1日目②「ケープタウンのアフリカンカフェへ(閉業)」


ホテルの斜め前。当時はこんな風に露店が沢山あり、それを囲むように訪問客用の駐車場があったけど、この露店はまだ今もあるはず。

26 Aug 22.19






とりあえず買い物は最後の日にするとして、写真を撮りながらただ近所散歩を続けます。






ところが、ダウンを着てもまだ寒いなと思っている中、雨が降ってきてしまった。

屋根がある所で雨宿りと思ったけど、ちょうど屋根のある家や店がないところを歩いていたので、ずぶ濡れになってしまった。ダウンは持って行ったけど折り畳み傘は持って行かないという、中途半端な用意周到ぶり。






雨はすぐに止んだので、濡れたままカメラを片手に散歩を続けたけど、とても体が冷えてしまったので、温かいもの欲しさに、丁度通りに見えたカフェに入ってみた。






南アフリカでホットチョコレート。グラスに入っていたので熱くて持てなかった。持つところもなかったし、どうやって飲むべきか悩まされた一品。「なぜマグカップではないのか」。

26 Aug 23.16






他にお客さんがいないカフェで、ちょっとオーナーと歓談していた。どこから来たとか、そんな話だったと思う。






多少温まった後、国会議事堂や南アフリカ博物館のあたりをぐるっと回ってみることにした。影は私なんだけど、頭どうしたのかなこれ。お面をかぶっているみたいだ。

26 Aug 22.36






どこかの並木道。ヨーロッパみたい。

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アフリカな気がしない。

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写真は少ないけど、こんな感じでぶらぶらして、一旦ホテルへ戻りました。






次は夕食へ。






最初の晩御飯

この日は、「The Africa Cafe」へ行こうと決めていた。このレストランは、当時はどのガイドブックを買っても載っていたであろうほどの場所だった。

ホテルを出てから、「アフリカンカフェはどこ?」と通りのお店の女性に尋ねたら、「歩いて10分ぐらいのところだけど、徒歩では危ないからタクシーに乗っていきな」と言われてびっくりした。まだそれほど暗いわけでもないのに、ケープタウンて、本当に危ないのだなと思った。

とはいえ、「じゃあ、歩かないで走っていくよ」と返事をした私。因みに、本人はいたって真剣だった。何となく、すごい勢いで走って行けば誰も襲ってこないような気がしていた・・・。






そして、走って到着したこのカフェレストラン、大人気なため、まだ時間は早かったのに、たくさんの人が入って行っていた。

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それでも、一人だったこともあり、予約なしでも何とか席は確保できた。






メニューがおしゃれ。

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一人なのにセットメニューみたいなものを頼んで、とてもじゃないが食べきれなかった。

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連れがいたらシェアできたけど、一人旅者は、食事だけが残念。一人ではそれほど食べられないので。






急ピッチで食事を進めたくせに見事に残してウェイトレスに笑われた本日の夕食、覚書に、率直に「ご飯は何だか分からなかった」と書いてあった。

今でもわからないけど、コリアンダー(パクチ)が入っていたのは覚えています。大嫌いなので。何でアフリカまで来てパクチに悩まされるのだと思ったけど、その後、世界中どこに行っても避けられない食べ物なのだと知った。






そして、問題はおそらく香辛料にあったと思うけど、この後、お腹の調子がずっと悪く、カゼもひいたけど、そのせいではないはず。食中毒でもないはず。腸がおかしくなっていた。生まれてから食べたこともない何かがこのアフリカ料理に入っていて、それにアレルギー反応を起こしたのかも。トイレの度にすごかったです。






それでも、もしもケープタウンへ又行くのなら絶対ここに又行こうと思っていたのに、閉業してしまったみたい。

しょうがないね。

だけど、レストランはたくさんできているだろうから大丈夫。


さて、見事にほとんど残したレストランを出た後は、寒い中又走って帰りました。その後難病になり「走る」などできなくなったけど、現在では元気だけど年を取り走ろうとも思わないため、とてもいい思い出だ。

でも、この南アフリカ最初の晩、疲れ果てて気持ち良く眠っていたら夜中にケンカの声で起こされ、疲れていたので窓から喧嘩を見ようとも思わなかったけど、「やっぱり危ないのかな」と思った。走ればいいってものでもないか。






本日の覚書最後には、


「早めの就寝。やっとベッド。暖かい。どうかいい旅になりますように」


とあります。

なったなった。本当に。どんなに具合が悪かったとしても、今でも記念すべきいい旅行のうちの一つ。





翌日はいよいよ喜望峰です。


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-南アフリカレンタカー運転一人旅