チベット入国ビザ・ガイドブック・持ち物

チベット入境許可証と中国ビザ

私が行った時も、ビザが必要でした。正確には「ビザ」ではなく「入境許可証」ですが、分かりづらいのでページタイトルはずっと「ビザ」にしていました。今後もこのままにしておきます。

一定の場合に「中国」に入るために必要なのが「ビザ」であり、中国の中の「チベットのラサ等」に行く為に必要なのが「入境許可証」です。チベットを含めて中国に滞在する期間が15日以内であればこのビザは不要です。






でも、私が行った時は、 普通に中国本土を旅行するのなら長期滞在以外ビザはいらないけれど、チベット入境なら「中国ビザ」が要るとのことだったので、中国ビザを取得しました。

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ビザなしでも見つからなければ大丈夫という情報も飛び交っていたけれど、ちゃんとビザを取得しておいた。珍しく一か月以上前に決めた旅行だったので、ビザを取る時間は十分にあったし。






さて、ビザは大使館ですが、入境許可証は旅行代理店に頼まなくてはいけません。チベット発着の飛行機の手配も個人ではできず、通常は許可証と一緒に代理店で申し込むもので、私もそうしました。

現在でも同じですが、多分もっと厳しいと思います。チベット全日程のスケジュールやガイドなどが決まっていないと入境できず、例えば、「入境許可証だけ」とか、「入境フライトだけ」とかを個別に行ってくれる旅行会社はないのではないかと思います。

なので、「許可証はどこで取る」という考え方ではなく、「そのチベットのツアーをどこの旅行会社で申し込むか」ということで決めることになり、一括申込が通常だと思います。






私が行った時は、個人としてではなく、団体ツアー客ととして入境しなくてはいけませんでした。同じ旅行代理店でチベット行きを申し込んだ観光客がみんなで団体ツアー客として(なことにして)一緒にラサへ入りました。

現在は、完全ツアーじゃないとチベットへ入れないのだから、逆に完全ツアーなら個人ツアーでも組めるのだと思います。あの頃それができたかどうか分かりませんが、もしかしたらできたのかも。4日で数十万円になったかもしれないけど。






実は、私が行った時はまだ、この「みんなでラサ入り」は表面上のものであって、バックパッカーやら個人旅行者らは、入るのは一緒だけれど、ラサ空港に着いてイミグレを通ったらすぐに解散していました(そうは言っても、結局空港からはみんな同じバスに乗るわけですが)。

ラサ市内で降りた後は勝手にホテル探しやら観光やらに出て別々に移動していました。そして、入ってしまえば帰国も自由なので、みんなで一緒に出国する必要はなく、帰りも個々別々です。なので、本当に「入る時だけ」一緒なだけだった。今はそうはいかないのだと思うよ。






中国へのビザは、15日以内なら必要ないのだけれど、高山病で具合が悪くなったりして滞在が伸びた時のためにも取得しておいたほうがいいような気もします。

それと、ここで書いた入境許可証は、あくまでも「ラサ(を含む近所3都市)」へ入って滞在するためのものです。チベットの他の都市に行きたいのなら、行きたい都市への許可証が別に必要です。なので、どこへ行きたいかを決め、行きたい場所のツアーを行っているかどうか調べて、自分に合うツアーを行っている旅行会社に追加許可証も頼めばいいと思います。

私は結局ラサにしか行かなかったけれど、ラサから他の都市に行く人もたくさんいます。私も行く予定だったけど、高山病で体力年齢が90歳ぐらいになっていたため、断念しました。 ラサより高いところもあるので、高山病になる可能性も考慮してツアーを決めて下さい。






持ち物とガイドブック

高山病には水分が大事だそうです。しかも、チベットの乾燥はすごいです。

私は日本からポカリスエットの粉を持って行きました。私がやった唯一の高山病対策。多分、大活躍だったと思う。干からびなかったし・・・。皆様もどうぞお持ち下さい。

薬も酸素も水も現地で購入できるかもしれないけど、ポカリスエットは手に入らないはず。日本のものだから、日本から買って行かなければいけないと思う。海外の日系や韓系スーパーに売っていることもあるけど、当時のラサで日韓スーパーは見かけませんでした。今はあるかもしれないけど、あったとしてもポカリの粉はない気がする。ペットボトルならあるかもしれないけど。

私がいつも買うのはこの1リットル5包入りです。現地で水を買って、それに入れます。チベットだけじゃなくて、アフリカでも使えます。とにかく、砂漠へ行くならこちらを。






そして、ポカリと同じぐらい大事なものに、日焼け止めがあります。高地だからか、日差しが凄まじかったよ。普通、常夏の国へ行く人とかは日焼け止めを忘れないだろうけど、チベットはそんなイメージじゃないから私は気にしておらず、首がひどい目にあって薬局に入って軟膏を買いました。めちゃくちゃ痛かった。 本当に痛かった。あれは意外だった。

もしかしたら現地でも手に入るかもしれないけれど、探すのが大変だと思うから、簡単につけられるように、スプレータイプがいいと思う。クリームだと、日焼けをしてしまった部分に塗ろうとすると、直接触れるのでとても痛いです。UVの値は最高値がいい。女性は化粧下地につけたりするけど、男性は分からないかもしれませんが、「SPF」という値が最高値の50のものがいいです。下記は50です。いらなくなったら捨ててくればいいと思います。スプレーなので、スーツケースに入れて下さい。






さて、次はガイドブック。というほどないけれど。チベットの本は少ないのよ。






地球の歩き方だけがずっと出してくれている。

私も地球の歩き方を使いましたが、これには四川省も一緒に載っていたので、成都から行ったから一冊で済みました。でも、私が立ち寄った広州は載っていなかったし、他の中国の都市も訪れるなら、別のガイドブックが必要です。






成都滞在が長いならこちら。






残念ながら、日本語のチベットの「ガイドブック」と言えるようなものは他にはなく、旅行記的なものならあるようですが、あまりお勧めしたいと思うようなものではありませんでした。

情報重視なら、素直に英語のロンプラにしたほうがいい。ロンプラにも、少し成都等は載っていました。







チベットツアー旅行会社

私のチベット記はずっとアクセスが多く、結構チベット行きを考えている人が多いのだなと思いました。なので、自分では利用しなかったけど、旅行会社をピックアップしました。英語と日本語です。英語が分かる人も多いと思うけど、英語だと中国語を英語読みして書いてしまうので、日本語が中国語を日本語読みしているので、名前が全然分からないかもしれません。例えば、「北京」は日本語では「ペキン」と読むけれど、英語では中国語と同じ発音にして「Beijing(ベイジン)」になるけれど、それはまだいいほうだと思う。私も、中国の都市の英語読みは10都市も分からないと思う。でも、英語会社のほうが安いだろうし、いくつか見てみて下さい。






まず英語の旅行会社の1つ目。ここは、入境許可証の停止などをちゃんとアップデートしてくれているようなので、前からこのページにリンクを貼りつけていました。






ここも同じです。下記のリンクは、許可証のアップデートのページです。開くまで時間がかかると思います。






英語の3社目。ここはどうやら、鉄道旅行専門のようです。HPも綺麗で写真も多くて分かりやすいです。






続いては日系ですが、「チベットだけ」というものはないようです。まず1社目は、ちょっと高いかもしれないけど、知名度があるところ。なぜかHPが非常に見づらいところばかりだけど、ここは目に優しかった。






2社目のこちらも、知名度のあるところ。個人旅行手配に良さそうかなと思った。











さて、では、いよいよ旅行記へ。まずは、泊まった成都のホステルの口コミから。


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-チベット一人旅(成都含)

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