私が使ったガイドブックは、地球の歩き方の「南イタリアとマルタ」だけでした。でもこれは旧版です。
現在は南イタリアとシチリアになっており、マルタは抜け、独立本になったようです。
マルタにしか行かないなら、もちろんこっちを買うべき。
こんな本も出ているようで、これもいいかもしれない。
ロンプラもあります。ちゃんとゴゾもタイトルに入っている。
レンタカーは、スカイスキャナーで事前に予約してあり、「グリーンモーション」というところで予約したけど、実際は現地子会社でした。
いつも通り、一番安いクラスのものを借りていたはず。ただ海で泳ぐだけなら車はいらないかもしれないけど、動きたいなら車を借りたほうがいいと思います。
では、出発。
マルタに到着
ライアンエアーでシチリア島のトラーパニを20時半に出発し、遅れたけれど、予定時刻の21時半過ぎには到着。
マルタの空港はとってもすいていた。夜だったし。
空港到着後、出口の外でレンタカー会社の人が待っているはずだったので、まっすぐ外へ。
出てすぐのカフェで男性と女性がお客さんらしき人と契約中のようだった。おそらくこの人たちが私のレンタカー会社の人でもあると思い、待つこと数十分、やっと私の番になったけど、この時点で手際の悪さに多少不満ではあった。
予約ヴァウチャーを見せて、免許証を渡しました。いつものレンタカー説明を聞いて、契約の話も終わりかけた時、ガソリンは満タンだけど、空で返してねと言われた。普通は逆。おかしいんだよこれ。
空で返すだけではなく、今ここでガソリンの満タン代を払ってくれと言われ、予約時の注意事項に書いてあったので特に責めずに承諾して支払いを終了。読んでいないともめることもあるかと思うので、海外でレンタカーを予約した時はちゃんと注意事項等を読みましょう。
因みに、ガソリンを空で返すって、難しいです。大体の場合は、ガソリンが入ったままで返却し、でもガソリン満タン代を払っているという結果になるはずです。
さて、高めのガソリン代を払って事務手続きを終えると、鍵を渡されて、駐車場の番号を告げられた。
私 「一緒に来ないの?」
レンタカー屋 「行きません。駐車場は分かりやすいから大丈夫」
私 「車に傷があったらどうするの?」
レンタカー屋 「新車で傷なしのピカピカだから大丈夫よ」
私 「返すときは?」
レンタカー屋 「返す時は、駐車場の○○番へ停めて、鍵を空港のポストに入れておいて」
私 「点検しないの?」
レンタカー屋 「後でします」
鍵を渡して「勝手に乗って行って勝手に返してね」というのは良くあることだから不思議には思わなかったけれど、この時点で嫌な予感がしていたので、行きも帰りも点検しないことにつき、少し問い詰めてみた。
大丈夫だの一点張りで、鍵を入れるポストが分からなければ返却時に連絡を頂戴とのことだったので、分からない振りをして空港まで呼ぼうかなと思い、そこはとりあえず引いておいた。
そして、契約を終えて駐車場へ。
結構歩いたと思う。暗くて良く見えなかったし、誰もいなかったので、何かを聞く相手もいなかった。
そして、やっと車を見つけて、スーツケースを入れてすぐに車の外を点検。
何これ。
新車で無傷のピカピカでこれなら、本当に新車で無傷のピカピカはどんななのだ。
すぐ契約書に書いてある電話番号に電話をしました。子会社のいいところは、携帯の番号が書いてあったりするところ。夜でも通じるので電話をかけてみると、さっきの女性が出たので、車に傷があるんだけどと言った。
すぐ戻ってきてくれるとのことだったので、その場で待ちました。そして、しばらくして二人で戻ってきて、「こんなの傷じゃないよ」と一言。
海外のレンタカー屋って、ものすごくアバウトで、少々こすっても全然気にしないところもあるのです。というか、全然気にしないところしか出会ったことないかも。
だからといって、決して間違えないでください。この程度の傷でも法外な料金を請求してくるレンタカー屋もあるはずです。特に日本ね。この傷でリヤバンパー1枚交換した上、ノンオペレーションチャージを取るとか、全然ありだから。
絶対に、借りたらすぐにチェックして写真を撮っておいてください。
とりあえず私は、この二人が最初から感じが悪かったこともあり、心配だったので、
「後で請求しないでよね。ちゃんと証拠に写真撮ってありますから。明日明るいところでもう一度点検して再度写真を撮ります」
と言っておいた。
そうそう、マルタの公用語は英語です。独特の訛りがありますが。
この時はとりあえず穏やかに話したつもりだったけど、車に乗ってからまたカチンときた。