前の写真から30分経過後、やっと気に入りそうな場所を見つけて車から降りました。
その場所とは、セントピーターズプール。
どこをどう走ったかは覚えていないけど、このルートではないことは確か。海に寄り寄りだったので。
別に駐車場らしきものがあったわけではなく、砂利だらけの空地があっただけでした。そこから先に車で行けないのは何となく分かったため、もうその場所ですら車で入って良かったのかどうか分からなかったけど、そこで適当に車を投げだして、徒歩に。
ズンズン進むと、予想通り綺麗な場所が見えてきた。
何もないので、もうちょっと先に行きたい。
もう少し。
と思って歩いていると、メインらしき場所を発見。
その手前、足元には花が。珍しくて撮ってしまった。マルタ、砂漠みたいだったから。綺麗な花でもあるのかと思っていたら、砂利とかそんなのばっかりだった。こんな小さな花でも珍しく感じてしまった。
セントピーターズプールは有名な観光地らしいですが、もちろん行った時にはそんなことは知りませんでした。
今思えば、プールと呼ばれるのも納得できる形だ。
あちら側にしか人がいなかったけど、入り口、あっちだったのかな。
浅いのなら少し降りてみたい気もした。綺麗だったので。
綺麗なのはいいのだけれど、カフェとか売店とか、何もなかった。もちろんトイレも。
そういうわけで、プールで泳ぐわけでもない私は、お昼もまだだった上にトイレに行きたくなったので、出発することにしました。
もしも今でも何もないなら、そのつもりでトイレを済ませ、飲み物を買ってから行ったほうがいいと思います。
ランチから夕陽へ
そしてすぐランチをぐらいのことを思っていたけれど、食事ができそうなところはなかなかありませんでした。
やっと何となくカフェ的なものを通り過ぎた気がしたので、Uターンして行ってみたら食事ができそうだったので、ここにしました。
レストランというか、バーだったみたい。
ここはお客さんがたくさんいて、外のテラス席も賑わっていた。でも清潔感はあまりなかった。トイレもキレイじゃなかったし、店員も愛想が悪かった。
とは言え、マルタの店員はほぼ全員愛想が悪かったので、この店だけの話ではないかな。
何だか分からないパスタを頼んだけど、変な味の変なパスタだったな。10ユーロぐらいだったけど、10ユーロで麺だけだし。
変なパスタの撮影時間は午後2時です。カメラの時間をイギリス時間からマルタ時間に変更していたかどうか覚えていないけど、この前にイタリアにいたのだから変更してあったはず。だとすると、夕暮れ時まで4時間ぐらい。
それなのに、夕陽までに西の海岸へ戻ることができなかった。
ホテルとは真逆の端にいたので、内陸部にあるどこかの洞窟だか遺跡だかに寄り道観光しながら西へ帰ろうと思っていた。行ったとしても夕陽には余裕で間に合うはずだったので。
ところが、渋滞にはまってしまった。どこでそんな渋滞にあったのか分からないけど、事故渋滞ではなく自然渋滞だったはず。一応その観光地の近くらしいところにはいたと思うけど、別に興味もない洞窟だの遺跡だのを見るために夕陽を逃すのが嫌だったので、諦めてホテルがある西海岸へ急ぐことにしました。
どこか内陸の高地でこの写真を撮って、これではもう西での夕陽は無理だろうと諦めながらも西へ進んでいたけれど、
太陽が落ちかけてしまった。
良さそうな場所で写真が撮れればと思っていたら、丁度良く障害物のない高地になったため、急いで停められそうな場所を探した。
崖側に空地があり、車を停めても落ちそうもなかったので、そこに停めて外に出ました。
雲っていなかったので、逃したくはなかった。
でもカメラの設定をしているほどの余裕もなかった。
もうちょっと落ち着いて撮りたかったけど、場所的には高くて良かったので、これでいいね。
今日が終わって行く。運転していただけの今日が。
運転は長かったけど、陽が落ちるのはあっという間だ。
バイバイ。
本当は昨日挑戦したホテルのすぐそばの海から夕陽を撮りたかったんだけど、まだ2泊あるからいいや。
偶然こんなにも夕陽が良く見える場所にいる時に陽が暮れてくれて、偶然車を停められる空地があって、それはそれで幸運だったと思うし。
そして、このどこだか分からない夕陽ポイントからホテルへまでは真っすぐ帰りました。
1時間ぐらいかかった。一体どこにいたのだろう・・・。
戻ってから夕食のためにまた出かける気力もなかったため、ホテルのバーでピザをテイクアウト。
部屋のソファで食べたけど、全部食べたので、やっぱり口に合ったのだと思う。
そして、この晩も懲りずにプールを撮影。
夜はまた広いお風呂にしっかりとつかりました。ロンドンの部屋はシャワーだけだったので、当時の私がお風呂に入れるチャンスがあるのは旅行中だけだった。
さて、明日はゴゾ島へ行こう。