4日目①「元旦からこれか」






うーーーあーーーーーりーーーーーーー

まーーほーーーーーひゃーーーー

るーーくーーーいんどぅあーーーーー






何時だ。

5時か。

すごいなエジプト。年明けにカウントダウンして遅くまで起きていたはずなのに、朝5時から明けましておめでとうアナウンスをするのか。

せめて7時ぐらいにしたらいいのに。






変なアナウンスだけど、嫌な感じじゃないし、いい歌だと思う。何を言っているのかは分からんが。

びっくりして飛び起きるほどうるさくもないし、二度寝できなくなるほどインパクトがあるわけでもない。

でも、いい感じにベッドで歌を聞けたけど、まだ起きる気はないよ。






もうちょっと寝るんだ。

9時ぐらいまで寝るんだ。











2023年水回り一発目

9時までは眠っていられず、8時前に起きた。ああ、今年の始まり。死んだ父上の誕生日。

そして、現実的には、ピラミッドへ行く日。ついにピラミッドだ。

きっといい写真が撮れて気が変わるに違いない。アスワンとか、あちこち行く気になるに違いない。






湯沸かし器を3でセットして、お湯を出した。

お湯を出したまましばらく放っておいて見に行って手を入れたら、

熱湯だった。

熱すぎるので水を入れて、とってもたくさん水を入れて、やっと人間が入れるぐらいの温度になったところで、ポンポンパジャマを放って、ザブーっと入った。






日本からいくつも入浴剤を持って行ってあった。どれを選んだか忘れたけれど、綺麗な緑レモン色だった。

2023年初めての朝風呂。日本の浴槽はこんなに大きくないから、足がのばせて気持ちがいい。背が低いから浴槽の方が長すぎて足をのばすとそのままずるっと落ちて溺れかけるかもしれないけれど、一命をとりとめる自信はある(ガンバレ)。






ちょこっと出て、湯沸かし器のレベルを2にして、シャワーを出した。3では熱湯なので。

0から4まであったんだよね確か。ああいう、レベル切り替えの湯沸かし器シャワー、昔イギリスでも何度か使ったな。シャワーだけだったけど。ここは、浴槽のお湯も湯沸かし器らしい。変なの。

3で熱湯なら2でもまだ熱いかもしれないな。

ああそうでもないな。

いや、全然そうでもない。











むしろ冷たくて浴びていられないほど温度が低いんだが。

こんなとんでもなく極端な湯沸かし器をどうやって作ったのだ。

3で熱湯で2で水状態なら0と1と4は何なのだ。






お湯の栓は抜いていたから、湯船の適温のお湯も失っていっていたので、急いで栓をして止めた。このお湯も使って髪だけは洗おうと思って。

とりあえず急いで出て、頭を浴槽に入れて全部濡らし、水シャワーで流したけどとっても寒いため、軽く洗う程度になってしまった。それからシンクで顔を洗った。






何と水回りに弱いのか。

年の初めからこれか。






新しいホテルなら大丈夫だと思ったのに、不覚だった。エジプトでは大丈夫な事なんてない。しかも、私の旅行だ。水に運があった事のほうが少ない。

それにしても、ホテル2つ連続でこれってひどいじゃないか。






しかも、お湯が熱湯か水かの究極の選択的不運だけでなく、栓を抜いたお湯は、浴槽から漏れていた。







おまけに、トイレを流そうとしたら流れなかった。

恥ずかしいじゃないか汚物をそのままで。






服を着て、マスクをして、フロントへ降りて行った。もう話すのも嫌だったけどね。毎日毎日、ホテルに文句ばっかり言ってさ。何しに旅行してるんだっていうの。






フロントの女の子に、お湯が熱湯か水だと言ったら、ハウスキーピングの女性がチェックしにきた。

お湯が出ているという顔をしたので、まあ、確かに「冷水」ではなかったが、温度にすると15度ぐらいであり、とてもシャワー適温ではなかったので、こんな温度でシャワーを浴びられるかと言い、3にレベルを戻して熱湯を出した。ついでに、漏れているのも見せた。

彼女は英語が話せないため、英語が話せる男子がきた。






これを直しますというので、直らないのは分かるから、部屋を変えてくれと言った。

もう、直らないのは分かる。漏れている以上は、湯船を外さないといけないし。

長年の水回り不運から、直せるかどうかはわかるので、これは無理だから部屋を変える交渉をしたほうがいいので、部屋を交換してと言った。そして、変える部屋に先にシャワーをチェックしに行かせてくれと言った。

ここからちょっと意味不明だった。

どうも、理系脳(動作性知能指数)的に問題のある理解力だと思った。






私 「部屋を変えて」

フロント 「変えられるけど、まだ掃除が終わっていないんだ」

私 「先にシャワーをチェックさせて。お湯が出るかどうか確認したいから」

フロント 「まだ掃除が終わってないからダメなんだ」

私 「私は朝食へ行くし、時間を無駄にしたくないから、先に新しい部屋で温度だけ確かめさせて」

フロント 「部屋を変えてあげたいけれど、まだ掃除が終わってないから数時間かかるんだ」

私 「構わないから、新しい部屋を見せて」

フロント 「もしも待ってくれたらこのお風呂を直すから」

私 「いいから直さなくて。部屋を変えて」

フロント 「掃除が終わっていないんだ」

私 「だから、いいから掃除。部屋を先にチェックさせて」

フロント 「まだ部屋を掃除していないから、部屋を変えてあげたいけれど、できないんだ」











訳わからんな。

部屋を変えられるのかダメなのか。






私 「部屋、変更可能なんでしょう」

フロント 「うん」

私 「じゃあ、その部屋を見せて」

フロント 「掃除が終わっていないから」

私 「掃除なんかどうでもいいから。お湯をチェックするだけだから」

フロント 「部屋を掃除していないから、午後になるから」






何で私がお湯をチェックするだけなのに部屋を掃除しなければならんのだ






私 「何で掃除するの。後でやればいいじゃない。いい、あのね、部屋を先にチェックして、シャワーの温度を確かめる。ちゃんとシャワーが使えるのならその部屋でいい。私は朝食へ行くから、それで戻ったら支度してピラミッドへ行くから、ゆっくり掃除すればいいじゃない。朝食は10時までなの」

フロント 「じゃあ、鍵を持ってくる」








ここまで砕いて説明しないと分からんのか。

いくらなんでも、前のバロンホテルは分かったぞ。先に温度だけチェックしに行ったぞ。






新しい部屋は、同じ階の角部屋だった。テーブルがない事を除いては、綺麗だったし、問題なかった。

ただ、浴室にトイレがあるんだけど、ものすごく下水臭かった。パイプに問題ありのようだった。






お湯はしっかり出て、何より、湯沸かし器ではなかった。

不思議に思ってフロント男子に聞いてみたら、あの部屋だけ湯沸かし器にしたそうだった。なんでかと聞いたら、デザイナーの意向だと言っていた。湯沸かし器にする意向って何だろうか・・・。






そして前の部屋に戻り、そういえばトイレも流れないから流してないんだよと女性にジェスチャーで言った。汚物処理させて申し訳ないと。

元旦から熱湯は浴びるわ水は浴びるわ水は漏れるわ自分のおしっこは便器に入ったまま人にみられるわで、最悪な始まりじゃないか。






とりあえず朝食に行ってくるからねと言い残し、気を取り直して朝ごはんへ行く事にした。






さよなら湯沸かし器。











2023年の一食目

心地よい新年明けましておめでとうソングで目が覚めた後にゆるやかに二度寝したのに早起きしたけれど、朝食に出たのは10時前だった。

早起きは三文の徳というけれど、私は早起きをして徳をしたことがない。こんな風に損ばかりだ。






9時46分。隣のビルへ朝食に。






もう誰もいないだろうな。






行先は、昨日の夜行ったバー。途中までエレベーターで、それから階段を上っていく。






夜だったから見えなかったけど、結構はっきりピラミッドが見える屋上だったらしい。






まだちらほら食べている人がいた。






席、ここにしようかな。






というところで、スマホ登場。曇っていたから、スマホにはかなわない。色が全然違う。






席は、ここ。






朝食は勝手に持ってきてくれる感じらしかった。飲み物を聞かれたので、オレンジジュースと言ったけど、なかった。マンゴーしかないって。

しょうがないから、マンゴーにしておいた。






パパっとパンとヨーグルトが出てきた。触ってみたら、パンは冷たかったのに、ヨーグルトは別に冷たくなかった。何かが間違っていると思った。






パパっと、悪くなりかけているバナナとどんと乗せただけのオレンジも来た。そして、綺麗に並べたつもりであろうけれどネズミも素通りしそうなチーズとハムが出てきた。それから、カレーうどんの余り汁に片栗粉を入れてどろどろにしたかのようなスープがきた。

スープを飲んだら、冷たかった。この屋上にはレンジがないに違いない。カレーうどんの残り汁ではなかったようだが、カレーうどんの残り汁のほうがよっぽど美味しいであろう味がした。一口でやめた。






マンゴージュースもきた。

なかなか出会えないほどどろどろのマンゴージュースだったと思う。






続いて、コロッケがきた。朝からコロッケか。何のコロッケだろう。






一口食べて驚いた。冷たかった。冷たいコロッケは要りますかと聞かれていたら要りませんと答えたのに。

口に入れた瞬間、「つめたっ」と思ったけれど、食べないと何か分からないので、仕方がなくかじってみた。






ああ、そら豆のコロッケだ。絶対美味しいはずのものをとってもまずく作ってしまった上に冷たいので最悪にしてしまったパターンだ。

これも一口でやめ。






唯一の救いは、卵焼きだった。これだけは、キッチンで作ったらしかった。レンジはないけど、コンロはあるらしい。






卵だけだな。野菜入りオムレツとは違うらしい。






そして私は、食べたいものがないなか、おなかがすくと困るので、この卵とハムをパンにはさんでサンドイッチを作って、元旦の朝食とした。






これなら食べられるなと思って。






喉が渇いても冷たいどろどろスープと同じようにどろどろしたマンゴージュースしかないため、早く部屋に戻って水を飲みたかったので、すぐに出た。落ち着かない朝食だった。






ホテルへ戻ると、まだ掃除が終わっていないと言われた。私は構わないから部屋にいる間に掃除してくれていいと言い、本当に掃除の間中ずっと部屋にいた。

まず水を飲み、紅茶を飲み、明日行こうと思っていたメンフィスなどについても部屋でチェックしていたけれど、結構あっという間にベッドメイキングも終わり、綺麗になった。






テーブルがないだけで、他の設備は前の部屋と同じ。






ベッドも2つだし。






お風呂のつくりは多少違うけど。






どちらかと言うと、こちらの方が使いやすい。下水臭い事が難点だったけど。






熱湯に比べれば、下水臭いほうがいい。






この時点で、前の部屋に無印のオイルを忘れたと思った。しかも、2本。

でも、もしかしたらバロンホテルに忘れたのかも。

まあどっちでもいいか。






さて、やっと出かけられる。

ついにピラミッド。これでいい写真が撮れたなら、気を取り直してカレンダー写真の旅をしよう。

国内線で移動して、違う都市にも行こう。





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-エジプトピラミッド切れ気味一人旅

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