当時のこの写真を見ただけでは分からないから、グーグルマップで見つけられて良かった。
テラス席しかなかったのかそこに案内されてしまったのか、寒いのに外の席だった。
シーフードのフェットチーネか何かを注文。
この鳥は、決してパスタの付け合わせではなく、ここはそんなジャングルワイルド的レストランではないので大丈夫です。
パブロンが早くも切れ始めており、食事もろくに喉を通らずボロ残しだったため、後はこの小さな飛び込み客に任せることにした。
ランチの後は、銀行へ行くためにとりあえずステレンボスの町へ行ってみた。なんと、当時はまだトラベラーズチェックを使っていたので、銀行で換金しなければいけなかった。今ならカードを何枚も持っているけど、当時は使いもしないものを1枚持っていたぐらいで、海外で使おうなどとは思ってもいなかったので。
多分この銀行だと思うんだな。町へ入ったらすぐ見つけたから。
ワイナリー
ステレンボスに迷わず着いたからちょっと驚いたけど、銀行がすぐに見つかったことにもっと驚き、でも換金をちゃんとしてもらえたことに安心して、やっとワイン工場探しを始めることにした。
ワインランドって、どこからどこまでがワインランドなのか良く分からない。おまけに、ワイン工場はたくさんあるだろうけど、外から見ただけでは違いが分からないし、どれも同じに見えるため、どこに入っていいのかも分からない。
だけど、
「日本で絶対手に入らないワインがほしくて、出来るだけ町から離れたところに行った」
らしい。町から離れていることと日本で手に入らない可能性が高いこととは違うことだと思うが、まあいいか。
選んだのはここだった。
外からでは、ワインがおいしそうだとか高そうだとか、そんなの全然分からないでしょ。いかに門から入り口までが通そうかしか分からないので、しょうがないから一軒一軒みんな入ってみるというのもありかもしれない。
とりあえず、多分私は何だかんだ言ってただ単にフィーリングで選んだと思う。
門から車で少し走ると、建物に到着。
駐車場に停めて中へ行ったけど、歩くのも辛かった。
でも、頑張って中へ入って、お姉さんにワインを選んでもらった。
私はワインが飲めないので。
相当に苦労したワイン購入。飲めないだけでなく何の知識もなく、飲もうと思っても自分でコルクを抜けないだろうと最初から言い切れる。コルクを力づくで押して瓶の中に落とすと思う。「ラムネと一緒にするな」、みたいな。
お姉さんありがとう。
私が買ったワインは、当時3000円ぐらいかな。とはいえ、今の為替だと半額で1500円ということになるけど、物価が上がってやっぱり同じぐらいの金額だろうと思う。
飲めないくせに購入したバチがあたり、ワインというのは何年も持たないのだと後になって旅友に教えられた。ちゃんと保存してあったら別だけど、そんなことをしてあるわけがないので、台所の下に入れっぱなしだった。だからきっとすごく変な味になっていると思う。半分お酢になっているかもしれない。
さて、行った時はどこだか分からなかったけど、HPがありました。
場所はここ。もっと遠くに行ったと思っていたが、気持ちだけ遠かっただけか。でも、これ以上離れるとワインランドから出ちゃうのかな。
ワイン工場はいくつもあると思うので、ドライブがてらあちこち寄ってもいいと思いますが、飲める方は、味見をしているうちに飲酒運転にならないように気を付けて下さい。
本気で試飲したいならツアーにしましょう。このあたりをドライブしないなんてもったいないと思うけど。バスでもいいだろうけど、好きなところで止まれないし。
さて、フラフラでも無事にワインを購入した私、「ああ、本日の仕事はこれで終わりだ」と思いつつも、このワインランドの辺りは、具合が良かったのならもうしばらくドライブしたかった。今でも行きたい。
めちゃくちゃ気持ちがいいドライブだったから。
あまりに綺麗だったので車を降り、轢かれそうになりながらも撮った1枚。降りていいのかどうか分からなかったけど、降りずにはいられなかった。あんなに具合が悪かったのに。必ず又行って一眼で撮りたい。
では、帰路へ。