5日目②「レイキャヴィクでレンタカーの決意」

大きくて明るいカフェでした。紅茶を頼んだらクッキーがついてきた。

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明るい電気の下、地図とにらめっこして、一生懸命考える。店員さんに、他にツリーはないかと聞いてみたけれど、「ないと思うよ」との返事。

色々考えて、フランスのシャンゼリゼとまではいかなくても、もしかしてショッピング通りはライトアップされてキレイかなと、期待を込めて行ってみることにしました。

そして、お店を出て、フラフラと中心地を散歩。






途中、結婚式があったらしく、大勢の人に写真を撮ってくれと頼まれ、一時フォトグラファーになりました。

一体誰が新郎で誰が新婦かなと思って、「新郎は?」と聞くと、「僕だよ」とこっちから返事。「じゃあ新婦は?」と聞くと、「僕だよ」とあっちから返事。

どうやら冗談でもなさそうだったので、アイスランドは同性婚が認められた国なんだろうなと解釈した。その後調べたら、2010年に同性婚が法制化されたみたいです。何せ当時の首相が自ら同性婚をしていました。

どうりで。だってね、この二人とそれをとりまく友達の喜び方が半端ではなかったのですよ。それはもう、すっごく嬉しそうだった。「やっと法制化されたので晴れて結婚!」という感じだったのでしょうね。心から嬉しかったのだと思います。

私は、異性婚ではあんなに喜んでるカップルを見たことはありません。このカップルは、愛し合うって素晴らしいと思わせてくれた。「適齢期だから結婚しないと」などという理由で意味もなく結婚するアジアの異性婚とは訳が違った。






さて、いい気分で順調に進む私、もう9時も過ぎてかなり寒いし、クリスマスらしいイルミネーションに会いたかった。






だけど・・・





あれ?

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まだここでも三脚を立てる気にならなかったので手持ちでブレブレだけど、あまりにシンプル過ぎて、かなり拍子抜けしました。






アイスランドって、単純オレンジ電球が好きなのだろうか。そして、飾りつけは、とっても質素なものがいいのだろうか。


豪勢な明るいクリスマスを期待していたけれど、想像とは全く違った。無駄にお金を遣っている国とは何かが違った。私の方も、だんだん見慣れてきて、もうダメなんだろうなと諦め始めた。






だったら、やはりオーロラは諦められない。イルミネーションもツリーも諦められても、オーロラはダメだ。

でも、中心部がこんなに明るくては、私のような素人の目では、しかも近視で乱視だし、オーロラに気が付かないよ。






じゃあどうしよう。






レイキャヴィックでもオーロラツアーに参加してみるか。

いや、もうコリゴリだ。自由がきかない。仮にオーロラが見えないと分かっていても、ずっと拘束されっぱなしだ。だからと言って、あちこちオーロラを探して回ってくれるわけでもない。それなのにずっとバスで待ち、夜中までずっと団体行動。それでもオーロラが見えたらいいけれど、そんな保証はなく、しかも私には明日一晩しか残っていない。






自分が後悔しないやり方で最後の1日を過ごさなくてはいけない。

そしたらもう、答えは一つだ。






写真の通り、レイキャヴィックには全然雪がありませんでした。それなら、明日、最後の晩に懸けて、車を借りて自分でオーロラが見えそうな場所を探してひたすら動き回った方がいい。

泊まっているのは夏と同じホテル。レンタカー会社がすぐ来てくれるのは知っている。

だったら、一泊借りて、一か八か、自分で動いてみよう。どこに行ったらいいか分からないけれど、昼間に遠出できるだけでも十分車を借りる意味がある。






そうしよう。車を借りよう。

何もしないでここにいて、オーロラが見えるわけがない。まずオーロラをバックにしてもいいような場所かどうかを探りに行って、それから夜に又戻って行こう。そこで本当に見えるかどうかは、私の運次第だ。






じゃあ今日はもうホテルへ戻って、ネットで地図を見てどこかいい場所があるかどうか探して、他に行ける場所があるかどうかも調べよう。






というわけで、ホテルに戻ることにしたので、とりあえずスーパーへ。

明日車を借りて一日動くなら、私には絶対に買っておかなきゃいけないお土産があったのだ。






 
その品物の名は、「バター」

そして、たくさんバターを買い込んで、ホテルへ戻りました。






受付に行き、


「明日の朝レンタカーを借りたいの。予約できる?」


と意気込んで頼んでみたら、






「明日の朝言って」






と言われる。その通りだ。明日できることは明日しよう。






そして、シャワーを浴びて、夜な夜なミニパソコンで悩みながら調べる私。

その合間も窓を何度も見たけれど、やはり電灯で明るすぎた。これではオーロラは見えない。せっかく外が見える部屋を借りたけど、電灯は誤算だった。オーロラなんか、見たことないもんな。電気のことなんて、考えもしなかった。

っていうか、これじゃ、雲りかどうかすら見えない。






「もしもオーロラが見えたなら・・・」と思っていました。

私はたまにそういう賭けをします。そして、その「もしも」が当たるように自分で出来るだけのことをしようとするけれど、いつも遅すぎたり、中途半端だったりします。そして、失敗するのです。

だから、最終日は、終始緊張しっぱなしだった。


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-アイスランドレンタカー運転一人旅(オーロラ編)

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