5日目③「バリラタ国立公園と人生初の青空トイレ(ほぼ男子禁制)」



向かった先は、標高800メートルぐらいのバリラタ国立公園でした。野鳥がたくさんいるらしいけど、全然見た気がしないな。






この写真、公園ではなくて、途中の道から撮った気もする。

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こちらは国立公園内だと思うけど、確かではありません。蜘蛛の巣と蜘蛛を見つけて撮ろうとしたけど、

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一眼レフカメラでないと撮れないのだろうとその後理解した。






さて、バリラタ国立公園内には、若い男の子のガイド君と2二人で入って行き、運転手さんは駐車場で待っていました。

水上の村では諦めたけれど、そろそろトイレに行きたかったのでそう言ったら、公園内にトイレはないから、この駐車場のトイレを利用してとのことでした。






そして、1人でその「トイレと呼ばれる場所」へ行ってみたら、掘っ建て小屋みたいなものがあって、それだろうと思ったので、一応入ってみた。外見からして怖かったけど、入ったらもっと怖かった。

残念ながら、写真はありません。カメラは持っていたけれど、恐ろしくてそれどころではなかった。水上の村のトイレは何倍もまともだったと思った。あの高床トイレへ辿りつくほうがまだ現実的だった。




この駐車場のトイレ、今は良くなっていると思うけど、いわゆるぼっとん便所で、電気もありませんでした。昼間だったけど、ドアを閉めるとほぼ真っ暗。かろうじて入る明かりで目を凝らしてトイレを見たら、板の真ん中に穴が開いていて、そこへ向かって用を足すようになっていた。だけど、その板が水上の村のトイレへの板と同じように、とても弱そうだったのです。

両足で跨いで乗ったら割れてしまうのではないかと思って、とても恐くて跨げなかった。




そもそも、暗すぎて板のどこら辺が穴なのかがはっきり見えず、もちろんどこに釘が打ってあるのかも見えませんでした。ちゃんと跨げるほどに明るくするには、ドアを開けたまま用を足さなければいけなかった。

いやだそんなの。




跨いだ瞬間用を足す前にぼっとんと体が落ちてしまうのではないかという想像上の恐怖にかられ、とてもじゃないが跨げなかった。だけど、トイレに入りたかった。生理だったし。生理用品だけは取りかえたかったのです。

だから何とか頑張って跨ごうと思ったけど、ブーンとか聞こえたし・・・。




虫までは見えませんでしたが、虫だらけなのは音で分かりました。少し顔についたので、蜘蛛の巣があったことも分かった。「このトイレは100年間使われていません」と言われても納得いくほどのトイレだった。ドアはなかったけれど、チベットのトイレのほうがまだましでした。




このパプアニューギニアのトイレは、現在でも「旅先で出会った一番最悪なトイレ」の地位を保っています。

今は大丈夫だと思いますよ。まだ同じツアーもあるみたいだし、国自体はそれほど変わっていないかもしれないけれど、国立公園だしね、トイレぐらいちゃんと作っているはずだと思うのよ。






さて、しばらくブーンを聞きながら凍っていたけれど、もうダメだと思って、逃げるように出ていきました。そして、ガイド君のところに戻って、「無理。こわすぎ」と言うと、「外にいてあげようか」と言われた。

それで何かが変わるのか・・・。






そして、公園には誰もいないから、公園に入ったらそこですればいいよと提案された。

明るいし穴もないだろうから落ちる心配もないし、そっちのほうがまだましかもしれないと思いながら国立公園の中へ2人で進みました。






鬱蒼としていた。何もない、こんな道を行きました。絶対トイレはなさそうだ。

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木とか、朽ちてたし。

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歩いている間、青空トイレにつき、ガイド君がしきりに「大丈夫だ大丈夫だ」と言っていた。木の上に家があるとかで、そこまで歩いていた途中だったのですが、そこまで行ったら誰もいないから、待っててあげるからそこでしなとのことだった。

青空トイレなら使用済生理用品を自分で持って帰るためにそれを入れるゴミ袋が欲しいけれど、ガイド君は男の子。ずっと年下だろうが、生理の話などしたくない。

でも、簡単に青空トイレをしろしろ言われてちょっとムッときた私は、「あのね、生理なんだよね」とハッキリと言いました。すると、ガイド君、しばらく黙った後、「・・・うん。女性にはそういうものがあるってこと、学校で習ったよ」と。




思っていたよりずっと若かったのかもしれない・・・。






だけど、ゴミ袋が欲しいと言ったら、紙袋をくれました。どこから持ってきたのかな。

一応ゴミ袋を調達できた私は、本当にトイレ行きたくなっちゃったし、この後又数時間はトイレに行けないので、諦めて青空トイレを決行することに決めた。






そして、何とか何とかの木の家とやらに到着したけれど、もはや話など聞いていなかった。

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一応写真は撮ったけど、

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誰の家でもどうでも良かった。

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何かは知らないけれど、誰かが住んでいたみたいです。どなたであろうと、あの時の私にとっては間違いなくトイレのほうが大事だった。

そしてこの後、この家の木の奥へ一人で進んで行きました。ガイド君からも見えないほど離れたかったので。






もう道になどなっていなかったただのジャングルを真っ直ぐ行ってみたら木が一本倒れていたので、その木の裏をトイレにすることにして、一跨ぎ。

そして、木の陰に隠れて、人生初の青空トイレを終了。






嫌な思い出ね。国立公園で青空トイレなんて。蛇にでも噛まれたら大変だったねと後で言われた。そういえばそうだ。無事で良かった。膀胱炎で救急車でビルムに絡んでレスキューで蛇に噛まれて致命傷では、残りの人生はショックで引きこもりだ。




この公園、結局何があった場所なのか良く分かりません。

むしろ、「あのトラドラがトイレをした場所」という名前の観光地とするのはどうかと思っています。



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-パプアニューギニア一人旅

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