ヤクホテルなのかヤックホテルなのか今一良く分からないけど、何度も食べることになるので先に書いておきますが、ヤクとはウシ科の動物で、高地でも生存可能なため、チベットにたくさんいます。
ヤクからは牛と同じ様にミルクもとれるし、そのお肉も食べられます。毛皮も使用され、ロバのように荷物を運んでもらうこともあるそうで、チベットにはなくてはならない動物らしいです。
どう見てもそこから取った名前だと思うんだけど、違っていたらすいません。そして、だとしたらヤックではなくてヤクなのではないかと思うけど、現地語の発音ではヤックなのかも。
さて、この「ヤクホテル」、地球の歩き方にも載っていたし、ロンプラにももちろん載っていました。理由は忘れたけれど、私はこのホテルが第一希望だったので直行した。場所はここ。
現在ではホームページから直接予約できるようにはなっているみたいだけど、ツアーじゃないとチベット入りできないことからも、旅行会社に自分でホテル予約ができるかどうか聞いたほうがいいと思います。
部屋数も多く、結構大きなホテルです。当時の外観はこんな感じ。
お部屋は、ドミトリーもあったけれど、私はいつものように一人部屋にした。記憶では一泊日本円で6000円弱で、事前予約なしで当日の料金です。
部屋の中は全く普通のホテルで、部屋を変えたので2部屋使用したけど、どちらもベッドはこんな感じでした。今でもこのデザインだと思う。散らかっていて申し訳ない。
ソファもあり、ロビーはゆったりしていました。そこに併設するように売店がありました。
その受付があるロビーを通り過ぎると中庭で、右手には階段があり、それを上るとレストランとバーがありました。左手にはインターネットルームでした。お部屋は受付を出た正面の建物で、迷路みたいだった。
朝食は屋上のレストラン(カフェかな)でとるようになってました。ここが朝食以外の時間にレストランとしてあいてるのかどうかはわからないけど、だとしたら、見晴らしがいいロマンチックなレストランかも。
最初のお部屋はバスタブ付だったけど、2階か3階でした。後で書くけれど、これがもう、大変だったのです。
変えてもらった2つ目のお部屋にはバスタブはなかったけれど、シャワーはついていました。
でも、こういう設計なもので、シャワーを浴びるとトイレまでビショビショ。
このどちらのお部屋のシャワーでも、水量は十分だったけど、お水が温かくなるまでに数分かかり、「冷水のままだ」とフロントに2回電話しました。そして2回とも「しばらく待てばお湯になる」と言われ、本当に2回ともしばらく待ったらお湯になった。
でも、2つ目の部屋は上の写真の設計なもので、そんなに長いこと水を出していたからびしょびしょで、乾くまでトイレに行けなくなってしまった。
しばらく出していると冷水になってしまういつものパターンとは逆だったけど、お湯が出ただけ良かったと思う。
さて、ホテルの立地は、ラサのメイン通り(だと私は思っていた)にあるので、どこへ行くにも楽だと思います。ポタラ宮も近いしね。実際、この辺にはホテルがいくつもあります。
空港行のバスは、確かポタラ宮の横から出ていたので、帰りはバス停まで歩いて行きました。降りた場所の記憶とは違ったので、バスの乗り場と降り場は違ったのかもしれない。今は全ツアーでしょうから、空港往復の心配はいらないはずです。
ヤクホテル併設の売店では、もちろんお水からお土産、おまけにスプレー缶酸素も売っていました。旅行記に書くけど、効かないと思う。
この宿もバックパッカーご用達で国際色豊かなので出会いがあって楽しいとは思いますが、チベットでは高山病を考慮してホテルを選んで欲しいので、ホテルをいくつかピックアップします。旅行会社の人に泊まりたいホテルを言えばそのホテルでツアーを組んでくれると思います。
まず、私のように高山病になって具合が悪くなるといけないので、エレベーターのあるホテルがいいと思います。そして、売店があって、酸素やお水が売っていることも大事だと思います。そして、何かがあったらいけないので、できるだけ第二言語が通じるところ、英語なら英語が通じるところがいいと思います。もちろん日本語が分かる人がいればそれが一番いいけれど。
結局、そうなると高級ホテルとなります。ですが、悪いことは言わないから、高級にしておいたほうがいい。何かあってからでは遅い。
まず、5つ星だけど1万円ぐらいから泊まれる「The St. Regis Lhasa Resort」。場所は中心部です。書いてないけど、酸素を置いているはず。前は置いていたので。入口まで少し坂があるかもしれない。もしもこれを徒歩で上がらなければいけないのなら、高山病が始まっていたら辛いかもしれません。ツアーならホテルまでバスが来てくれるはずだから大丈夫。問題は、自分で散歩に出る時。
2つ目は、「シャングリラ ラサ ホテル (Shangri-La Lhasa Hotel)」。酸素ラウンジまであります。口コミを読むと、どうやら医師がいるらしいです。誰も高山病は止められないし、 なら安全とも限らないけど、悪化した時には医師がいたほうがいいには違いない。ここは坂がないようです。
最後に、同じ5つ星でも倍ぐらい高い「Songtsam Choskyi Linka Lhasa」。中心部ではなく数キロ離れたところにあり、何でこんなところに建てたのかさっぱり分からないのですが、高いビルもないし、ポタラ宮が見えて眺めはいいようです。ホテルのレベルとしては、昔の中国の映画に出てくる宮殿みたい。やはりどこか上の2つのホテルとは違うものがある。でも、ここに泊まったら、ドライバーさんをつけるなりしないとダメだと思う。部屋ごとに酸素もあり、ヒーターも良く効くようです。チベット、寒いからね。
ツアー会社の人と相談して、自由時間が全くないようだったらホテル内しか自由になれないので、尚の事いいホテルに泊まったほうがいいと思います。自分で予約していいかどうか聞いてみたほうがいいと思う。そうじゃないと、ツアー会社を経由すると大抵は高いから。言われた値段が妥当かどうか、自分でチェックしてみて下さい。
Booking.comでは、ホテルに到着したところで、ポタラ宮へ。