マルタ共和国は、マルタ島だけではなく、ゴゾ島やコミノ島も含んだ国です。

確か、オフシーズンだったからだと思うけど、コミノ島へは行けなかったと思う。どちらにせよ、小さな島だし、泳がない人が行ってもしょうがないだろうと思ってやめました(正確には「泳げない」であるが)。
ゴゾ島の方は結構大きくて見どころもありそうだった。ただ、陸続きではないので、フェリーで移動しなければなりません。
フェリー港のすぐ脇のホテルだったし、ゴゾ島へ行ってからの交通手段がない上に車でフェリーに乗りたかったので、徒歩は検討しませんでした。
一応フェリーのサイトを貼っておきます。
フェリーは頻繁に出ているので、予約もせずにそのまま車で港へ直行。
車の窓からお金を払うと(確かカードOKだったと思う)、船内で停める場所を指示されるので、車をそちらへ移動します。
これはもう、フェリーの中。
まだ出発前。
フェリーは結構大きかったです。車が何台も入るのだから当たり前か。ゴゾ島住民は、これに乗ってマルタ島まで買い物に行くのだろうし。
デッキへ行ってみたけれど、ここから先へは入ってはダメだと言われた。
仕方がなく、サイドあたりにいることにしました。
ここで、超ラブラブなイタリア人カップルに写真を撮ってと頼まれたのを良く覚えている。数枚リクエストされました。アツアツだった。
さて、ゴゾ島はそれほど遠くないけれど、まだ良く見えないな。
数分後、ちょっと近くなる。
もっと数分後、もう着きそうだ。
確実に着いている。あそこで止まらなければ、追突する。
よし、いよいよゴゾだ。
ここから出る時はちょっとワクワクしました。私、車でフェリーに乗ったのは初めてだったと思う。
車は順番に出て行き、私の番になって船から出ると、何だか別世界な気がした。なんというか、雰囲気が違った。マルタ島とは何かが違った。
まだ少しランチには早いかなと思いどこかへ行ってみたけれど、どこだか分からない。
どうやら偶然見晴らしのいいところへ着いたみたいで、すごく綺麗で感動した。
何かがマルタと違う。
花までとても美しく見える。
ただのコスモスなのに、
何かが違う。
この花は、マルタ島でも見た。だけど、ゴゾ島では何かが違った。
道も違うと思う。
何か気分がいいなと思いながら、そろそろランチのレストランを探しに行く私。マルタとは違うと言っても、すぐにレストランが見つかるほど都会ではなかった。
あんな海沿いで食べたい。
あのあたりに車を停め、少し歩いてレストランへ。
どこだか分からないけど、多分ここだと思う。
お店に入って、スタッフの女性におすすめのメニューを聞いてみました。
ついでに雑談もしたのですが、全然マルタ島人と雰囲気が違った。あの、マルタ島人のような暗さやクセがありませんでした。
隣の島だというだけでこれほど違うのだろうか。彼女は、とても自然にフレンドリーで、親身になって観光客が喜びそうなものを考えてくれました。
これはまるで、イギリスのジャージー島へ行った時にイギリス人と何か違うなと思ったのと同じようなものだった。
そして、ここへ来る前に行ったどこかの場所で、通りすがりの人に「ここは下まで車で降りられるのですか」と聞いたら、降りられると教えてくれたけど、観光客だと分かると、お勧めのビーチも2つ教えてくれました。感じが良かった。因みに、悲しいことに名前が難しくてうろ覚えだったけれど、結局この2つのビーチにもちゃんと行けました。
さて、感じのいい彼女のお勧めで注文したのはこちら。
なんか付け合わせと、
ウサギ。
ウサギ、おいしかった。全然臭いなんてしなかった。彼女がそう言っていた通りだった。
トナカイもそうだったけど、言われなければ牛肉としか思えない。
でも、この時の私にはちょっと多かった。ウサギのシチューなのですが、たっぷりとお肉が入っていたので、一人じゃ重かったです。
さて、お腹も一杯になったし、改めてゴゾ島のドライブを楽しもう。