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この一人旅を振り返って(サルディーニャ編)

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たった4日間の旅行で、3キロほど太ったと思います。私はこれ以来、「太りたかったらサルディーニャ」だと思っています。人生で私を一番太らせた旅行。






さて、タクシーの中から綺麗な夕焼けを見ていた時、「本当に帰るの?」と思ったのよ。






この旅行記では、彼の登場は避けて書きました。そもそもほんの数十秒から数分しか話していない相手だけど。

私は、彼を好きになりました。






今は占星学をやるので、女性は火星がいい時にシナストリで惑星のアスペクトがある相手と出会うと恋をするというだけの話だということが良く分かっているのですが、この頃はまだ分からなくてね。

完全に一目ぼれまがいの恋をして、全くそのことに気が付いていなかった。いつもそうだけどさ。この時の火星の位置は、私の月に120度のまま 逆行が終了した留の状態という、一生に一度レベルの珍しい数日でした。星の位置を見て、ものすごく納得した。






タクシーの中で、「このまま二度と会えない?」と突然思った。引き返したいなと思った。

名前も知らないければ、年齢も、国籍も、何も知らない相手だった。でも、その日その時にどこにいたかは知っていたので、タクシーでアルゲーロに戻れば少なくともその時だけはもう一度会えた。戻らなかったけどね。






空港へ着いても、まだ迷っていた。それでも戻らなかったけどね。





名前も知らない相手だった。4日間で合計10分も話していないぐらいの人だった。よっぽど惑星の位置が良かったのでしょう。私の月に火星が120度とかかな。二度と嫌な組み合わせではあるけれど・・・。






好きなんだなと思った割に意外と冷静で、ロンドンに帰れば忘れているに違いないと思ったので、空港で迷いに迷ったけれど、引き返さなかった。良くやったと思う。






そして、ロンドンの家に帰り、朝になったら忘れているだろうと思って眠ったら、次の朝には悪化していた。目が覚めて一番に思い出し、その普通じゃない感情から、完璧に恋をしたんだなと思った。

だけど、占星学を知らないその時ですら、嬉しいとか幸せだとかそんな感情はなくて、正直、「しまった・・・」と思った。






自分なりのいくつかの旅のルールがあるけれど、「旅先で出会った人に恋をしない」というのも、私のルールの一つだった。

理由は単純で、「その人がいる国にばかり行こうとするから」です。だからもちろん、自分が住んでいる国に住んでいる人に旅先で恋をした場合は問題ありません。




一人旅では、旅先を決める自由もその醍醐味です。ところが、例えばカンボジアにいる人に恋をしたら、時間ができる度にカンボジアへばかり行こうとするはずです。恋さえしていなければ他の国へ行くだろうに、そのチャンスを、恋愛という理由で自ら奪ってしまうのです。




それでも、幸せならいいと思う。




だから、自分に対しての「旅先恋違反」を犯したことは大してショックではなかったのだけど、名前も知らない相手に恋をしたことについては、我ながら心底呆れてしまった。

いくらなんでも名前も知らない異国のどこぞの誰ともわからぬ相手に恋をしてどうするのだと、完璧に自己嫌悪だった。 もともと感受性が強く情熱的だからかもなんて思ったけど、今思えば、ただの火星の位置でした。






だけど、 縁のある相手とは、何かがあるものです。 この説明は、占星学では無理だと思う。

帰国2日後、イタリアのサルディーニャのどこかで出会ったとある国のこの人と、オランダで使うためにその1年前に日本で買ったある物をきっかけに、知り合うことになりました。そして、彼の名前を知り、メールアドレスも知ることができました。






不思議だよね。






二度と会うことはなかったけれど。






最初は自己嫌悪だったけど、その年が終わる頃には、「よくやった」と思えた。いくつになっても、何一つ怖がることもなく恋ができたことを、誇りに思えた。






そしてそれから数年、再び「え?」と思う相手を好きになり、何となくこの旅行記を書く気になったわけです。幸い名前ぐらいは知っている相手だったので、少しは成長の兆しがあったらしい。そして、もちろん火星の仕業でした。

それからも数年、占星学を始めた私が再び恋をして、改めて火星のすごさを知り、そんな私が選んだ道は、「火星がいい日には一切出かけず誰にも連絡しない」ように努めるということです。そうすれば、絶対に恋をすることもないし、結ばれることもない。そうそううまくいかないだろうけど、数か月に一回だし、何とか逃れられています。




恋をして苦しむのならいいけれど、関係ないところで死ぬほど嫌な思いをさせられる相手に恋をするぐらいなら、いっそ火星を殺したほうがいい。






このページは、失恋の傷を癒す海外旅行検索だと思うけど、しばらくヒットが多かったようです。

好きになってはいけない人なんて、この世にいないと思う。誰が誰を好きになろうが、自由です。もしも「好きになってはいけない」と思う人がいるのなら、そう思う時点でもう好きなので、諦めたほうがいい。恐くてそれを認めたくないからって、「好きになってはいけない」を言い訳にして、自分の感情までも騙そうとしてはいけない。後で大変なことになる。



でも、結ばれるかどうかは又別の話です。一緒にいるべきかどうかも。




好きになった後に決めたらいい。好きなことを認められないような弱い人間になってはいけない。結果はどうであれ、いくつになっても怯えず恋ができる人間でいなくてはいけない。そして、結果が悪かったら、旅に出ればいい。






人生で人を好きになれるのはそう何百回もあることではなく、だから、好きになれるだけでもすごいことで、片思いでも、その一つ一つを大切にしようと思っていました。

それほどポジティブだった私が、火星を殺そうとまで思うようになり、何故か、火星を避けて生きようとしている今の状態のほうが、ずっと穏やかで幸せな気がしています。






いつか火星を殺せなくなる日が来ても、それが火星の仕業だと知っている私は、もう前と同じではない。

変わらないのは、海外一人旅に行くだろうということ。最後まで残るのは、そっち。






サルディーニャ旅行から数年、今の私の心に強く残るのはただ一つ。








「食事がおいしかった」






あなたもいつか、そんな旅行を。







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このイタリアサルディーニャ島一人旅レンタカー運転ありは、
小旅行で、行った場所は、アルゲーロ、サッサリ、そしてボーサです。ロンドンに住んでいた時に行った旅行で、使った航空会社がEU格安のライアンエアーだったことを除いては、いつもの私の一人きまま旅です。飛行機はアルゲーロへの往復便だったけど、空港は






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