7日目②「久しぶりだねお父さん」



マイハリランが戻ってきた

首都に入ってすぐは割とすいていたけど、

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やっぱりそううまくは行かない。

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時刻は16時19分。飛行機の時間はまだまだだから大丈夫。

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高速の料金所。TUNAI(現金)へ。16時20分。

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この日だけ何故かレシートがあり、高速代は40.9リンギット(1200円弱)。タッチアンドゴーでは明らかに残金不足だったので、現金で払っておいた。






有料高速を降り、まだこれは国道だと思うけど、ゆっくりながらもホテルへ進んでいる16時33分。

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途中、すごそうなホテルが見えたので、1枚。

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南京虫が沢山いそうというよりも、南京虫が経営してそうなホテルだなと思った。

洗濯物が外に干してあったので、誰かがいることは確かな模様。

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16時36分。ツインタワーが見えるからもうすぐだ。

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高速を降り、近くにきた。

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このまま無事にホテルに着いたので、正面玄関の前に堂々と停めてフロントへ行こうと思ったら、ちょっとずらしてよと言われたので、少しずらし、バックで玄関前に駐車。

でもまだ何だかんだと言われたので、「ベルトを取りに来ただけ。そこの受付に預けてあるって言ってたから、それが本当なら30秒で済むからちょっと停めさせて」と言って、強制的に駐車。

そして正面玄関の受付に行ったけど、やはりそんなところにベルトはなかった。やっぱりなと思いながら上の階のメインのフロントへ行き、しばらく待たされてベルトを受けとった。






ああなんて嬉しい。

良かった。

ありがとうトレーダーズホテル。






ダダダッと降りて車へ。








空港へ

それでは空港へ行こう。結構遠いね。






ナビでは54キロと出ていた。

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でもまずは、ガソリンスタンドへ行かなくちゃ。

満タン返しなら空港付近で入れるけど、最初から満タンではなかったので、整備不良車に困らされた上に満タンにまでしてあげるほど優しくはないので、ちょうど1ブロック分減ったぐらいになるように、この辺のスタンドで入れることにした。






適当に入った近所のスタンド。

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満タンにして、50.35リンギット。買い物をしなかったので現金が余っていたから現金で払ったけど、約26リットルで、1500円ぐらいかな。






17時4分、最後の給油を終了。

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17時15分。本日のマレーシアの天候は不調。降ったり止んだり。

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この写真は、電話を切った時刻を伝えるために撮ったのだと思う。

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レンタカー屋のお兄ちゃんから電話があったのよ。









お兄ちゃん 「ハロー Junko~、元気かい」

 「元気だよ。今そっちに向かってるんだけどさ、渋滞なんだよね」

お兄ちゃん 「大丈夫だよ。まだたっぷり時間あるし」

 「あと1時間以内には着くと思うんだけど」

お兄ちゃん 「僕はいないんだよ。もう一人の人がいるから」

 「何でいないの?」

お兄ちゃん 「違うオフィスにいて、今日はそっちへ行かないと思うんだ」

 「それじゃ困るじゃない。あのお父さんみたいな人しかいないってこと?」

お兄ちゃん 「そうなんだ」

 「あの人英語話せないじゃない。それに、大体あの人、初日に私をスタンドに置いて帰っちゃった無責任な人でしょ」

お兄ちゃん 「It"s OK. Never Mind(大丈夫だよ。気にしないで)」






出たな・・・。






 「気にするって言ってるでしょ!」

お兄ちゃん 「大丈夫だ。僕は行けないけど、市内のオフィスにはいるから」

 「何かあったら電話するから、ちゃんと出て!」

お兄ちゃん 「出るよ~。大丈夫大丈夫」






ということで、空港に行く前から不安になった。






17時19分。渋滞変わらず。

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どっちの車線に入ったか覚えていないけど、左かな。

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17時58分でまだこんなに混んでいる。

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18時31分。この辺はすいていた。

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左側には既に懐かしい三井のアウトレット。ああ、この一週間、色々あったな・・・。

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そして、空港に到着。






18時44分。

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12時半頃に出たので、6時間ぐらいかかったのかな。

車、壊れなかったよ。良かった。






車を停めてあのレンタカー屋のお父さんのところへ行ってノックすると、ニコニコしたお父さんが出てきた。

私は、このお父さんに、開口一番、どうしても言いたいことがあった。なので、一歩近寄り、顔を覗き込んでしっかりと目を見つめ、低いトーンで、






「ねえ、レンタカー借りた日の夜、スタンドへ私を置き去りにしたよねぇ?」

「何で帰ったわけ?」






シーン・・・・・・






お父さん、ニコニコしながら、







「〇$#’’▽✖💛☆」。






何を言っているか分からんが、非常に気のいい笑顔で笑っているので、全く悪いと思っていないことだけは確かだ。ついでに、とても悪そうな人には見えない。

言葉も通じいないし、仕方がないので車の方へ一緒に行って車のチェックを。

会話が成り立たないことを承知で、「ガクンガクン」の説明に入った。






 「この車ね、ガクンガクンなるのよ」



と、ジェスチャーしながら話した。



 「ブレーキかエンジンか、ちゃんと見たほうがいいよ」



とは言ったけど、そこは分かっていなくてもいいや。返却後にガクンガクに気が付き私が壊したと思われて勝手に請求されたら嫌なので、私もガクンガクンの被害者であることをきちんと告げておきたかっただけだから。

お父さん、何となく分かったようなジェスチャーだったので、分かってくれたと思う。



そこで私、ブツブツ言い出した。




 「大体この車、古いと思うよ」

お父さん 「▽✖☆##$💛」

 「10万キロ超えてるじゃない。どれだけ乗ってるの。10年落ちぐらいじゃないの」



と言うと、



お父さん 「そんなに古くないよ」






オノレハエイゴガワカットルノカワカランノカ






他はろくに会話になっていなかったけど、「傷なしで返却」の旨のサインをしてもらい、荷物を降ろして空港内へ。




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-マレーシアレンタカー運転一人旅