起床は、朝6時頃だったかな。
太陽の出番はまだで、月の時間だった。
まだ暗いけど、そろそろ美しくなり始めている。
今は毎回朝日と日没の時間を調べて行っているけど、当時は調べていなかった。まだ朝日に慣れていなかった。まだまだ時間がかかりそうだなと思って、先にシャワーにしました。
水になる前に1分で洗い終えないといけないようだったけど、髪の毛を洗ったらその時間じゃ無理。だから、髪の毛はキッチンで洗うことにして、体だけシャワーで洗いました。
キッチンのお湯は太陽熱じゃないだろうと思ったんだ。髪を洗っている間ずっとお湯だったから、やっぱり違ったと思う。
そして、髪を洗い終わったら、
太陽がいた。
おはようございます。すぐ昇っちゃうね。
何の苦労もなく部屋からこんな風に朝日が見えるなんて、すごいことだと思う。
とても貴重な体験をしたと思う。住んでいたら毎日見られると思うと信じられない。
何てことには現地では気が付くこともなく、明るくなったのでせっせと支度をして、ちょっと鼻水だらだらでカゼ気味だなと思いながらも、今日も一日元気に始めることにした。
行こうか。
喜望峰へ。
喜望峰へ
喜望峰までは一本道なので迷いようがないけれど、猿避けには苦労するかもしれません。
日光みたいだなと思いながら走っていたら、もっと出てきた。
猿、今もいるかな。観光客も増えただろうし、大渋滞になりそうなので何かしら行政的対処があっても不思議じゃないですね。誰か行った方、猿情報のコメント待ってます。
さて、喜望峰は、「車でぎりぎりまで行って降りたら目の前が喜望峰」、というわけではなく、まず自然保護区へ入り、お金を払います。もちろん車のままね。
自然保護区といっても、こんな風にしっかりと舗装されており、運転もいたって安全です。そして、何もないので見晴らしがいい。
入った後、喜望峰ではなく、まずは、「喜望峰が見える」ビューポイントへ。
大きいので、離れたところから見ないと何だか分かりません。喜望峰の上に立って写真を撮っても、「海沿いでの写真」にしか見えないことに要注意。東京タワーだと分かるのは、外から撮った場合だけです。タワーの中に入って廊下で写真を撮っても、その写真を見た人は多分どこの写真だか分かりません。
ビューポイントごとにちゃんと駐車場があります。
駐車場から1枚。あれは喜望峰じゃないよ。
下を見るとこんな感じで、波が荒いですね。今は柵らしきものがあるかも。本当に落ちそうだったから。
喜望峰が見える丘はこの写真の上の高台で、この看板を右に曲がると喜望峰への徒歩コースがあるようです。徒歩で往復1時間半。私は車で行ったけど、いいウォーキングコースなのだと思います。
では、まず真っ直ぐあの高台へ。
少し高いので、ちゃんとケーブルカーもあります。ケーブルカーが大好きな私は往復で買いたいところだったけど、帰りは歩きで、行きだけケーブルカーにしました。2019年10月には大人片道65で往復80ランドだったけど、2024年末には大人片道90ランドで往復105ランドです。あがりますのう。
今はオンラインでもチケットを買えそうです。
片道数百円とかだし、あっと言う間に着く距離ですね。
そしてついに着きました。
これが喜望峰。
昨日南アフリカに到着して、今日もう目的を達成してしまった。
こんなに遠かったのに。
私、この姿を、自分の目で見たかった。
なのに、喜望峰ほどの場所の写真を3枚しか撮っていないようです。
救いようのない間抜けぶり。
あれだけ時間をかけて行って、たったサンマイ。
今では一つの旅行で2,000枚以上撮ることもあるのに、たった3枚。
ビューポイントから下を見て一枚撮っているけど、言われないと何だか分からない。
3枚のバカぶりなど気が付くこともなく、このビューポイントでしばらくボーッと荒波を眺めていた。
そして、「こんな地球の端っこまで来たんだな」と一人で感動していた。風が強くて寒かったけど。
朝早かったから誰もおらず、ここは独り占めでした。人が多いと写真どころではないかと思われるため、できるだけ早朝に行ったほうがいいです。
さて、喜望峰はこの旅のゴール。もうゴールに着いちゃったわけだけど、色々思うところはあったけど椅子はなかったのでのんきに座っていられる場所もないし、海風は強いし・・・と、3枚の写真で満足して降りていくことにしました。
だけど、目的達成で一気に緊張感がなくなったのか、様子がおかしくなっていった。気分はいいけれど、ご機嫌ではあるけれど、具合が悪いらしかった。
少しフラフラしながら、歩いて下へ。
フラフラ楽しい下り坂。
さて、続いては、喜望峰の見える場所ではなく、喜望峰そのものへ行ってみよう。徒歩移動ではなく、車移動で。
どのぐらいの距離を走ってどこに停めたかは全然覚えていないけれど、迷わず着いた事だけは確かです。
そして、到着してみたらやはりただの崖と海岸にしか見えない場所でした。
これ、喜望峰です。そこにあるのはワカメではなく紐だと思います。
英語で「喜望峰」と書いた看板があり、ここが喜望峰だと証明できるものはそれだけかな。なのでみんなそこで写真を撮るのよ。
髪が長かったので、三つ編みです。海風がすごいため、髪は留めておきましょう。右手は、風が強いから前髪を押さえているところです。前髪も飛びます。
ここには自分の記念写真を撮りに行くだけで、やはり喜望峰メインは先ほどのビューポイントだと思います。あっちでちゃんとした写真を撮りましょう。ここは立っているだけでも大変です。
その他へ行こう
海岸沿いには、他にもビューポイントがいくつかあり、車も停められるようになっています。
なので、どこだか分からないけれど、何か所か寄ってみた。これは最初の場所。別に何もないんだけど、荒波を見るためのビューポイントかな。
路駐もしてみた。もっとちゃんと撮るべきだったと思う。車を。
どこから見ても波がすごかった。
漬け物石に良さそうなものを発見して喜んだじゅんこさんが1枚。
砂が白いのは、私が明るさを変えてしまったからです。良く分からずにいじってしまった。
そして、喜望峰は終わり。
長時間いるなら、やっぱり最初のビューポイントかな。今はレストランもあるしお土産屋さんもあるみたいだから、ゆっくり観光できると思う。レストランとか、是非行きたいね。見晴らし良さそうだし。
だけどこの時は、レストランではなく見晴らしのいい道を戻って行くことにしました。何もなく道だけの道を。
ランチタイム
喜望峰にカフェもなかったこの時は、コンビニもないし、サイモンズタウンあたりまで戻らないとレストランはありませんでした。
そういうわけで、お昼のために戻ろう。
そして、来た道を運転しながら、どうしてもなんかやっぱり具合が悪いなと思っていた。
でも、喜望峰は大満足だった。楽しかった。
だけど具合が悪いんだ。
でもお腹もすいた。
サイモンズタウンへ戻ると、中心部に車を停めて、レストランを探しました。
どこかの2階にあったレストランへ入ってみた。混んでいた。休日だったからかな。本当に満席だった。
サーモン。おいしかった。海沿いだし、やっぱり海鮮がいい。
いくらかも分からないけど、結構豪華だよね。これとパンとかかな。写真がこれしかないから分からないけど、パンもあったはずだし、コーラかなんかもあったと思う。
そして、食べ終わると、喜望峰が意外に早く終わっちゃったので、午後はどこへ行こうかと考え始めた。
まだ少し余裕があった。熱が上がり始めていたはずだけど。