3日目①「ヨルダン結婚式その1」

今日はいよいよ結婚式。

ですが、宗教上の理由から、一応顔は出さないでおきました。






さて、私のほうも、イスラム式結婚式に何を着て行っていいのかわからず、ちょっと調べてあった。そして、悩んだ結果、やはり腕を出すものはやめようと思って、長袖のドレスにした。






長い時間をかけて支度を整え、お昼過ぎぐらいだったか、新婦のお友達が車でホテルまで迎えに来てくれました。




そのお友達たちのドレスを見てびっくり。まあなんと、腕を出しているじゃあありませんか・・・。

そうか。イスラム教といえど、ここはヨルダン首都アンマン。あまり宗教色もなく、結婚式ともなればきらびやかな美しいドレスを身にまとったすこぶるアラブ美人がたくさん見られるわけだ。

宗教なんて全然関係ない感じだ。






新婦の家の場所がさっぱり分からない外国人の私は、新婦のお友達に連れて行ってもらって、無事に新婦家へ到着しました。

私は新郎新婦とどちらも友達だったけれど、新婦側の家へ行ったのよ。女性だからかな。ヨルダンでは、結婚式の前には、呼ばれた友人たちはどちらかの家に先に集まるらしいです。






そして、到着したおうちは、




豪邸のようだった。とても普通の家な気がしなかった。

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花嫁がドレスで登場して、友人たちにご挨拶。

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そして、ちゃんとカメラマンを頼んであったようで、家の前で写真撮影が開始されました。

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庭にも出て、家族や友人とも写真を。

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写っていないけど、大きなプールがありました。すごい・・・。






そして今度は、玄関で一人撮影。美しかった。

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それから部屋へ戻り、新郎を待ちながら雑談です。

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新郎がね、新婦の家に新婦を迎えにくるのよ。この辺からして、もう現地集合の日本式とは違う。






そしてもっとかっこいいことに、何と、新郎、自分で運転して花嫁を迎えにくるのです。






こんな風に。

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見えづらいでしょうが、ナンバープレートには、ちゃんと「Just Married(新婚)」って書いてある。ナンバー、いらないみたい。

お花もついているし、一目で新郎新婦が乗っている車だと分かります。

そして、そんな車とすれ違う車は、クラクションを鳴らしてお祝いするらしい。

通り過ぎる車全てが「ビービー」っと鳴らして行き、こちらも「ブーブー」と答えていました。

かなりの近所迷惑と言っていいほどうるさかったけど、お祝い祭りですから、みんな大盛り上がりでした。近所中みんな出てきてたし。

因みに、この「ビーブー」は、結婚式場に着くまでずっとです。大通りでもね。すごかったよ。






手ぶれだけど、新郎登場です。ちゃんとカメラマンがいます。

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そして、新婦の家に入ってくるのですが、

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「踊りの時間」がありました。

ヨルダン結婚式は、終始ダンスで、踊りっぱなしだった。






玄関の広場で踊っているところだけど、私の位置からは良く見えない。

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新郎が新婦を自分の車へ乗せて式場へ向かうのですが、車へ行くまでも、外の広場で新郎の男性友人がめちゃくちゃ踊っていた。

それをみんなで見る様子。

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ちゃんと楽器演奏まで入っている。そして、それに合わせて、踊る踊る。

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ようやく踊りが終わると、二人はやっと車の中へ。

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そして、出発。

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運転好きな私としては、新郎が車で迎えにくるなんて、たまらないぐらい嬉しいと思う。すごいかっこいいし、男らしいと思う。まず、免許がなきゃ無理だし、そして車がなきゃ無理だし、運転が下手だと結婚式当日に致命的なことになるし。


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-ヨルダンレンタカー運転一人旅

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