早く着きたかったので、かなり飛ばしてアカバへ到着。
アカバはヨルダン南部で、ワディラムよりも南です。何でここに行こうかと思ったかというと、ここからアカバ湾をまたいで、イスラエルが少し見えるからです。
到着は夜の7時過ぎで、アカバ市へは難なく着いたけど、ホテルまでは工事中か何かで一周回されてしまった。
ホテルには敷地内の駐車場があるわけではなかったので、目の前に路駐。駐禁地帯ではなかったはず。
もう辺りは真っ暗でしたが、繁華街なのですごく明るかった。さっきまでいたワディラムとは大違い。さすがリゾート地だ。
さて、私が泊まったホテルは、「ゴールデンチューリップアカバ」でした。ヨルダン二度目のゴールデンチューリップチェーンだった。駐車場、朝食とWi-Fi込みで当時6000円しなかったので即決定(今でもそのぐらい)。
写真がなくて申し訳ないですが、私の部屋は一階の部屋で、広かったです。多分みんなあの大きさではないかと思う。
フロントでチェックインの際、「一人なの?二人で予約になってるよ」と言われました。
私はたまに、二人予約をする。そうでないとダブルのシングルユースではなく、本当にシングルに回されることがあるので。一人と二人で値段が一緒なら、通常はそのまま二人にしておきます。
と説明したら、「一人でも同じ部屋だから大丈夫よ~」と言われました。中東ホテルはお部屋が大きいからみんな一緒なんだろうな。
さて、スーツケースを部屋に置いた私、急いでカメラを持って海岸へ徒歩で出発。
海沿いまでは徒歩数分なのに、そのほんの数分で、
うっ
となった。
今回の原因は、空気だった。
ヨルダンは乾燥しています。そして、アカバは南にあるため、首都のアンマンよりもずっと乾燥しています。
そこへもってきて、排気がすごい。排気規制がちゃんとなっていなかったと思う。
バンコクでも場所によっては口をハンカチでふさがないと歩いていられなかったけど、ここでも同じだった。
苦しい。この一言につきる。
海沿いに出れば少しは湿気があっていくらかましかも・・と思い、我慢して頑張って海沿いへ歩きました。
やっと空気に我慢して到着した海は、暗くてどのぐらい綺麗か見えなかったけど、とにかく海岸には人がいっぱいいた。
夜なのに、家族連れやらカップルやらで、浜辺に場所をとるのも難しかった。本当にそのぐらい人がいたし、大体海岸が小さかった。
さて、とりあえずイスラエルを・・・。あれかね。
何でもいいが、視線が痛い。
性別問わず、年齢問わず、みんなみんなにジロジロ見られていると思う。間違いないと思う。
これは明らかに「外国人珍しい」系の視線だ。
周りを見渡せば、やはり外国人などいない。そうか。ここでは、「日本人か?」と言う問題ではないのだ。「外国人」という枠なのだ。
Junkoさん、ただただ見られる。
いつも気にしない私もさすがに集中できないほど見られていた。微笑んでみたが、決して微笑み返されることはなかった・・・。
少しでも話しかけてくれたらまた違ったんだろうけど、ただただ見られているだけなので、何だか緊張する。
しかも、三脚は砂にズブズブで意味がない。その上、こんな時間に海に入っている人たちが多いので、なかなか写真も撮れない。
所狭しと座る人たちの間に小さく腰を下ろし、子供に英語で話しかけてみるけれど、じっと見られるだけで無視される。
これはまさしく、居づらい・・・。
もう帰ろう。
お腹もすいたし。
そう思って、すぐに「見られ海岸」を後にしました。