露店をウロウロショッピング
これは階段を降りた左側。あちらには露店はないみたい。

お店は右側に集中。

なんか楽しそうだな。

お土産を買う気マンマンな私がふと振り返ると、ホテルが見えた。部屋からこのハーバーが見えたから、あのどれかが私の部屋だ。

前の日に行ったスーパーの近所にあった露店とは全然違って、お土産を買えそうな雰囲気というか、旅行客用の物も売ってそうな感じだった。

最初に止まったこのお店で緑の時計を買ったの。

皮のベルトで、かわいいから、バッグにくくりつけておくとか、ベルトから下げてもいいなと思ったんだ。購入10カ月後に見てみたら、

止まっていた・・・。電池を取り替えれば動いただろうけど、もう面倒だからいいと思った。25リンギットで、600円ぐらいだった。
私って、旅行先で変なものを買わせると右に出る者はいないと思うぐらい変なものを買ってくると思うんだ。でも、この時計が絶対欲しかったというわけではなく、旅行で使う時計を旅先で買いたかったのよ。これをバッグにくくりつけておいたら楽そうだったからさ。
又いつかどこかで探すよ。
時計購入後、他のお店もチラチラと見ながら前へ。

気が付かなかったけど、あれもホテルだったみたい。サマセットホテル。

このジュースには迷ったのよ。

どれかしら飲んでみたかった。でも、もうすぐ夕食だし、色が鮮やかなのでメチャクチャ合成着色料を使ってそうだからやめておいた。ドラゴンフルーツで痛い思いをしていたし。
そして、ジュースを買わずにそのまま進んで突き当たったら露店がぷっつりとなくなってしまったので、見るものもないから、Uターン。
突き当りを撮らずに何故か船で一枚。

セレブのプライベートボートかな。

と思ったら、ふと雲の向こうが気になった。
曇っているから分からないけど、多分あの後ろには太陽があるから、陽が沈むのはどう考えても部屋の後ろ側だ。

となると、私の部屋の窓の位置なら、多分日の出が見えるはず。
どのビルがジェンホテルでどのビルがキティちゃんで、どのビルからがサマセットホテルなのか分からなかったけど、部屋の窓の位置だけで考えたら、ハーバービューの一部の部屋では朝日を期待していいのだと思った。木が邪魔する部屋もあっただろうけど。
翌日の朝は曇っていたので暗すぎてどこに太陽があるか分からなかったけど、部屋によっては、晴れならいい日の出が見えるかも。とはいえ、つぶれちゃったからどうしようもないけどね。
さて、では、大した距離ではなかった露店ストリートを戻りましょう。

中間あたりにあったムスリムスカーフを売っていたお店を気に入っていたけど、ゆっくり見たかったので素通りしていた。
今度はそこへ直行。
スカーフを購入
女性が一人でやっているお店だった。
スカーフが欲しいけど巻き方を知らないというと、教えてくれて、でもヨルダンで見たやり方と違うので、色々聞いていたら、誰か違う人を呼んできてくれた。呼ばれてきた女性は英語が流暢だったけど、ご存じの通り人間不信になっていた私は、ただの雑談でも慎重だった。
私 「スカーフの巻き方が何だか違うみたい」
彼女 「どこで習ったの?」
私 「ヨルダンで見たのと違うんだよ」
彼女 「ああわかった」
と言って、ヨルダン風らしい巻き方をちょっと見せてくれた。
私 「あ、そんな感じだったかも」
そして、今度はマレーシアンなやり方を教えてくれた。でも、私に巻いてくれていたけど、どうしてもうまくいかなかった。
スルスル滑って、何かがおかしかった。
私 「私、スカーフが似合わないんだよ。なんかおかしい」
彼女 「そんなことないよ。ほら、前髪があるからちょっと違うんだよ」
私はこの、彼女が言った、「前髪(fringe=フリンジ)」という単語を聞いて安心した。どこかでちゃんと英語教育を受けたのだろうと思って。
女性の切ってたらしてある前髪は「フロントヘアー」でも通じるけど、通じるだけであり、正式な単語ではありません。アメリカ英語ではbangs(バングス)だろうけど、ここはマレーシアであり、発音はアメリカンな気がしたけれど、単語はやはりイギリス系が多いのかも。
前髪なんて言う単語を知っていたので安心した私は、彼女たちと更におしゃべり開始。
ついでに写真も撮ってもらった。このスカーフでずっと練習していたんだ。

彼女 「日本のどこに住んでるの?」
私 「東京だよ」
彼女 「この間、北海道に行こうとしたんだけど、行けなかったんだ」
私 「北海道?いつ?」
彼女 「マレーシア航空が、キャンペーンで、クアラルンプールから北海道への直行便を出してたの。だから行きたかったんだけど」
私 「北海道だけ?東京じゃダメなの?」
彼女 「東京も見たいけど、北海道は雪が降るでしょ」
その一言で、「東南アジアだったか」と思い出した。
雪が降らないので、日本の雪が見られるツアーを出しているのです。冬だけね。
私 「そっか。雪見たことないんだ」
彼女 「そうなのよ」
物価がどうだの、食べ物がどうだのという話をして、FBにいるようだったので、友達になりました。
マレーシア初のお友達。
そして、スカーフを3枚購入。
因みに、彼女は隣の店の人で、このお店の女の子が会話に困って隣のお店の彼女を呼んできただけなので、要するに私は彼女のお店では何も買ってあげなかったのよね。何屋さんだったんだろう。
上の写真のスカーフで練習していたので何だか愛着が湧き、あのピンクのスカーフと、色が素敵なこちらも購入。


スカーフというか、ストールとして使おうと思って買ったんだ。ちょっと涼しい日に首に巻くように。3枚目はイギリスの友達へのお土産だったので写真なしです。
1枚10リンギットだった。お買い得。お土産に10枚ぐらい買っても大丈夫な金額。1枚300円しないわけだし。マレーシア産ではない気もするけど。
さて、時刻は18時ちょっと前。
お友達もできて、スカーフも買ったし、そろそろマレーシア最後の夕食へ行こう。