ終わると、喜望峰が意外に早く終わっちゃったので、午後はどこへ行こうかと考え始めた。熱が上がり始めていたはずだけど、まだどこかへ行こうと思える余裕はあったらしい。


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-南アフリカレンタカー運転一人旅