バードランチタイム
覚書には、 「本に載っていた大きなワイン工場があったので、寄って昼食」 と書いてある。本は地球の歩き方しか持っていなかったから、それではなく、現地で入手した無料の観光本とかパンフのことだと思う。
しかも、狙って行ったのではなく、通りすがりに見つけたはず。
名前は憶えていないけど、グーグルマップで見るとそれらしきお店があり、改装しているようで見た目が少し違うけど、おそらくここのはず。
実はホテルでもあったようで、結婚式場でもあり、色々なイベントで使われるらしい。
当時のこの写真を見ただけでは分からないから、グーグルマップで見つけられて良かった。これではさっぱり分からない。
テラス席しかなかったのかそこに案内されてしまったのか忘れたけど、寒いのに、外の席に座った。そして、シーフードのフェットチーネを注文。
この鳥は、決してパスタのおまけのおもちゃではありません。ここはそんなジャングルワイルド的レストランではないから大丈夫。
出発して2時間は経っていたのかな。パブロンが早くも切れ始めてきていた。食事もろくに喉を通らずボロ残しだった。
後はこの小さな飛び込み客に任せることにして、会計を済ませて出発した。
換金してワイナリー
ランチの後は、ステレンボスの町へ行った。当時はまだトラベラーズチェックを使っていたので、換金のため銀行に行かなければいけなかったのよ。今ならカードを何枚も持っているけど、当時は使いもしないものを1枚持っていたぐらいで、海外で使おうなどとは思ってもいなかったし。
多分この銀行だと思うんだな。町に入ってすぐ見つけたから。
ステレンボス市内に迷わず着いただけではなく、銀行もすぐに見つかった。駐車場がなかったのでぐるっと回って離れたところに路駐したけど、スムーズだったので我ながら驚いた。
そして、銀行で換金して現金を増やし、安心してワイン工場探しを始めることにした。
ワインランドって、どこからどこまでなのか今でも良く分からない。おまけに、ワイン工場はたくさんあるだろうけど、外から見ただけでは違いが分からずどれも同じに見えるため、どこを選んでいいか分からない。
覚書には、
「日本で絶対手に入らないワインがほしくて、出来るだけ町から離れたところに行った」
と書かれているけど、この人、おかしなことを言っているよ。町から離れていることと、日本で手に入らない可能性が高いこととは違うことなんだけど。
町に近いと、観光客がタクシーで買いに行きやすいから手に入りやすいと思ったかな。発熱があったから多めにみるか。
選んだワイン工場はここだった。
外からでは、ここのワインはおいしそうだとか高そうだとか、そんなの全然分からないでしょ。いかに門から入り口までが遠そうかしか分からないよね。
多分私は、何だかんだ言っても、ただ単にフィーリングで選んだと思う。
地図で探したら、場所はここだった。確かに町からは離れているから、銀行から大分運転したんだな。
さて、フィーリングで入ったワイナリー、門から車で少し走り、お店に到着。
駐車場に停めて降りた途端、歩くのも辛いと分かった。
そんなことは言ってられないので頑張ったけど。絶対ワインだけは買いたかったから。
お店の中に入ると、お姉さんが一人カウンターにいた。
お姉さんに、「ワイン1本買って帰りたいんだよ。でも選んでもらわないと分からないんだ」と説明した。
私はワインが飲めないので。
お土産が欲しかっただけだ。
一から十まで分からないため、相当に苦労したワイン購入。お姉さんありがとう。
私が買ったワインは、当時3000円ぐらいだった。日本に輸入されていたら倍とかかな。ホームページができていたけど、今は有名になったのか、1本2万円ぐらいする。得した気分だな。
だけど、飲めないくせに購入したバチがあたり、ワインというのは何年も持たないのだと後になって旅友に教えられた。ちゃんと保存してあったら別だけど、そんなことをしてあるわけがないので、台所の下に入れっぱなしだった。だからきっとすごく変な味になっていると思う。
ドライブ再開
フラフラでも無事にワインを購入した私、大事に抱えて車へ。
昨日は喜望峰へ行った。今日はワインを買った。「ああ、本日の仕事はこれで終わりだ」と思ってどこかホッとしたけれど、本当は、このあたりをドライブしたかった。
完全に私の好みの場所だったんだもの。
具合が悪かったけど、あまりに綺麗だったので一度車を降りた。降りていいのかどうか分からなかったけど、降りずにはいられなかった。必ず又行って一眼で撮りたい。
轢かれそうになりながらも撮った1枚。
多分私は、道路がキーポイントなのだと思う。運転狂いだし、やはり、来た道か行く道が入った構図がいいのだと思う。ヨルダンもそうでしょ。
では、帰路へ。






