夕陽を撮る場所として選んだのは、「アズールウィンドゥ」。
一応迷わず到着したし、ここがアズールウィンドウなのだろうということもすぐ分かったけれど、到着が早過ぎてしまった。今回に限って通常交通時間で着いてしまったらしいです。あちこち寄ってくれば良かったのに。
良さそうな場所なんだけど、やっぱり何もなかった。ジュースのようなものが売っていたのかなと思われる屋台の名残のようなものがあったけど、それも閉まっていた。
トイレへ行っておいて良かった。飲み物は確かペットボトルの水があったはずだし。
少し車で休憩してから、カメラバッグを持ってのろのろ崖へ。
夕陽を見るためか、カップルがたくさんいた。
着いたはいいけれど、どこが一番いいのかはもちろん分からなかった。
だけど、それ以前の問題で、曇っていたことが気になった。もしかしたら今日はダメかも。
アズールウィンドウはこんなところです。
なんか、どこかで見たような・・・。行っていないけど、マルタの青の洞窟もこんな感じの崖があった気がするし、他の国でも見たような気もする。
多少新鮮味に欠ける気もしないでもないが、
キレイなことは確かだ。
そしてきっとあれが、
「ウィンドゥ」なのよ。
「窓」。
ズームレンズで撮ってみたら、人が見えた。すごい。どうやってあそこへ行ったのだろう。
夕暮れ時だから、結構人がいたんだけどね。今は何件かお店があるし、公共トイレもあります。綺麗なレストランもできている。あれだけ人がくる場所にはこのぐらい作らないとまずいと思うので、当然だと思う。
レストラン、すごく綺麗で美味しそう。ここから夕陽が見えるわけではないと思うけど。
さて、ウィンドウですが、ズームだと、それなりに迫力もなくはない。
でもマルタもゴゾもこんな感じ。浸食ぶりはすごいけどね。
歩くのなら要注意。ヒールはダメです。
少し上に来てみたけれど、
あまりいいポジションではなかった。良さそうな場所を探してちょっと移動しようと思ったけど、
雲が消えてくれない。
もう太陽が落ちるのに。
太陽が飲み込まれていく。 これは無理だ。
ダメだダメだ。やめよう。もういい。黒雲を撮るほどヒマではない。
最終を乗り過ごしても困るから、急いでフェリー乗り場へ戻ろう。
車も私もご飯を食べてフェリーで帰ろう
基本的に夜の長距離運転はしないことにしているもので(ヨルダンは例外)、まだ少しでも明るいうちに運転したかったので、急いでフェリー乗り場へ。
無事に港方面へ到着したけど、今度はガソリンがなくなったので、スタンドを探しました。最初に満タンじゃなかったから足すハメになっただけで、残り1日だったのだから、満タンだったら足りていたはずだった。
マルタはすごく小さいので、ビーチで一日中泳いでいるような人だったら、満タンを空にするなんて長期間滞在でもない限り無理です。だからレンタカー屋は丸儲け。
ムダにするのが嫌だったので、明日一日で使い果たせる分しかガソリンを入れたくなかったけど、それがどのぐらいだか分からない。スタンドで事情を説明し、半分ぐらいでいいねということで、確かリッターで入れてもらいました。金額じゃなくて。そしたら安くて驚いたので、あのレンタカー屋はやっぱりかなり高く請求していたみたいだった。
もうこんなケチ商売はやっていないといいですが。
ガソリンを入れた後は、フェリーへ乗るためにそのまま車ごと並びました。だけど、次の便の出発までまだ30分以上あった。
というわけで、折角だからゴゾでご飯を食べようと思い、車を並べたまま放って降りて、徒歩でフェリー乗り場の横のレストランへ行ってみた。もう閉業しているみたい。
良く分からないパスタを頼んだけど、非常に遅かった。
来た頃にはもう食べる時間もなかったけど、シーフードパスタだったことは写真から分かる。油ぎとぎとだったのも覚えている。
急いで食べ始めたけれど、窓から車を見たら他の車がフェリーへ向かって進み出していたので、すぐにレストランを出ることになった。
というわけで、パスタはほとんど残したので、もったいなかったな。マルタに戻ってから食べれば良かった。
フェリーへ行くと、みんな私の車を避けてフェリーに乗り込んだようで、私の車がポツンと残っていたので笑ってしまった。
誰もクラクションを鳴らさないなんて、穏やかだね。日本ならビービーやられたと思う。
フェリー内へ入り、間に合ってよかったとホッとした。
だけど、最初からのゴゾに泊まれば良かったな。そしたらもっとゆっくりできたのに。
あんなトランプ好きフロントのいるところへ帰りたくはないがなと思いながらも仕方がなく帰りました。
さて、翌日はいよいよマルタ最終日です。