首イボを自分で取った(切った)



首にイボができてしまい、数か月悩んでいました。

どうやらこれは、日焼け止めを全くせずに紫外線のすごいヨーロッパにいたために出てきてしまったみたいだった。つまり、加齢性のイボ。



とりあえずレーザーをと思って皮膚科に行ってから自分でイボを切り取るまでの私の苦労記事を公開します。



炭酸ガスレーザーを皮膚科で体験

まず、皮膚科に行ってみた。

目当ては「炭酸ガスレーザー」で、これなら色素沈着もしないだろうし、早いかなと思って。



美容皮膚科もやっている皮膚科で、金取主義的な皮膚科でした。

最初から感じが悪く偉そうで、人がイボで悩んでいると言っているのに、左頬のシミをレーザーで取った場合の自費の治療費を勝手に見積もり、10万円ぐらいの見積書を出されて嫌な感じだった(その後シミはトレチノインを輸入して消してしまったので5000円ほどですみました)。



炭酸ガスレーザーは、最初だけは保険でやってくれるとのことで、1つか2つ取ってもらいました。2000円ぐらいだったかな。

でも、もう二度と嫌だという思いをした。

何が嫌だって、「麻酔」。



私は麻酔がダメで、吐き気がしてくるのです。しかも、首だったため、麻酔が切れるまで気持ちが悪くて大変で、これではもう二度と受けられないと思った。



そして、イボのほうも、数日間赤くなり、跡は残らなかったけど、たった1つか2つのイボのためにここまでの思いをするのならもうやめようと思い、それ以後もう皮膚科にも行かず、イボは2年以上放っておきました。



この医者は、ウィルス性だとか加齢性だとか、そういったイボの説明は一切せず、でも、ヨクイニンを処方してくれました。それはそれでとっても良かったと思うし、今でもヨクイニンは飲んでいます。ヨクイニンについては別記事を書いています。



皮膚科でハサミで切ってもらう

それでも気になって気になってしょうがなかったので、2年以上経ったある日、保険でイボをハサミで切ってもらうことにした。



皮膚科では、保険適用でハサミで切ってくれます。ですが、安い上に時間がかかるため、やってくれる皮膚科は少ないと思います。自費にしているところも多く、良くても最初の1回だけ保険で2回目以降が自費だと思います。

私は最初だけなら保険でやってくれるというところを見つけて、車で1時間ほどかけて行ってきました。



確か、首の左半分をやってもらったと思う。10個以上切ってもらったんじゃないかな。ハサミで切るのは、文字通りハサミで切っており、麻酔も何もせず、ただブチブチ切っていきます。多少チクリとするけれど、全然我慢できます。



次からは自費でやってもらうような話をしていたけれど、何でも自分でやろうとする私は、もちろん最初から次は自分でやるつもりだった。なので、先生にお願いして、切っているところを見たいと言って鏡を借りて、どんなハサミを使用してどんな切り方をしているかをしっかりと見ていました。そして、ただの医療バサミで普通に切っているだけだと知った・・・・。



自分でやれるじゃん



という絶対の自信をつけ、軟膏を処方してもらって家に帰り、早速準備に取り掛かりました。




自分でクビイボ除去の準備

必要なものは3つ。医療用のハサミ、軟膏、鏡。




イボが小さいので、ハサミも小さくないといけません。眉毛とかを切る小さなハサミでも代用できそうだけど、先が平らになっていないと切りにくいので、やはり医療用を買うべきだと思います。他にも使えるだろうから、迷いなく買うべきです。安いし。



私が実際に買ったハサミはこれですが、医療従事者じゃないと買えないかもしれません。前はそんな事聞かれなかったのに、今アクセスするとアマゾンが質問してきましたが、いつも出てくるのかな。現在は、1620円。



同じタイプなら何でもいいと思うけど、切れ味とか、結構違うのかもしれません。こちら、1700円。他にも首イボで購入者もいるみたい。



こういったハサミは、眼科で使われるようです。上の2つを見比べて欲しいのですが、刃先が違います。下のほうが厚い気がするし、反り方も違うと思う。他のものを使用していないので比べようがないけれど、私は自分で買った上のハサミの形の方が切りやすいのではないかと思います。




次は、切った後に塗るための軟膏です。ばい菌でも入ったら大変なので、一応ね。

ただ、抗生剤入りがいいかステロイド入りがいいかどちらも入ったものがいいのかは分かりません。切ったので血が出ている程度のものにどちらがいいのか私には何とも言えません。私が処方されたのは、確か「ゲンタマイシン」だったと思います。ゲンタマイシンはステロイドは入っておらず、抗生物質だけだと思います。私なら、次も抗生物質だけしか入っていない軟膏をつけると思います。



私は最初に切ってもらった時に処方された軟膏があったからいいのですが、もしもなければ、市販でも外用なら抗生剤入りの軟膏が買えるので、それで大丈夫だと思います。上記の通り、何が自分の症状に合っているか、比べてみて下さい。大体みんな1000円ぐらいです。



市販の軟膏は買った事がないのですが、ステロイドが入っているものばかりみたいだけど、これは入っていないみたいですね。抗生剤だけみたい。



他は大体ステロイド入りみたいなので、安いものを3つほどアップします。








さて、これで準備は万端。

次に、あるとは思うのですが、鏡の準備を。

首だと鏡がないと見えないけれど、拡大鏡じゃなくても見える視力があるのなら、普通に洗面台の鏡でいいと思います。目が悪いとか、イボがとっても小さいとか、できればハッキリ見たいと言う人は、拡大鏡を購入したほうがいいかも。

何でもいいとは思いますが、ライトつきまで出ていたので、こんなのもありますということで載せておきます。



では、準備ができたところでいよいよイボカット開始。






首イボを切る時

まず、ハサミを消毒します。現在ならコロナ禍でアルコール除菌がどんな家にもあるかと思いますので、それでシュッシュとやって下さい。



そして、イボカットですが、写真がありません。記事を書くつもりなら撮っておいたんだけどな。残念。



でも、何も難しい事はなく、ただ切るだけです。でも、イボを残してしまってはいけないので、ハサミが平らですから、肌の上に乗せるような感じで置いて切って下さい。



刃先はこのように反れており、薄いです。




それを、このように水平に押し付けるようにして置き、丁度この刃先の間にイボが入るようにして、そのまま切ります。これは私の足だけど、首だと場所によりかなりやりづらいと思います。

くれぐれも、イボだけを切るように注意しましょう。とはいえ、刃先は薄いとはいえ厚みがあるため、イボの上のほうしか切り取れず、何度か挑戦することになると思います。

そんな場合は、素直に何度も挑戦して下さい。ちゃんと切れれば、血が出ると思います。イボの上の方だけ切っていても多分出血しないと思う。




その後、切った部分からちょっと血が出て赤くなり、それが数日間続きます。軟膏をつけておきましょう。皮膚科で左半分をやってもらった時は、一度に10か所以上だったため、外に行くのも気が引けるほど首が赤点々だらけでした。軽い感じの通り魔に遭ったようにしか見えなかった・・・。

赤点々を見せたくないなら、1個ずつ切ってもいいと思います。




そして現在、更に2年以上経ちますが、イボの再発はありません。


こんな事でイボ除去ができるのならもっと早くやれば良かった

と、心から思っています・・・。




因みに、日本帰国後、新しくできたイボはありません。やっぱりイギリスってなんだかんだ言って紫外線が強いんだなと思った。次に住む事があれば日焼けに気をつけます・・・。




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