パプアニューギニアの大学
マーケットから大学までは3キロほどだったみたい。その間に行った全然分からないところはきっとこの中間だったに違いない。
大学って、今でもツアーに入っているのかな。観光できるところがあまりないのでツアーに入れたのかもしれないけど、海外旅行に行って大学を見ることに何の意味があるのか良く分からない。
特に素晴らしい建築技術というようなものでもないようだったし。
ここは図書館。講義室は見ておらず、図書館ぐらいにしか行かなかったと思う。
ガイドさんが、日本からの寄付で建設されたとか何とかと言っていたので、だからツアーに加えたのかなとも思った。
椅子も日本からの寄付だとのことだったけど、椅子を見たら、日本の国旗が入っていた。現物寄付ならこの国旗はおそらく日本側が入れたのだろうと思ったら、その愛国心に嫌気がさした。
私なら、送る相手の名前を入れる。誰かの誕生日プレゼントに自分の名前の刻まれたネックレスを送るような真似はしない。
国旗を使うなら、パプアニューギニアの国旗を入れるもんじゃないか。自分たちがあげましたよ的にいやらしく自国の国旗を、それも、椅子全部に入れるようなことをして恥ずかしくはなかったのだろうか。とても大人のやることとは思えないけど。
本棚にも国旗。パプアニューギニア側でお礼の気持ちを込めて日本の国旗を入れたのでなければ、恩着せがましいやり方だと思う。
館内にちゃんと自国の国旗があったから少し安心して撮った一枚。
自分だけ出たのか全員で出たのか忘れたけど、外の方が気分が良かったのは覚えている。
別に何があったというわけではないけど、見晴らしが良かったし。
本当に何もない風景だったけどね・・・。
ツアーはこのゴロカ大学で終了だったはず。半日ツアーで、ランチは入っていなかったと思う。
ツアー終了後ホテルへ
ホテルまで戻り、
ランチを。
肉。ご飯、やたらに大きな切り方の人参。ブロッコリー。パン。バター。スプライトと水。
確か、肉を選んだら勝手に付け合わせて野菜がついてきたと思うんだけど、概して、パプアの食事は見事に全て口に合わなかった。
お陰様で、激残しの末に激ヤセで帰国した。
さて、少しずつ痩せていく私、午後はツアーの予約はしていなかった。
自由だったけど、出来合えのツアーに退屈していたので、散歩でも行こうかと思って、PNGのオフィスへ行って地図はないですかと聞いてみた。
あっさりと「ないです」と言われ、地図のない国もあるのだということを学んだ。
でもきっと今はあると思うよ。
そして、地図はなくても街を歩きたいなとか何とか言ったのだと思うけど、案の定、危ないからと止められたはず。
それで何をどうしたのか覚えていないけど、先ほど市内観光で一緒だった現地ガイド君が一緒に歩いてくれるということになった。ツアーというのではなく、ただ一緒にとかそんなんで、とりあえずガイド君の家へ行くことになっただけだけど。
料金とかいう問題でもなかったと思うけど、いくらかは払ったと思うのよ。
ホテルを出てすぐのビルムを売っているあたりなら1人で行っても大丈夫だけど、
そこから先へ行くのは止められていたため、ガイド君と一緒ではあるけれど、これでやっと外を歩けることになった。
では、出発。