4日目④「ヨルダンリゾート地アカバへ」

スカーフ必須

往復ジープで砂埃まみれになることにより、なぜ顔をスカーフで覆っている人がいるのか、違った意味で理解した。

もしも持参できるなら、ワディーラムへは特に、サングラスとマスクを持って行って下さい。スカーフでもタオルでもいいけど、とにかく、口と鼻を隠して砂が入らないようにして、頭には帽子もかぶったほうがいいです。髪がすごくゴワゴワになるから。

いやほんと、砂埃がすごかった。やっぱり砂漠だなと思った。



そんな砂埃と一緒に私たちが駐車場へ着いた頃には、辺りはもう真っ暗。

当時は駐車場に電灯に代わるものがなく(今もないかも)、本当に真っ暗だった。



ガイド君に連絡先を聞かれたので、FBにリクエストを送っておいてと言っておいた。真っ暗闇の車の中で私の名前をインクも出ていないボールペンで書いていたので 、結局分からなかったのか、リクエストは来なかったけど。







ではアカバへ

さて、ワディラムを出発した私、今晩の宿地のアカバへ向かう。320キロほどの後は、約70キロ。






何でアカバに行こうと思ったかというと、海岸沿いからアカバ湾をまたいで、イスラエルが少し見えるから。夜景を撮ろうかなと思って。

早く着きたかったのでかなり飛ばしていき、夜の7時過ぎぐらいだったか、アカバ市へは難なく着いた。

ホテルは空港で泊まったホテルと同系列のゴールデンチューリップにしたけど、地図で探せないのでもう営業していないのかもしれない。当時のホテル近隣は工事中か何かで、一周させられてしまった。それでも駐車場が分からず、でも結局ホテルには敷地内の駐車場はないとのことで、ホテルの目の前に路駐することになった。駐禁地帯ではなかったはず。

駐車場と朝食とWi-Fi込みで当時1泊6000円しなかったので即決したけど、路駐前提で駐車場有と書くのはいかがなものか。




フロントでチェックインの際、「1人なの?2人で予約になってるよ」と言われた。

私はたまに、2人予約をする。そうでないとダブルのシングルユースではなく、本当にシングルに回されることがあるので。1人と2人で値段が一緒なら、通常はそのまま2人にしておく。

と説明したら、「1人でも同じ部屋だから大丈夫よ~」と言われた。サイト開設前なので部屋の写真を撮っていないけど、部屋は1階で、広かった。きっとあのホテルの部屋は、どれも同じ広さなのだと思う。古かったけど。

さて、スーツケースを部屋に置いた私、カメラを持って、徒歩で海岸へ出発。






アカバの「見られ海岸」へ

もう辺りは真っ暗だったけど、繁華街なのですごく明るかった。さっきまでいたワディラムとは大違い。さすがは海岸リゾート地だ。

向かったのは、このビーチ。






海沿いまでは徒歩10分ぐらいの距離だったと思う。

だけど、たった数分で、











となった。

原因は空気だった。






ヨルダンは乾燥している。砂漠だから当たり前だけど。

そして、アカバはヨルダン南部で、首都のアンマンよりもずっと乾燥していた。ワディラムも南部だけど、決定的な違いは、排気ガスの量だった。

リゾート地だし、保護地区と違ってすごい量の車が走っていたけど、排ガス規制がなされていなかったと思う。

昔のバンコクでも、場所によっては口をハンカチでふさがないと歩いていられなかったけど、ここでも同じだった。






苦しい。






いや我慢だ。海沿いに出れば少しは湿気があってましになるかもしれない。近いから頑張って行け。






苦しい中到着した海岸沿いは、暗くてどのぐらい綺麗か見えなかったけど、とにかく人がいっぱいいた。

みんな何をしていたのだろう。夜なのに、家族連れやらカップルやらで、人気花見スポットみたいになっていた。小さい海岸にどっさりと人間があふれており、場所をとるのも難しかった。



でも何とか小さく場所をとった。

小さくって、本当に小さくよ。半径30センチぐらいの丸の中に入っていた感じ。

そしてそこからイスラエルを撮ろうとした。






あれだろうか。

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聞く相手もいないから困ったな。実はあそこ、ヨルダンだったりするかな。

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船が見えるけど、向こうはイスラエルで合っているのかな。

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何でもいいが、視線が痛い






性別問わず、年齢問わず、みんなみんなにジロジロ見られているぞ。

これは明らかに、「外国人珍しい」系の視線だ。

そういえば、外国人がいないな。

そうか。ここでは、「日本人か?」と言う問題ではなく、「外国人」という枠で凝視されているのだ。







ちょっと微笑んでみよう。







いやダメだな。

全く微笑み返してくれない。

ただでさえ異星人かのような目で見られているのだから、異星人がにやりとしようものなら警察を呼ばれるかもしれないので、微妙な微笑みを出すのはやめておこう。







ちょっと英語で話しかけてみたけれど、全然聞こえていないのではないかというほど無視されたまま凝視されただけだった。

少しでも話しかけてくれたらまだましなんだけど、ただただ見られているだけって、困る。とても集中できない。







こんな時間なのに海に入っている人たちが多いし、三脚は砂にズブズブで使えないので手振れした写真しか撮れないし、お腹もすいたし、もう諦めて帰ろうか。

そうしようそうしよう。






本当にリゾートなのか

ということで、すぐに「見られ海岸」を後にした。



でも、海岸を離れるとすぐに又苦しくなり、レストランを探したかったけど、とても歩いていられなかった。

もうどこでもいいから入りたかったので、先にマックのマークが見えたので、晩御飯はマクドナルドにした。救いの神に見えたマックまで、ほんの750メートル。この距離すらやっとのことで歩いた。




多分、食べたのはチーズバーガーミールだ。いつもそうなので。

お腹いっぱいになって満足してマックを出たら又苦しかったので、大急ぎでホテルへ帰った。

早く部屋に入りたかった。






ホテルに到着すると、すぐにシャワーを浴びた。歯を磨いてうがいをしたら、痰に血がまじっていた。

ものすごい乾燥に大気汚染だった。肺が悪いとか、喘息もちなら行かないほうがいいです。もう規制されているはずだけど、リゾート気分で行ったら寿命を縮める結果になっても不思議じゃないほどの空気だった。

部屋ではクーラーがきいていて湿気もあるし気持ちがいいけれど、それどころじゃないと思った。一刻も早くこの町から出なくてはいけないと。



砂埃から綺麗になって、ベッドでパソコンを開いてFBにログインしたら、ジェラッシュで会った彼女たちみんなから友達リクエストが来ていた。承認してメッセージも送っておいた。

彼女たち、私が何か日本語で書いたことにも「いいね」をくれていたので、「日本語わかるの?」と聞いてみたら「何でもいいの。日本語が好きなの」と言っていた。何てかわいいのだ。

因みに、その時の私のFBの投稿は、「まぶたの裏にできものができたので自分で針でつぶしてみたが、そんなことを夜中にやってる自分が怖い」 だった。




さ、今日はもう寝よう。

夜でこの乾燥なのだから、昼間はもっと乾燥する。

朝一番で出て行こう。



                               

-ヨルダン一人旅:完全自運転