3日目⑦「三井アウトレットクアラルンプールとお勧めレストラン」

めげずに進む

配線で良かった。不幸中の幸いだった。

私のイブはまだ3分の1弱ぐらいは残っている。まだいける。






そして、先ほどお気に入りに登録したばかりの三井アウトレットをナビにセット。






ここは、日本のアウトレットです。マレーシアに進出しています。

日本のブランドばかり出店しているというわけではなく、ちゃんと世界のブランドが入っています。何を基準にブランドを選んでいるのか分からない不思議さはあったけれど。






私のお目当てはただ一つ、イギリスの「スーパードライ」。ビールじゃないよ。

他にも色々とブランドは入っていたけれど、私が「意地でも行きたい」と思うブランドは、このアウトレットではスーパードライだけでした。他にもう1つ、「何を犠牲にしてでも行きたい」というブランドもあり、そちらは翌日行っています。






さて、近いのですぐに到着したこのアウトレット、もちろん駐車場は大きいのですぐに駐車できました。

駐車券をもらって中に入るのですが、駐車場は有料です。

出口で車内から機械に支払いができないと困るのでアウトレット内の精算機で事前に支払いました。駐車場から出る際にも確かめなかったので、本当に出口で機械に支払えないのかどうかは分からないけれど、HPを見ても特に支払う場所については書いていないようです。

2020年現在、駐車料金は1時間2リンギットだそうです。






駐車場、買い物をして割引という日本式ではなかったはずです。つまり、例え10万円分買い物をしても、割引はありません。敷地外に路駐をしたら無料になるので外に車が停まっていたという口コミもあったので、駐車違反を考慮しなければそうする人もいるようです。

空港からのシャトルバスは無料で出ているようです。






買い物開始

18時前ぐらいに到着し、入ってすぐにスーパードライへ直行。

だけど、何となくいまいち。安くなかったし。




スーパードライはすぐに出て、何かしら買おうとブラブラしてみました。




ところが、ものすごく普通にアウトレットだったので、全然海外にいる感じがしなかった。

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他国のアウトレットとは何かが違う気がしたのは、日系だったからだろうか。作りが懐かしいとか、見たことがあるとか。






何だか分からないけれど、買いたいものも全然なかった。

まず、全体的に高かった。値段は日本と同等な気がしました。それなら日本で買ったほうがいいし。

それでも、日本で買えないブランドならば金にいとめはつけぬぞよ・・・と思っていたけれど、肝心のスーパードライには欲しいものもなかったし。






「買う物がないな」と期待外れのショックを受けながらフラフラしていたら、外は大雨だった。

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あんなに大雨では車へ行くだけでもズブ濡れだと思い、今日は諦めてここで夕食を食べることにしました。なので、お腹がすくまでそのままゆっくりめにアウトレット内をブラブラすることにした。




日系のアウトレットな上に空港の近くだから高いのかなと思ったし、ジョホールバルにあるアウトレットにも行く予定だったので、ここで無理に何かを買う必要もなかった。翌日は普通にローカルな場所に買い物に行こうかなとも思っていたし、無駄に出費することもないもの。

ということで、結局何を買うでもなく重い荷物をしょってブラブラと見ていただけですが、そのお陰か、あっという間にお腹がすいた。






少し時間が早い気もするけれど、レストランを探そう。






レストランは何軒も入っていたけれど、私はマレーシア料理が食べたかった。だけど、このアウトレットはローカルな感じの場所ではないので、見た目からしてマレーシア料理らしきレストランは一軒しかありませんでした(私が分からなかっただけかもしれないけど)。

だけど、その一軒には誰もお客さんがおらず、何だか入るのが怖かったのでやめました。まずいのかもしれないし、失敗したくなかったので。

そして、レストラン街をゆっくりと二周ぐらいしたけれど、食べたいなと思うようなものを置いているレストランも見つからなかった。

なので、諦めて日本食のレストランへ行ってみた。






期待はずれ

日本食が人気なのか、日本食レストランは数軒ありました。「海外で日本食・・・」と思ったけどね、まあいいかなと思って。

選んだところは、「Senya」でした。




入るなり、英語と日本語とどちらで話したらいいか迷ってしまった。とりあえず英語にしたけれど、日本語のほうが良かったのかも。日本人ではないみたいだったけど。




メニューにも日本語表記がありました。私が選んだのは、130番の「豚肉と野菜のピリ辛炒めセット」。27.50リンギット(約800円)。

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「疲れているのに消化に悪いものプラス刺激物ってどうなのさ」と思ったけれど、何となくこれに惹かれてしまった。






そして、飲み物は、アイスグリーンティー。「お砂糖は入っていますか」と聞いたら(アジアでは砂糖入りのお茶が多いので)、入っていないよというので、即決。3リンギット(約90円)。

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お食事が到着。すごいボリューム。色々ついて、ご飯も大盛り。

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味付けが想像を超えていた。期待はずれだった。








おいしすぎた





「ピリ辛って、豚肉とキムチかなんか炒めたんでしょ」ぐらいの想像だったけど、違った。ドライガーリックがまた良かった。

そして、サラダから何から他の全てもおいしかったけれど、お米が美味しかったことに一番驚きました。普通、白米は海外ではパサパサポロポロだから。






おかずは少し残したけれど、白米は見事にたいらげ、お味噌汁から何から食べて、大変満足にご馳走様だった。






このお店の名前は、「SENYA(鮮屋)」というのですが、2020年もまだHPはないようで、鮮というだけあって、多分刺身系がメインではないかと思うけど、豚肉もすごくおいしかった。

日本では、こんなにおいしくてボリュームのある定食にはなかなか出会えないと思います。

もちろん、本来は現地料理が食べたかったけれど、あまりにおいしかったので大満足でした。だけど、何というか、味付けの「発想」が違った感じで、日本食を食べながらも日本食ではないものを食べている気分だった。






ところで、ここのアウトレットはWi-Fiが無料なので、食事が来るまでの間にWi-Fiをつないでみたら、ラインが入ったので驚いた。日本だけだと勝手に思っていた。

そして、そのラインのメッセージには、「メリークリスマス」と書いてあった。




ああそうだ、今日はイブだ・・・。




イブの食事で豚肉か・・・、と思った時にふと思い出したけど、イスラム教で豚肉でいいのかな。多分、宗教色が強い人は食べないのでしょうね。日系だからメニューに入れられたのかな。






さて、19時半過ぎ、合計32.35リンギット(約940円)をカードで払い、お店を出ました。






出るとすぐに下の階に見えたクリスマスツリーに目が行き、イブ感を味わったので、記念に一枚。

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メリークリスマス。

全然クリスマスっぽくなかったけれど。






では、トイレへ行ってホテルへ行こう。ここのトイレなら綺麗だろうし。






発見。

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ああ良かった。

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濡れていないよ。

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トイレを済ませ、玄関近くにあった自動精算機で駐車場の支払いをして、玄関へ。

まだ外は大雨だった。




迷ったけど、もう待っているのも嫌なので、濡れながら車へ行きました。






時刻は20時少し前。

やっとホテルへ移動です。


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-マレーシアレンタカー運転一人旅

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