4日目①「ヨルダン南下」

遅めの出発

ろくに眠れなかった。起きるのが非常に辛かったので、日本と違いチェックアウト時間が遅くて助かった。

新郎新婦は、朝まで踊った後で新婚旅行に出たらしい。行き先はギリシャなのでそう遠くはないけど、タフだ。私の方がぐったりきている。



ギリギリまでベッドにいて、シャワーを浴びて支度をして、ドレスだのヒールだのをしまっていった。

そして、一気にドライブするつもりだったため、ホテルでお昼を食べていくことにして、1階のレストランへ行った。まだお昼には早い時間だったので誰もいなかったけど、一人で食べていたら、二つ向こうぐらいの席に、年配の男性が座った。まだ昼なのに酔っていた人。

日本人かと聞かれ、そうだよと答えると、「結婚しているのか?」と聞かれた。なので、ヨルダン人なのかなとも思ったけど、きっと違う。お酒を飲んでいたわけだし。






この人、色々と質問してきた。何を聞かれたか忘れたけれど、食べながら色々と答えたのは覚えている。だけど、何を食べたのかも忘れたため、結局、酔っぱらいに色々と質問されたことしか覚えていないということになる。

あまり相手にせず、すぐ食べ終わり、チェックアウトはもうしてあったので、酔っぱらいとお別れして出発。

さあ、長距離ドライブの始まりだ。










まずはガソリン

残るは丸二日。行きたい場所は、ワディラムとアカバとぺトラと死海。一番遠いのはアカバなので、今日は一気にそこまで南下するつもりで、アカバのホテルを予約してあった。

逆に言えば、予約してあったため、必ず行かなければならなかった。






アカバの手前にワディラムがあるので、そこに寄ってからアカバへ行く予定だった。

私のいたホテルからワディラムまでは、320キロぐらい。4時間運転なんて、大したことではない。距離なんて、私にとってはただの数字でしかなかった。






車にスーツケースを入れて、ナビをセットしようとしたら、「ワディラム」としか入れられなかった。今回も地名でしか入れられなかったけど、有名な観光地なのだから、すぐ分かるはず。

ということで、運転開始。

前日既に100キロほど走っていたし、特に緊張感なし。






首都を少し離れ、この先はもうほとんど一本道かなと思ったところで、「アカバ」との標識が右側に出てきたので、「あれ?」と思った。

ナビは何も言わなかったけど、多分、35号か65号のことだったのだと思う。一方で、私が走っていたのは、15号。アンマンや空港あたりではあちこちで工事をしており、道もそれに合わせてくねくね変わっていたけど、15号で間違いなかったはず。

アカバへ直接行くなら、15号じゃないほうが距離が短いのかも。






昨日のジェラッシュでガソリンが既に半分ぐらいになっていたので、クーラーをガンガンにかけていたし、早めにスタンドへ入ることにした。






まだ首都を離れてすぐだったし、スタンドはすぐに見つかったので、そこに入った。距離的に、ここではないかと思う。







私 「カード使える?」

店員さん 「使えるよ」

私 「じゃあ満タンで」






ガソリンを入れ終わった後、カードで払おうとしたら、使えないと。






店員さん 「カード使えないみたいだ」

私 「使えるって言ったじゃない。現金ないよ」

店員さん 「だってこのカード読み取らないんだよ」

私 「何とかして。現金ないってば」

店員さん 「じゃあ、お店の中に入って店長と話して」






車から降りてオフィスの中へ行き、店長さんとやらに、カード払いじゃなきゃ払えないよと言ってみた。

すると、裏からカードマシーンを持ってきた。








この国では、とりあえずダメだと言ってみる習慣があるのかもしれない。






店長さんにも日本人かと聞かれた。

そうだと答えながら、またもや既婚か聞かれるのかと身構えたけど、聞かれなかった。

今日はいい日になる気がした。






無事に支払えたので、ワディラムに行くのだけどこの通りでいいのかと確認。

大丈夫だと言われたので、安心して車に乗って直進。








ひたすら直進。








アンマンから離れるにつれ、車の量は段々少なくなっていった。

すると、通り過ぎる車の運転手が、










すっごく










私を見ていく。

それはそれはもう、身を乗り出して、


















見ていくのだ。






なんだろう。

外国人がそんなに珍しいのかな。

それとも、車から火かなんか出ているのだろうか。






火と言えば、すごい日差しだ。運転していると逃げようがない。

手がめちゃくちゃ日焼けしそうだ。

手袋もないし、何か買いたいな。






と思っていたところ、丁度いいところに、お土産屋らしきものが出てきた気がした。

なので、急に右折して駐車場に入ってみた。

                               

-ヨルダン一人旅:完全自運転