この一人旅を振り返って(南アフリカ編)

私の初めての海外運転、旅行記を参考に計算してみると、だいたいこのぐらい。

推定走行距離

400キロから450キロ

3日間だし、風邪をひいていたし、こんなものだろうか。具合の悪い中の初海外運転にしては頑張ったと思う。

右ハンドルだし、左側走行だし、道は整備されているし、ドライブウェイは綺麗だし、私からすると、南アフリカの運転の難易度はかなり低かった。初海外運転だったけど、「ああ怖かった」とか、全然思わなかった。あの日本人グループは廃車レベルにするほどの事故を起こしたそうだけど、そんなことは滅多にないと思う。



ところで、この旅行は、自分自身への誕生日プレゼントだったわけだけど、初海外旅行プレゼントで、初海外運転で、ちゃんと写真を撮りたいと思うきっかけにもなった旅行という、私の人生にとって大きな意味を持つ旅だった。

ついでに、このサイトを開設して旅行記を書いたことにより、自分へのお題があったことを思い出すこともできた。

「(略)これは、私の大事なワインだ。アフリカでたった一つ私が苦労して買ったまともなものだ。ワインは飲めないから、と思っていたが、何も飲まなくたっていいのだ。いつか飲める日がきたら、その時に開ければいい。飲める日がこなくても、10年後の誕生日には開けるつもりだ。10年後には、さぞおいしいだろう。味がわかれば。」

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結局ワインを飲めるようにはならないまま時が流れた上、今ではお酒自体が飲めなくなってしまった。アルコールなんて抜けちゃって変な味だろうけど、飲むつもりもなく、ただ記念品として一生残しておこうと思う。



そしてこちらもまだちゃんと持っている。ヨハネスブルグで一目惚れして買った水晶。ケープタウンで買った灰皿みたいな入れ物のお土産にピッタリとはまっている。そういえば、ワインよりこの水晶のほうが高いな。買うのに苦労していないから、苦労して買ったたった一つのものはワインということで合っているか。

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初めての運転、風邪で高熱、成功した喜望峰と失敗したテーブルマウンテン、現地での日本人と地元人との出会い、たった1週間だったけど、盛りだくさんの旅行だった。運転しながら涙がポロリと出るのも無理はなかったと思う。

だけど、このサイトを始めてからさらに月日が流れると、ワインよりも水晶よりも愛しいものがあったことに気が付いた。

感動して戻った家で、いかにいい旅行だったかを父上に一生懸命話したという記憶。

記憶から抱く感情はいつも同じとは限らず、時の流れと共に変わっていきます。感動を話せる相手がいるということの素晴らしさは、お金を出して買えるワインや水晶では比にはならない。




「アフリカの地を踏んだ者は、必ずアフリカへ又戻る」と言う通り、私は数年後に又アフリカを訪れ、ケニアで運転した。そしてそのケニア記は、私のサイト開設以後初の旅行記となった。

人生の節目には、何度でもアフリカへ行きたいと思うはず。そして本当に、人生の節目の出来事が起こるのだと思う。

エジプトはちょっと違ったけどね。



                               

-南アフリカ一人旅:自運転(初海外運転)