ポートモレスビーでも自分ツアー
ランチの後、PNGの事務所に行って、又自分ツアーをお願いしてみた。昨日のゴロカと同じように、車を出してどこかに行ってくれないかと。
こちらも料金は忘れたけれど、何とかOKで、現地の運転手君とガイド君と3人で出発することになった。
そして、普通のツアーでは行かないところへ行って村の人たちと触れ合いたいのだと言ったら、適当にどこかへ行くのは危ないと言われた。パプアには部族がたくさんあるので、知らない部族の村へ行くのは危険だって。
そして提案されたのが、どっちだったか忘れたけれど、多分運転手君のほうだったかな、その人の出身の村へ行くということだった。同部族だから危なくないということで。どこの部族のどこの村であっても私には全然分からないわけなので、「よしそうしよう」と即決。
今回は、バスだった。トラックじゃなくて。10人は乗れたと思う。
マイクロバスで何もない道を行く。
独り占めのバス。頭が3つ見える気がするけれど、2人じゃなかったかな。真ん中のやつはバッグか何かだろうか。
何となく運転したくなって、「運転したいなぁ」とボソッと言ったら、運転手さんが、「する?」と聞いてくれた。「免許ないもん」と言ったら、「大丈夫だよ」との返事だった。
国際免許がないからダメだと言って断ってしまった。何で運転させてもらわなかったのだろう。もったいない。道が分かる人もいるし、車なんか来ないような場所を走っていたし、何の問題もなかっただろうに。
日本の免許で運転できる国だったのかどうか分からないけど、運転してしまえば良かった。もったいないもったいない。大型持ってなかったけど、あのぐらいの大きさならきっと大丈夫だったさ。信号も何もない道だったし。
次に行ったら絶対車を借りて運転するし。山賊のいない道を。
村への途中、どこかへ立ち寄りました。何しに立ち寄ったか分からないけれど、何かのお店だったと思う。
泣いいてた子供もいた。
フルーツも売っていた。買わなかったけど。
水上の村へ
ドライブ中に見える風景はこんな感じだった。
土地勘なし。場所はさっぱり分からない。信号なし。ラウンドアバウトなし。電柱もあったような気がしない。
今も奥地はそうだと思うけど、首都中心部は全然違うと思うよ。
さて、そしてどのぐらいだったか、到着したのは、「水上の村」みたいなところだった。
海沿いをドライブしていたなどとは全く気がつかないほど陸を走っていたので、水上の村のようなところへ着いたのは予想外だった。
因みに、パプアの水上の村へのツアーというのができたようでアクセスも増えたけど、同じところかどうかは知りません。多分違うと思う。
もちろん海の家などもなし。何もないところ。
犬ならいた。
とりあえず、ずっとトイレがなかったので、一応帰り時間も考えて、到着してすぐにトイレを貸してと頼んでみた。そしたら、
「あそこだよ」と言われた。
下は海。汚物はそのまま落とすらしかった。
一応、頑張って行ってみようと思った。
だけど、ダメなんだよねこういうの。
ところどころ、穴が開いているのだ。下は海。結構高い。怖いんだよ。ダメなんだってばこういうの。
閉所恐怖症でもあるけれど、「歩いているところから落ちるかもしれないと思う恐怖症」でもあるし。
一応少し進んでみたんだけど、やっぱりダメで、トイレまで辿りつけなかった。
別に、すごくトイレに行きたかったわけでもなかったかし、我慢することにした。
これが村で唯一のトイレだと言っていた。
私、この村に住んだらすぐに膀胱炎で救急車だと思う。
こんな風に、着くなり「トイレに行けない変な外国人」として登場してしまったけれど、村の人たちは快く迎えてくれました。