3日目④「アークレイリ現地オーロラツアー決行」

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夕食を済ませてホテルへ戻ったものの、雨こそ降っていないけど、曇りなのでツアーキャンセルになるんじゃないかと気が気ではなかった私。

キャンセルとフロントに電話があってその連絡がフロントから私の部屋へくるかもしれないし・・・とか、携帯持ってるくせに部屋の電話まで心配していました。

そして時間10分以上前にフロントへ降りました。私の記憶では集合は夜10時ホテル前だったはずです。フロントでキャンセルの連絡はなかったかと聞くと、ないから大丈夫と言われました。何度も天気を確認していたけれど、もう一度フロントでも天気予報を見てもらと、ただの曇り。でも、雲がどこでも出ているわけではない。どうか雲のないところへ行けますように。

10時過ぎ。バス来ない。あれ?やっぱキャンセル?張り切って外で待ってたけど凍りそうだったのでホテルの中へ。また数分待てど来ません。

忘れられたのかと心配した頃にバス到着。ホテルを回っていたのかな。私のホテルが一番最初だと思ってたけど、その前にもあったみたいです。

バスへ乗り込むと、何人か乗っています。でもバスはまっっっくら。人影は分かるので、人が乗ってるのは分かるんだけど、顔はもちろん髪の色も分からない。ニット帽かぶってる人多かったから髪の色はどうせ分からなかったかもしれないけど。

ニット帽もそうだけど、オーロラツアーにはかなりの「あったか仕様」でお出かけ下さい。私は日本から持って行っていたホッカイロベタベタ貼ってたし、洋服もたくさん着てました。

バスはいいのです。問題は、もちろん行く先です。そこでバス降りますので。やっぱり降りてからの寒さは強烈でした。これは首都のレイキャヴィックでも同じだと思います。バスでちょっと離れたところへ行くだろうし、そもそも夜中だから寒いです。因みに、バス降りる降りないは自分の希望で、別にバスの中に残って中からオーロラ見ててもいいはずです。

さて、バスは延々と走ります。どこへ行ったか記憶していようと道を覚えていたのであんまり聞いてなかったけど、ガイド兼フォトグラファーさんは、ずっと英語で喋ってました。アイスランドのことやら地形のことやら云々云々・・・。

ふと気が付いた時に話してたのは、アイスランドの福祉はとてもいいんだ、という話でした。男性にも育児休暇が認められるし、出産費用は殆ど税金。だから税金が高くても納得して払ってるって言ってました。

感心しているところで、何個も何個もトンネルをくぐるので、どこ走ってるか分からなくなってきてしまいました。もともとどこ走ってるか分かってなかったけれども・・・。

電灯に照らされて雪にも埋もれた綺麗なアイスランド特有の平屋がたくさんありました。さっきまで真っ暗でほぼ何も見えてなかったのに、急に雪化粧をした可愛らしい町が出てくるのです。

ちょっとグーグルマップ埋め込みを覚えたので今回から地図入れますね(行った場所は記憶とマップのお陰で判明しました)。

住宅街はいくつか通ったのですが、一番キレイだと思ったのは、おそらくこの町ではないかと。夏のグーグルマップ見ても全然感動しませんけど。雪の夜はすごくかわいかったです。

まっすぐ76号線を上に登ると、左折し、そこが緩やかな坂になっています。緩やかとは言え凍ってるだろうし、大きなバスでスリップしやしないかと心配だったので覚えています。そして、そのカーブの後、すごく悲しくなった。

町がかわいいと思う度に写真を撮ろうとしたけど、バスのスピードもそんなに遅くないし、手振れするだろうからやめました。自分一人だったらストップしてもらうのになと思いながら。というか、自分で運転してたら好きな場所で停まれて自由なのに、と。

さて、そう思っていると、どうやら到着したようです。

結局曇っていたからここにしたのか、初めからここへ来る予定だったのかは分かりませんが、こんなルートでした。

 

 

そして到着場所。この空地がバスを停めたところです。

 

 

やはり真っ暗でした。本当に真っ暗。海に落ちるからそっちへ行かないでとか言ってたけど、「どっちですか?」って感じでした。落ちなくて良かった。

すっごい暗くて何も見えないから、仕方なくシャッタースピードを長くして(4秒ですがレンズがもともと明るいです)今来た方角を撮ってみました。
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「なるほど、あの辺りに行ったら落ちるんだな」と海の場所を一応確認。そして、山へ体を向けて一枚撮る前に、どのぐらい曇りか見てみることにしました。

ほんっとに見えないので、雲の量も分からない。でも、写真撮ってみたらこんな雲でした。
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これじゃあ雲がありすぎる・・・。

一人寂しく山だけ撮りました。やはりすごい雲。
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なんか、ホットチョコレートかなんかと、ビスケットみたいなものが出ました。飲み物はきっとどのツアーでも出ると思います。寒いから、到着してから暖かいものを飲むのです。美味しかった。もう一回飲みたい。

写真を撮ろうと思ってたのは私だけらしく、他の人たちはホットチョコ片手に歓談しながらオーロラを待っていました。

フォトグラファーの人は、一人で「山だけでも」と頑張る私を気にかけ、声をかけてくれました。私は写真を見せながらこの雲じゃ無理だよと残念がっていました。何かもう、今日はオーロラが見られないという予感がしてました。何時間そこで待とうが無理だろうって。

しばらくそこにいて、帰路へ。夜中の1時を回っていました。帰り途中、オーロラが見えるかもと、もう一度フォトグラファーの人が運転手さんに車を停めるように言った場所がありましたが、私は降りることもありませんでした。「絶対今日は見えない」との予感でいっぱいだったので。

参加者のホテルを回りながらみんなを降ろして行くんだけど、全員がいるうちにフォトグラファーさんが、「もしもまだオーロラを探しに行く気があるのなら、僕の車で連れて行くから言って。僕は明日から育児休暇だから、今日が最後の仕事なんだ。だからいくら遅くなっても構わないから」と言っていました。

なるほど、それが噂の育児休暇か、と思う傍ら、今日は絶対オーロラ無理だろうし・・・と、ただただバスの一番後ろで一人座っていました。

私のホテルに到着した時、フォトグラファーさんが一番後ろの私のところまでわざわざ来て、「オーロラ探しに行こうか」と言ってくれました。「もう今日は絶対無理だからいいよ」と言って車を降りた後、ブログ読者には「違うよ」と言われるかもしれないけれど、「ああ、あの人は私のために最初みんなにオーロラツアー延長を提案してくれたのかも」と思いました。何ていうか、写真撮れなかったときのあの悲しみを一緒に分かち合ってくれていたというか。何ていい人だったんだろう。

バカな私はなぜそれに気が付かなかったか、と責めながら眠りました。気づいてたらもっとちゃんとお礼を言ったのに。すいません。

でも、天候はもちろんだけど、運も支配するこの現象、やはりなかなか手ごわかったです。

アイスランドは、オーロラが見える確率が高い国。それでも、運がなければ天気が悪い。

アークレイリには後1泊。翌日の天気予報も曇りでした。もうツアーに参加しても意味はない気がしました。

曇っているということがどういうことなのか、良く良く理解し始めていたので・・・。

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