3日目⑤「ボーザよりアルゲーロ」

おそらくボーザであろう場所に到着しても、非常に暗い雰囲気でした。大雨の後だったこともあってか、人もろくにいなかった。

今日はボーサの付近で夕食を食べようと思ってレストランを探していたけれど、みんな閉まっていた。というか、つぶれていたのかもしれない。





大雨もあったから軽く2時間以上かかってしまい、丁度夕食間近ぐらいの時刻になっていたのに、見事に何もなかった。でも、もう少し行ったら船着き場みたいだから、カフェとかあるかな・・と思い、港付近の駐車場まで行きました。






女の子二人が乗った車が停まっていたので、降りて話しかけてみた。




「食事したいんだけど、この辺にレストランないかな?」




全く英語は話せないけど、英語とイタリア語では似ている単語もいくつかあるので、何とか分かってもらえた様子。

あっちのほうにレストランがあるよと二人で教えてくれていたのだと思うけど、説明できないので、




「ちょっと後ろをついてきて」




的な感じで指示されました。





そして、彼女たちの車の後をついて行ってみた。






ぐるっと回ってどこかへ停まったので、私も停まり、降りて彼女たちの車へ行ってどうしたのかと聞いてみたら、右前の建物を指さして何か言っていた。どうやら、その建物が彼女たちの言っていたレストランのようでした。

閉まっているんだ閉まっているんだと彼女たちが一生懸命言ってくれるので、私も何となく分かりました。




地元の子たちだろうから、レストランがつぶれているのなら知っていたと思うので、おそらくお休みか営業前だったのだと思う。






とりあえずお礼を言って別れ、車に戻って悩みました。









この町、何もないぞ。どうしよう。もう1つ下の町へ行っている時間もないし。






アルゲーロに戻ろうかな・・・。






基本、海外では夜に運転したくないので、できるだけ早く帰りたいのです。大体、眼鏡がなかった。電灯がたくさんあったようにも見えなかった。暗いじゃないか。






そういうわけで、食事はアルゲーロで食べよう。






そして、何をすることもなく戻ることにした私。






ただのドライブになってしまったか。しかも、最高に疲れる車で。二度とスマートは乗らないぞ。






さて、帰りのドライブは見事に何の記憶もありませんが、退屈で失神することもなく無事にアルゲーロに着きました。

車は、確か、借りた時に停めてあった場所が空いたままだったはずなので、そこに停めたと思う。






そして、レストランを探しに旧市街へ徒歩で。面倒だから今日は早くレストランを見つけたかった。でも、昨日みたいな間違いはしたくない。






だけど、ちゃんといいレストランを見つけました。又しても場所が分からないけど。






お店に入ると、感じのいい女の子が出てきた。

英語のメニューはありますかと聞く私に、ありますよと答えながら、説明も英語でしてあげるよと言ってくれた。






それはありがたいと思って、迷わず決めました。お店も雰囲気が良かったし。

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そして、彼女の前菜の説明。




「それはポモドーロ(トマト)の・・・」

「そっちはフンギ(マッシュルーム)が・・・」




一部の文章と文法が英語で食べ物の固有名詞がイタリア語というすごい組み合わせでの説明だった。






結局わけがわからないので、にこやかに前菜の盛り合わせを注文。

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メインはピザ。生ハムとルッコラ(好物である)を頼んだのかな。

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このレストランもおいしかった。当たりでした。デザートは頼まなかったし、値段も忘れたけど。






そして、無事にホテルへ帰り、シャワーを。






明日もいいレストランに出会いたいな。


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-サルディーニャ島レンタカー運転一人旅

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